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平成6年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:1994-06-15
平成6年第2回定例会(第3日目) 議事日程・名簿 開催日:1994-06-15

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  1. 石岡市議会 1994-06-15
    平成6年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:1994-06-15


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成6年6月15日(水曜日)                 午前10時3分開議 ◯議長(小泉 彰君) ただいまの出席議員数は16名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により出席した者は、指導室長・武藤君欠席のほか、前回同様であります。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。これより議事日程に入ります。           ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(小泉 彰君) 日程第1、一般質問。  これより前回に引き続き市政一般に関する質問を行います。  23番・小池 清君。              〔23番・小池 清君登壇〕 3 ◯23番(小池 清君) 23番の小池 清でございます。通告に従って質問をいたしたいと思います。  一般質問ですので、本来ですと環境問題全般、まして今、飲料水になっている霞ヶ浦の水の問題も含めて、すべてという言い方はおかしいんですが、道路の側溝一つをとりましても、雨水排水にしても、これまではいかに高いところから低いところへ早く流すかということできたものを、そうでない。やはり自然環境全部を含めて、環境全般をとらえた中で行政を押し進めるということで、当市でも、建設問題から農業問題も含めてすべてといっていいくらい、水の問題を含めたり、それらの環境問題で取り組んでおります。  ですから、今回取り上げましたし尿のくみ取り問題というのは、本当の環境の中の一部分でございますが、極めて生活に密着しておりまして、1日3回、いや、それに限らず、水も飲みますので、生活に直接かかわりのある問題で、6月の定例でございますが、一般質問で取り上げたという次第でもあります。緊急性ももちろんある。  といいますのは、実は、前回の臨時会のときにも、緊急性の問題で取り上げようと思ったんですが、あまりにも臨時議会で提案された以外でございましたので、取り上げませんでしたが、実はし尿のくみ取り問題は、昨年の10月から11月のころから私のところにも大変苦情がありまして、それからまた昨年の暮れにも、件数でいいますと10件未満でしたが、相談がございました。もちろん、3月の段階でもございましたし、今回、5月の下旬から6月に入りまして、入梅期を控えておりまして、特に問題がたくさん出てまいりました。私は、現実の問題として、事実の問題をとらえながら、いかにしたら解決策ありやということでとらえていきたいと思いますので、執行部の誠意ある答弁をお願いしたいと思います。  もちろん、し尿の浄化槽につきましては、そのままに、黄色いまま、ストレートのまま処理場から流しましたので、20年近く前になろうと思いますが、今の柏原のところに一部事務組合で近代的な生し尿の現在の浄化槽が構成された経緯もございます。もちろん、そのときにも、どうしても満杯になりまして処理できなくなったものが、水田の排水路を通り園部川に流れ込み、美野里町のカゴメケチャップ工場ケチャップのかす等の問題を含めて、園部川は大変に汚染をされました。もちろん、その結果として、現在の東大橋の下坪のところにあります、仲郷のところにあります堰、これも当時の経済部長の献身的な努力で、カゴメケチャップ等の交渉をしたり、当石岡でも、土地改良問題等を含めて、水利権の問題を含めながら鋭意努力をして、やはりそれらも絡めて現在の処理場が建設されたという経過がございます。  もちろん、そのときに、それまで、大変これもくみ取り関係で問題になりました料金のばらつき、いわゆる重量制、当然、当時1.8トンのバキュームカーでございますので、目盛りが分かれております。しかし、量的に今の水道料金のメーター制でございませんで、当然、ものがものだけに計り方も大変ばらつきが出ます。そういうふうなものから、いわゆる計り方から現在の定額制、月一遍くむことを条件に1世帯当たり何人、人頭割、幾らということが義務づけられたといっては、もちろん料金等の支払いの段階ですから、義務づけられて、今の業者の許可制がなされております。  そのときも、生まれたばかりの赤ん坊は、今のように完全にまだ合併浄化槽、それ以外の洗濯機等も、各家庭にすべてというわけにはまだ行き渡っておりませんでした部分もございます。大部分は行き渡っておりましたが。おむつをやはり洗濯する場合に、子供はどうしてもトイレに行かないよと、生まれたばかりの赤ん坊も、1人当たり幾らというくみ取りの中に組み込むのは問題もあろうという、いろんな議論をしながら、しかし今の制度が、いわゆる人頭割制度がなされたと、そんな経過もございますので、プラント処理能力の問題から、現在、業者の方々に投入制限がなされ、それが逆に各一般家庭のし尿をくみ取ってもらう家庭の中には、くみ取り拒否くみ取り制限ならいいんですが、くめませんよというような拒否まで出る、この実態。これは、極端な言い方をしますと、先ほどもちょっと触れましたが、水も飲んではいかん、御飯も食べてはいかん、いっぱいになった場合、現実にあふれたものもあります。  前置きが長くなりましたけれども、そんなことから、柏原プラントの問題にも、一部事務組合ではございますが、プラントの問題にも触れると思いますので、これは管理者を兼ねておりますから、市長の方からご答弁を願いたいとまず思います。  苦情等につきましては、具体的に申し上げますと、当石岡市の窓口の方には、どうしてもくんでくれないのなら、恋瀬川にドラム缶で持っていって流してしまいますよ、今、市を挙げて、また国を挙げて、水質浄化問題から水をきれいにしようとやっているのにも、当石岡でも、家庭の中にも、銅のいわゆる目を配りまして、水の浄化をやりましょうとやっているのに、それに取り組んでもおります。それでありながらも、一般家庭の方は、どうしても組んでくれないのなら、もうあふれてしょうがないよと。これは、自分の側溝に、でなければ、恋瀬川に持っていって、ドラム缶で流してきますよと。逆にいうと、駐在員の方からは、市報ももう配らないよという電話も入っていると思います。これは、市長にも言ってくださいよと言ったようですが、市長は忙しくていないから、市長には取り次がないということですが、今、葉書をやりまして、苦情があったら、ちょっとした苦情でも言ってくださいよと、開かれた市長室なんですから、いろんな意見をやってくださいよとやっていながら、実態は全然違う。そういうようなことまでやはり苦情として出てきて、問題にもなっております。
     逆に、1週間前には、厳密にいうと10日前ですか、あふれてしまいまして、一部、やっぱりしみ出した状態になった家庭もございます。それから入梅、さっきも申しましたように、どうしても、臭い等も強くなってきております。梅雨の時期に、これから夏場を控えてどうするんだという苦情が大変ございます。もう少し具体的に申し上げますと、私のところに電話が入っただけでも、既に今月に入っても相当数ございます。もちろん、高浜地区ばかりではございません。関川の一部、もちろん高浜もあります、北根本、中津川の方面から入ってきております。まだまだくみ取りは、当石岡市内でも、大体人数でいいますと現在の下水道の認可区域の中で2万7,000人ぐらいはおりますが、しかし実態は、やはりまだ半分がくみ取りで生活をしているという実態であろうかと思います。どうしてもくみ取りの問題の解決が早急にされないと、えらい問題になるというのではなく、現実になっておりますので、実情を訴えながら話したわけでございます。  一昨日は、実は女の子がおりますので、私の実家は50メーターぐらいだから、小池さん、おやじさんとそこへ行って用を足しているんだが、娘が困ってしまっているので、しょうがないから15分ぐらい歩いて高浜の駅を利用して今用を足しているんだという家庭も、直接電話が入りました。これは、むしろ私に言うよりは、何で市の方の市長室に、窓口に入れないんだと言いました。言ったって、どうせしょうがないでしょうというので、議員さんの方から言ってください、小池さんの方から言ってください、それが実態です。  これは、先ほども言いましたように、あしたからでも変えていただきたい、いわゆる業者のくみ取り拒否、それなりの理由が、後で申し上げますが、出てくるようですけれども、そこでまず今の柏原山のプラント処理能力が144キロリッター処理能力があって、現在、平成5年の段階で166キロリッター入っておるようですけれども、しかし問題は、生し尿だけではなくて、今、一番問題になってくるのは、大口の浄化槽の汚泥、それから単独浄化槽、家庭の合併浄化槽、これらの汚泥、これが生し尿と一緒に混入されてしまう。あそこの施設は生し尿の施設でございます。昨年も、ですから秋にバクテリア関係で問題になったというのは、やはり生し尿処理になっているところに、浄化槽の汚泥が大量に結局混入されてしまった関係から処理がおかしくなったわけです。これははっきりしておるわけです。  ですから、問題は、浄化槽汚泥は完全に分離できるわけですから、浄化槽の汚泥の処理施設、これを今の段階でも、投入口を分けて、すぐかかっていけば処理でき得る問題だと私は思います。しかし、現実には、バッキ能力を上げればいいんだと、電気の改造をやるようですが、これはバッキをしたって、合併浄化槽ないしは単独浄化槽、それから大口の需要から出てくるものの汚泥というのは、既にバッキをされまして沈澱槽に沈澱されているものです。そこにまた水を出してかき回したって、私は、ある程度の処理能力は上がると思うんですが、素人の考えですけれども、やはりそこに少し問題があるのではないかというふうにも思います。  まずこれらの問題を半年以上放置してきたということは、一つのまた原因でもあろうと思います。そういうようなものから、現在の処理能力の関係、いわゆる10トン以上の大口の、もちろんこれは生し尿ではございません、浄化槽の汚泥ですが、これは申請があれば無制限に処理施設の中に投入してしまうという現実があるようです。これは、今後、改善を、現場の担当の方々があそこで何十年も、もう既にあそこができてから、当時、中島助役ともどもに、完全にあそこで処理するノウハウを持って、今の施設でも、生し尿だけならば完全に処理できる能力があるわけです。現実に昨年の夏のころまではできていたわけですから、それができないまま、いわゆる問題点がはっきりしているにもかかわらず放置していた。これがありますので、まず処理能力の問題と今後の対策を含めながら、今、工事に入るように聞いておりますが、私は現場で聞いてみましても、完全に処理能力のアップにはつながってこない、若干はあろうと思うんですが、やはり今の問題を直接解決することにはならないのではないかというふうに考えますので、その1点、まずお聞きしたいと思います。  それと、この緊急事態に、市は、60年前後だと思うんですが、当時、処理能力147キロリッターの能力の中で余分がありましたので、圏域外、新治村の生し尿が持ち込まれて、今でもおると思うんですが、そのときの契約内容、多分、圏域内で処理できなくなったときには、処理してあげませんという条項は入っていると思います。自分のところのものが、石岡の市民が負担金を払い、あそこをつくるときに、出し山地区の皆さん方がそうであったように、臭い藻で必ず公害、悪臭の段階では、ある程度施設ができれば、迷惑施設ですから必ず出てくる。それを何で石岡だけが被るんだ。出島も、もちろん八郷も千代田も、それ以外のところもありますけれども、それを何で石岡の園部川へ流すところで引き受けるんだ。少なくも、恋瀬川系、園部川系、これらを含めて高浜入に流れ込む各河川のところに入るわけですが、特に園部川に処理水は流すわけですけれども、美野里町を含めてのはわかるけれども、なぜというふうな問題も当時議論にありました。ですから、私は、出島村等についても、霞ヶ浦の汚染ということになりますと問題があろうと思うんですけれども、やはり新治村は、天の川でもほんの一部分でありまして、まるっきりの圏域外です。いわゆる一部事務組合にも入っていない。しかし、そのときの政治状況の中で、いろいろと近隣の処理施設の中で、やはり石岡が処理施設の中で若干の余裕がある。だから引き受けましょうということではなかろうかというふうに解釈するんですが、私は一部事務組合の議員でもございませんので、詳しくはわかりません。しかし、多分そういうふうな条項に基づいて契約があると思います。ですので、新治村が今入っておるようですけれども、石岡市は緊急事態の発生で一般家庭の方がくんでもらえない状況があるにもかかわらず、それがまだ入っているとするならば、そこにも問題があります。そういう意味で、新治村との契約の内容について、詳しくお知らせを願いたいと思います。  それから先ほどもちょっと触れましたけれども、現在、石岡市内の大口といわれる、一応10キロリッターが基準だと思うんですけれども、大口といわれる施設、これが年間にどれぐらい処理場の中に持ち込まれるのか、施設がどこであるのか、回数の問題、これをお知らせ願いたいと思います。  それからまた、管内の委託業者さんの中に、今、いっぱいですから、暫定的に持ち込めない分について、もちろん農地還元とはいかないまでも、農地還元という形の中で、処理するか、できないかは別にいたしましても、委託業者さんがある程度の用地の確保ができて、面積があって、また資金的な問題で余裕のある方で、10トン以上の貯留槽、これを保有している数、これは現実にいうと、貯留槽というのは、いわゆる大口、また小口といいましても、一般家庭の汚泥であるところの合併浄化槽単独浄化槽、それらの浄化槽の汚泥を一たん蓄える、投入がどうしても間に合わない場合には、蓄えているというふうなものから、確保している数、これらはどのようになっておるのか、これもひとつ。  これは、先ほども触れましたように、一部事務組合関係でございますけれども、しかし現実の問題として、今回の問題は施設の投入制限、どうしても委託業者の方々が圏内から持ち込むものを全部引きますと、やっぱり200キロリッター以上のものが入ってしまう、処理しきれないというふうな問題、しかし処理しきれないという問題も、先ほど言いましたように、やはり処理するサイドにも、また持ち込んでくるサイドにも、私は問題があると思うんですが、やはりその辺もありますので、これらについてまたお答えをいただきたいと思います。  それからまた、今後とも早急に処理ができ得ないとするならば、今、委託業者の中で1台で2回しか投入を認めないというふうなことをやっておるようですけれども、1台で2回という投入制限は、基準で車の一番大きい、3.6トンですか、今は大変大きくなってきておりまして、3.6トン、最小のバキュームカーの場合には、スタート時点ですと1.8キロリッターであったものが、今は2.6か2.7、それから3.6とあると思うんですが、どれを基準にいっているのか。大きいものも2回なのか、小さいものも2回、そういう制限関係ですが、これはどうなっておるのか。この辺についても、管理者からご答弁を願いたいと思います。  次に、県道のつけかえの問題でありますが、これは先だっての予算委員会でちょっと触れておきましたけれども、どうしても、6号バイパスの2,500分の1の地図が示された段階で、とりつけ道路の関係がありますので、その時点にならないとはっきりできないということのようでありますけれども、これは、もう既に20年前の鬼澤市政の中で用地買収までしたものが、当時の政治状況、地権者の方々は全部協力をして、結構でございますと用地は売ったわけでございます。普通は、回りがどんなにやってくれといっても、地権者が反対してできないというのが普通なんですが、ここは逆で、地権者の方は、土地利用を考えたり、結構でございましょうというんで十数人の方が売却をし、用地が確保されておる。にもかかわらず、そのときのいろんな状況によって、反対等の問題もあったんですが、いわゆる休止になってしまったという経過もございます。完全にこれは中止しようとしたんですが、県は、どうしてもだめならば、県道をつくるといって用地買収した部分については、市の責任で、市がだめなんだから、その土地を県の監査委員から、ここでも私は質問したことがありますが、県の監査委員からは、道路をつくりますといって用地買収したもので道路をつくらないと、これはペテンじゃないか。つくらないのならつくらないではっきりしなさいということで、やはり当時の市長が、市の開発公社がその用地を払い下げるという答弁をしたこともございます。私は、これはとんでもないことですよということで、まだその土地は県が保有しておりますが、それを基本に、市長は、県道紅葉線、田伏線、これを復活、いわゆる県道をやるということを今度の区画整理に絡めて浮上させたわけでございますが、しかしこれは具体的に一つも進んでおりません。  しかし、愛郷橋のかけかえに伴って、仮橋等の問題についても、ある一定のスケジュールができ上がったようでございますので、これもはっきりといつの時点に、この前は、今年の8月末に6号バイパスの問題がある程度のめどがついた段階、といいますのは、2,500分の1の地図が市に流れた段階で、これをはっきりとさせますということなんですけれども、その辺について間違いがないかどうか。  それがはっきりいたしましても、紅葉線の問題に触れますと、今の裏6線の延長関係が玉里村にまで、いわゆる355のつけかえではできない、県道のつけかえもできない、ですので、これは裏6線の延長とも絡めた中で、いわゆる今度の6号国道のバイパス、これは一部玉里村を通る、ですから6号バイパスの玉里村を通ってくる関連道路として、裏6線の今の石岡自動車学校の間から下坪のところまでを通す、玉里村を通す、この線を浮上させておるわけです。  そのように、今回の紅葉線の問題と県道のつけかえ問題も浮上させるとするならば、そういう方法ではなくて、玉里村にまで波及をするわけですから、今既にその下準備、下準備といいますのは、動き出すまでに相当もう詰まらなくてはいけない、それが今市のサイドでどのように詰めておるか。昔から、すべてそうでございますが、段取八分といいまして、すべて執行部サイドで段取りができ上がる、皆さんといろんな議論の積み上げをしながら、民主的な方法で積み上げをして、発表になったときには、やはりほぼでき上がってくるというのは、これが民主主義の基本でもあるし、また日本的に昔からいう段取八分、それが段取りということでございます。その辺ができておるのかどうか、その辺の問題を含めて、紅葉線、田伏線の関係がどうかということをひとつお尋ねしておきます。  それに、これも関連をしますので、いつの時点でも、やはり昨日もちょっと出たようでございますけれども、一連の議会のうちで必ずといっていいほど出ている問題が、平和橋をかけ上がって、6号のバイパスの関連でもってあれを上げましても、立家近辺でどのようにつなげていくかというような問題もあるようでございます。その辺が具体的に、既に3年か4年前から石岡市独自に、6号バイパスの想定される中での石岡市独自のとりつけ道路の関係等について、やはりたたき上げてくださいというのは、今の建設の担当の課長さんの何代も前の課長さんからの続きになっておると思いますので、もちろん関連がありますから、平和橋から上がる線についても、実は、市長就任になって現地に市長は折衝に行ったようですけれども、それで立ち消えになりまして、その後、現実に話し合いを持ったとか、具体的にどのように、反対の方、賛成の方を含めて、平和橋から上げていく手法として、例えば、市長は朝から晩まで役所にいなくても結構なんですから、夜の夜中でもいいんですから、直接、担当部課長といろんな意味での話し合い等について積み上げを、先ほど言いました段取りですけれども、これをやっておるのかどうか。有名なかつての総理大臣の福田赳夫さんは、アヒルの水かきという言葉を使ったんですが、私は、大変に執行部というのは、そういうふうな意味では、普段は静かに見えても、いろんなものを想定し、一つのものを成していくのには、水かきが大事であると思います。そういうふうな面で、平和橋から上がる線についても、これも6号バイパス関連道路という意味合いを含めて、何か進展しておるか、進展はなくても、このように具体的にやっておりますということが出ないと、抽象的なことで、選挙演説のアピール文ではありませんから、抽象論では、私は、一般質問ですから、ある意味では、全体的に触るということでは抽象論の答弁で返ってくるかもしれませんけれども、そうでなくて、もっと誠意ある、本当に石岡市民を思い、地域を思い、これからここを、道路行政なら道路行政、どうするんだということになりますと、私は真剣な答弁が必要であろうと思います。  言葉では出ましても、どうもその辺の跳ね返りが私にも見えてきませんし、きのうも同僚の塚原議員の方からも、道路問題で細部について、本来ですと委員会質問、ないしは陳情、請願等で済む問題なんですが、それでは何遍やっていても飽き足らなくて、この場で一般質問の確認という意味で議事録に残しておいて、それでもって、変な話ですが、選挙運動になった場合には、嘘、本当、今の子供たちでいうとピンポンとブーブーになりますけれども、こう言ったのにやらない、私どもはやっているんだ、今後ともやらせたいというふうなものを含めて、来年、既に地方統一選挙になってきますので、そんな意味を含めてきのうも質問もあったかと思います。私も、ある意味では、そういうふうなものも一部分あるというふうに思っております。  あまりにも、ここのところ、私もちょっと体調を崩しました関係もありましたですが、歩いてみますと、事実とそうでない部分とのギャップがたくさんあるように見えます。先ほどもちょっと触れましたように、し尿処理問題、くんでもらえない問題が、担当のこちらの柏原に言ってもどうにもしょうがないからお願いしているんだ。1階に来ましても、4階の方でもお願い、1階に来ましても、困った。責任のなすり合い的部分がある。現実に、では、本当にどういう解決をするんだということになると、どうも一つも見えてこないんです。ですから、それは市民サイドに伝っている苦情というのは、全部我々のところに来る。議員は何やっているんだと来るんですね。小池さん、何やっているんですかと、冗談ではない。私は、その前にも、担当には、いろんな意味で、個人的には言っています。議会というのは4回しかありません。一般質問がありましても、なかなか一般質問で、細部については、あんまりやりますと、これは一日やっていたって、はっきりいってこの問題だけだってやはり相当ありますから、主観も交えながら質問をしていきますということになりますと出てしまいます。ですので、私はそんな意味からなかなか触れませんけれども、今、そういうふうな意味ではギャップが出ていますので、まず誠意のあるご答弁をひとつお願いしたいと思います。  大変に平和橋の話からまた横道に行きましたけれども、ご了承願いたいと思います。  それに、その他ということで、その他というのは極めて失礼な話ですが、担当の方には、後で申し上げましたように、私の前に質問されている方の質問要旨を見ましたら、谷向のゴーカート場問題が入っておりましたので、何か新しいものがあったらと思って入れたんですが、これは建設委員会所管で前に反対の陳情が出されて採択、今回もまた出ておりますので、何か新しいことがあったら触れるという意味で入れておきましたので、ゴーカート場問題は出ておりますので、これは避けたいと思います。  ただ、これも1点、昨年の春から夏にかけてなんですが、石岡市との接点、道路を挟んでの境界線でございますが、出島村の接点で、新治広域の焼却場の焼却残砂、この捨場が隣の出島村にある。しかし、当然、ご案内のように、石岡と3市町村でやっておりました霞台厚生施設組合と同じように、これもひどい真っ黒の煙を筑波山の向こうからずっとたなびかけておった、有名な霞ヶ浦近辺で霞台、筑波山の山際の方で新治広域ということで、これも一応新しい施設になって、それは当然、黒い煙が出ているということは、生に近い状態、完全に焼却しない。ですから、焼却残砂といいましても、相当焼却できなくて腐敗するものが混入されたものがあそこへ捨てられて、石岡市内に相当ひどい、地下水汚染にまでなるのではないかということで、土壌にまで、石岡市内にも、畑地に流れ込んだり、染み込んでおったわけでございます。石岡の公害担当の方でも、水質等については調査をしたと思います。  しかし、それ以来、今は完全にそれは完全に埋められまして、完全に影も形もないようにされておりますが、しかしそこに今度は産業廃棄物の焼却場、この建設の話が持ち上がりまして、私はやはり近くに行っていろんな話を聞いた段階で、どうも近隣の三村の区長さん方が賛成の判こを押してしまったようだというふうな話を聞きましたので、地域の皆さん方がそうであるならば、やむを得ないというふうに思っておったんですが、しかし実態は、実は数日前に講演をしまして、話をちょっと聞きましたら、とんでもない、反対だと、絶対反対ということで県にまで、署名をいただいて産業廃棄物焼却場の建設反対、何を燃され、どのようなものを置かれるかもわからないので、もちろん、三村地区の場合、簡易水道の地下水に頼っておる現状もございます。もちろん農振地域でもあるし、今でも、焼却残砂だけでも問題があったのに、今度、その問題が上がってきておるというふうなことが出ておりますので、この問題について、当然、反対の陳情が市長の方にも出たかどうか、その辺はわかりませんが、経過について、出ているとすれば、市長の取り組み方、道路を挟んで隣ですから、私の地域でいいますと、少し離れて道路を挟んで隣、隣接地でございますので、その辺の問題について市長はどういうふうに考えておるのか。  というのは、どうも市長の判断というのは、私は、逆にいうと、これまで、市長就任以来見てきて、大変優柔不断な場合がございます。その顕著な例が谷向のゴーカート場の問題であるわけです。それから個人的に確認は取りませんけれども、あなたが市長として自分の任意の集会等で話すこと、これがやはり本会議の段階と違う形のもの、すりかえ論が出る場合もあります。そういうふうな意味で、私も、きょうもここに質問で立っておるわけですが、確認をとる意味で質問をしておるわけですが、もちろんこれは市長就任以来、あなたの公約の問題にも触れますが、やはり山本市政と際立って違う、そして卵の問題を意識しながら、私は解決する、石岡を返せといって市長になって、子供の城の問題を含めたり、福祉問題を含めたり、あなたの政策は本当にばら色でありますし、私もすばらしいと思います。しかし、就任以来、全部それはどこかに捨てて、捨てたという言い方はしておりません、私から見ますと、昔の下世話な言葉で手腕六方とあるんですが、60%でどうかなと、70%から80%になればいいんですが、半分ではだめなんですが、あなたは、政策は少なくも10%ぐらいを残してあとは結局どこかへ押し去ってしまって、今はすべて市の総合計画に基づいて、これは私どもも参画いたしましたが、そこでつくられた石岡市総合計画、それに基づいて全部やるんだと、選挙公約、いわゆる政治生命とでもいいますか、それはどこかに置いておいて、具体的に押し進めるには、財政上の問題から、すべて総合計画に基づいてという、いわゆる借物ですね、悪く言うと、カッコウではありませんけれども、自分で格好よく鳴いていて、自分の卵はひとに押しつけて育てさせてしまう、これがかえったら、ヨシキリならヨシキリの子供を追い出してしまう、下世話にいうと、そういうふうにすら見えるときもあるんです。  ですから、私は、そういうふうな意味で、今回の三村の隣接地にあります、出島村の問題ですけれども、あなたの考え方をきちんとしていただくためにも、ここであえて、公の場で、心腹がないように、いや、実はあのときと考え方が変わったとかどうとかならないように、お伺いをするわけでございます。  産廃で、今、担当が把握している段階と、市長の認識等についてお尋ねをいたしたいと思います。  以上で第1回を終わります。 4 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 5 ◯市長(木村芳城君) 小池議員の質問にお答えをする前に、大変、し尿処理の問題につきましては、皆様のところにもお電話等々があり、いろいろとご迷惑をおかけしておりますことに対しまして深くおわびをしながら、対応策をしているところであります。その点を含めましてご答弁をさせていただきます。  し尿処理の柏山プラントに搬入につきましてからご説明を申し上げるわけでありますが、平成5年の12月以来、許可車両1台につき2回搬入を実施してまいったわけであります。このものでいきますと、1日の投入量は、ご指摘のように約220キロと、こういうふうなものになるわけでございます。その後、5月の18日に、1日投入をストップしたわけでございます。その後、1週間を6日間としてご協力をいただいているわけでございます。それは、2日間は1台で2回、ほかの4日間は1台につき1回の投入にしていただきたいと、こういう制限をせざるを得なかったわけでございます。当初申し上げましたように、1日2回の場合の投入量でございますが、これでやりますと250キロ前後が投入になっているわけでございます。1日1回の場合には約140キロ前後の投入量になるわけでございます。そういうようなことで制限をしてまいったのが事実でございます。  その後、一向にその問題が解決できない、こういうようなことで、各事務担当を集めて、処理の仕方、対策についていろいろとまいったわけでございますが、各地域でご協力をいただこうといたしましても、どうしても業者さんのモラルの問題だとか、くみ上げてもらう受益者のモラルの問題だとか、そういうようなことだけで話を進めてまいってきているのも事実であります。そういうようなものがあってはならないわけでありますけれども、指導の体制を強化して今後はまいりたいと、こういうようなことで、過日、6月の7日になりますが、臨時議会の中で、全協を開いた中で、私の方から正副管理者会議の決定事項といいますか、申し合わせ事項といいますか、そういうようなものをご報告して、対応してまいりたいと、こういうようなことで、今、その準備とご理解をいただくように進めているところであります。  それは、一つには、脱水汚泥し尿の処理であります。  ご存じのように、ただいまの質問等にもありましたように、汚泥を肥料に還元していくと、こういうようなことで出発した施設であります。そういうようなもので、余剰汚泥は従来より増大しております。そういうようなことで、どうしても農家の方の引き受けていただく利用者が減少しております。そういうようなものでございますから、それもお願いをしながら、一方では、脱水汚泥の一部を民間業者に委託して処分する、こういうようなこともしなければならない。  2点目といたしましては、先ほどのご指摘のように、電気設備の改良工事に入りたい。これは、し尿の搬入量オーバーと一緒に高濃度の浄化槽の汚泥に対応するためのバッキ、泡が出て、盛り上げる力を得て攪拌するというようなことをしているわけであります。その能力をアップして、幾らかでも浄化をしたいと。そういうようなことで、電気の設備の容量をアップしていくための処理を発注していきたい。これは約2カ月かかるということでありますが、早急に発注をするようにと、こういうことで指示したところであります。  それから、これは関係市町村の浄化槽の設置者の調査を早急にしていただきたい。そして、浄化槽の設置者の台帳を作成して、浄化槽の適正な清掃、くみ取りを指導していきたいと、こういうようなことであります。  4点目には、正副管理者、そして組合議会、くみ取りの収集委託業者の合同会議を今月の20日の日に開催をいたしまして、生し尿優先のくみ取りをしていきたいので、その点をお願いしたい。合併浄化槽の適正な清掃のくみ取りをお願いしたい、こういう点をこの会議の大きな主題として求めているところであります。  5点目といたしましては、湖北環境衛生組合の広報活動に努めてまいりたい。ただいま申し上げましたような関連をお願いすると同時に、合併浄化槽の清掃のとらえ方等々を各市町村全域にわたってPRに努めていきたい、そういうようなことで広報車も出しながら今努めているところであります。  こういうようなことをして、何とかご理解をいただきながら、今後の対応に当たって進めてまいりたいというふうに考えております。当初申しましたように、大変ご迷惑をおかけしておりますが、故障したり、もう全然使えなくなっては大変なことになりますので、一生懸命にこの面については努力しながら、ご協力をいただくように、皆様方と一緒にお願いをしたいところでございます。  新治村の取り扱いでございますが、ご指摘のように、平成4年度までは1日2台受けておりました。1台は3.6キロの車で2台と、こういうようなことでございました。その後、それは資料等々を見て、前々から新治村さんはもう本当にあふれてしまう、どこに持っていっても、行くところがないのでというようなことで、一度は土浦さんの方はどうなんですかとか、ほかの地域はどうなんですかと、そういうようなこともお話をしたわけでありますが、どこも入れてもらえないんだと、そういうようなことをたびたび言われておりましたので、議員各位の皆様方にもご理解をいただきながら、そのようなことで資料等を参考にしてそういう契約をしたわけであります。その後、ただいま申し上げましたようなことの対応の中で進めてまいっているわけでありますが、平成6年度は1日3台であったわけでありますが、4月から2台の受け入れを行ったわけでございますが、ただいま申し上げました経過の中から、6月の6日からは1回1台の受け入れであるわけでございます。他の2台につきましては、聞きますところによると、土浦の方で急遽認めていただいておるというようなお話も聞いているところであります。新治村の地域の住民におかれましても、この点は、ここにおかれても不安であるというふうなことは、同じだというふうに私なりにも考えていたものですから、このような状態でありますが、契約の中においては、受託量は、増減、または全量の投入停止をすることができると、こういうようなこともうたいながら契約書を結んだ次第でございます。  次に、県道のつけかえ、田伏、紅葉線等のその後の経過でございますが、ご指摘のように、石岡・田伏線、紅葉・石岡線のつけかえにつきましては、6号バイパスのアクセス道路として位置づけをするとともに、高浜台土地区画整理事業とも密接な関係があります。また、紅葉・石岡線につきましては、玉里村とも関係のある道路であります。そのようなことから、二つの道の県道につきましては、玉里村と協議を進めながら、県土木部道路建設課及び土浦土木事務所とルートについて協議をしているところであります。  石岡市における都市計画道路としての決定の条件に、県事業として整備を進めるよう県と協議をしております。  また、高浜台より白菊までの道路の整備につきましては、現在、県において愛郷橋より白菊までの幅員12メートルで道路拡幅を進めておりますので、あわせて県の事業にて整備をされるよう県と協議をしているところであります。  それからさきのし尿処理の問題で、市内に関する等々の問題につきましては、担当者の方から答弁をさせます。  その他の中で産業廃棄物の中間焼却施設設置についてというようなご指摘でございますが、現在、出島村穴倉地内に計画されております株式会社霞ヶ浦熱研による産業廃棄物中間処理焼却施設につきましては、事業計画概要書が県、出島村、そして石岡市に提出されております。石岡市といたしましても、計画地が隣接しており、各種の環境対策を考慮して、業者に対する指導を含めて慎重に取り扱ってまいりたいと思います。  なお、この件につきましては、産業廃棄物処理に関する許認可事項は県になっておるわけであります。産業廃棄物処理施設の設置の許可については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、また茨城県廃棄物処理要項、廃棄物処理施設の設置等にかかわる事前審査要領により各種の手続が進められているところであります。  当市におきましても、ご指摘のように6月の9日に三村地区より反対陳情が提出されておりますので、出島村、県の動向を見極めながら対処をしてまいりたいと思います。先ほど申し上げましたように、慎重に取り扱ってまいります。  私の方から答弁をいたしましたが、そのほかにつきましては、担当部長の方から答弁をさせます。 6 ◯議長(小泉 彰君) 参事・村田君。              〔参事環境保全担当・村田清次君登壇〕 7 ◯参事環境保全担当(村田清次君) 何点かのご質問にご答弁申し上げたいと思います。  まずし尿関係でございますけれども、ご質問のうち大口浄化槽関係のことでございますが、現在、大口浄化槽につきましては、搬入の場合、受け入れ施設側へは、事前予約制によって搬入しているわけでございます。そういう中で、どのぐらいの量か、あるいは回数はということでございますが、一応、私どもの方で把握している数字を申し上げますと、10トン以上の浄化槽につきましては、届け出によりますと436基、今までに設置されているということでございます。それからこれらに伴います清掃等の回数は、浄化槽法の中では毎年1回ということになっております。  次に、委託業者は、現在、石岡市で3社に収集運搬等の委託、もしくは許可ということで、許可を与えておりますけれども、その業者の保有する貯留槽の件でございますが、10トン以上の貯留槽はというご趣旨のご質問だったかと思いますが、私どもで承知している中では、9トン程度のものが1基、1社で保有されているということでございます。  なお、もう1社につきましても、それらしいお話がもたらされてはおりますが、まだ具体的には、何ら資料等の提供はございません。  次に、現在、1車両当たり1日に1回、もしくは2回という受け入れ制限の件でございますけれども、私どもは、一つの人口密度等を参考にして、台数等、もし制限を続けるのであれば、そういうことの取り扱いはしていただけないだろうかというようなことで、施設側とも協議等をしているところでございます。そういう要望を伝えているところでございます。  次に、三村に隣接いたします出島地内の産業廃棄物の処理施設関係についてのご質問でございますけれども、担当の方で承知している範囲でということでございますので、その範囲でご答弁申し上げたいと存じます。  この施設の設置につきましては、昨年の10月22日に、廃棄物処理施設の設置にかかわる事業計画概要書なるものが石岡市に提出をされました。同日、出島村にも提出されたようでございます。その内容によりますと、中間処理施設ということでございますので、その施設での作業は、焼却及び破砕ということでございます。処理能力は1日20トンということでございました。敷地面積が約8,000平方メートルということでございます。取扱品目といたしましては、ガラス、陶磁器、金属、あるいは廃プラスチック類といったもののようでございます。事業施工者につきましては、先ほど市長がご答弁申し上げた内容のものでございます。そのところまでは、私どもの方で承知しております。 8 ◯議長(小泉 彰君) 参事・飯田君。              〔参事特別道路対策担当兼用地担当・飯田健三君登壇〕 9 ◯参事特別道路対策担当兼用地担当(飯田健三君) お答えいたします。  まず6号バイパス関連につきましてのご質問でございますが、1点目といたしまして、ことしの8月には2,500分の1の図面の公表があるのかというご質問でございましたが、実は、ことしの2月の24日に期成同盟会で常陸工事事務所に陳情した折に、所長の方から、地元説明会については、平成6年の盆前には地元説明会を行えるよう努力しているというような回答がございました。地元説明会に2,500分の1の図面で説明をするというようなこと、それから都市計画決定については、平成8年の国の概算要求の前までには、都市計画を決定していきたいというような返事がございました。  それからことしのつい先日でございますが、6月3日の日に、期成同盟会の総会に常陸工事事務所の所長をお招きしまして、あいさつの中で、6号バイパスは優先順位の非常に高い事業だというようなことで、平成7年の7月には都市計画を決定していくべく努力しているというようなあいさつがありました。  その後、我々、常陸工事事務所の担当課長に、今までの経過から、常陸工事事務所からいろいろと説明を受けた中で、それが非常に日程的にずれ込んできているのが実情でございます。今後、そのようなことがないのかというような尋ねをしたことがございます。その折りに担当課長の方から、地元説明会の盆前というのは、いろいろと頑張ってはいるんだが、ずれ込む可能性があるというような返事がございまして、ちょっとがっかりしたというようなことが正直ございました。はっきりいつに説明会、いつに都市計画決定というのは、まだ明示はされておりますが、常陸工事事務所は常陸工事事務所なりに一生懸命やってくれているものと、このように思っております。  それから市長の方から紅葉線のことについてご答弁を申し上げましたが、私の方から補足してご説明申し上げます。  6号バイパスにアクセスさせる田伏、紅葉線と申しますか、この問題でございますが、ルートについて、今、石岡、玉里、県と三者においてルートの協議を行っているところでございます。既にご承知のように、この道路は都市計画道路として整備していくわけでございますが、6号バイパスを都市計画決定する際に、このルートも同時に都市計画決定していく予定でございます。ルートについては、6号バイパス等は、中津川の5万分の1の図面では、まだ定かではございませんが、立家近辺のところで6号バイパスと接続するというようなことが予想されるわけでございますが、田伏線を高浜に向かいまして、城南中学校の南側を通り、常磐線を渡りまして、高浜台の区画整理予定地を通過する部分につきましては、大体ルートと申しますか、案は高まりつつあるわけでございますが、その先の問題でございますが、玉里側を高崎付近で紅葉線に接続させるのか、あるいは玉里村の役場付近で接続させる方がいいのか、これらについて、今、玉里、石岡、県というような中で協議をしているところでございます。  いずれにいたしましても、6号バイパスの都市計画決定に合わせて、このルートも都市計画決定していくというようなことで考えておるわけでございます。  それから愛郷橋かけかえに伴います問題が提起されましたが、この概要を申し上げますと、事業年度は平成4年から平成8年の5年間、事業主体は県でございます、5年間で行うというようなことが示されております。測量は平成4年に完了しているというようなことを県の方から報告を受けております。平成5年、昨年とことしで物件調査を行うと。用地買収も、昨年と今年度で用地買収を行っていって、本工事につきましては、とりつけ道路を平成7年度、それから橋梁の工事を平成8年度に行っていきたいというふうなことが土浦土木事務所の方から報告を受けております。  本橋の幅員でございますが、本橋全幅で9メートル20センチ、その中で車道、車の走れる部分は8メートル、それからそれに上流側へ歩道を抱き合わせると、歩道の全幅は3メートル30で、歩道の有効幅員は2メートル50センチだというようなことでございます。それからその前に仮橋を設けなければならないわけでございますが、仮橋の幅員は8メートル、現在の橋梁の下流側へ設置するというようなことでございます。  愛郷橋のかけかえに伴い、今回の整備する延長と申しますか、428メートル、橋梁の長さが146メートル、それから橋梁の高浜側と申しますか、それが116メートル、三村側が166メートルを整備すると。  用地買収につきましては、平成5年度の予算の中で、地権者は7人いるわけでございますが、そのうち1名の方につきましては、用地買収が済んでおります。7名のうち5軒の方は家屋がかかります。それから現在、物件調査というようなことで家屋調査を行っているわけで、相手から了解を得た部分については、家屋調査は完了しているわけでございますが、1軒の方につきましては、代替地の手当てがついた中で家屋調査に応じるというようなことから、1軒の方については、まだ家屋調査ができておりません。  それから飯岡線の問題でございますが、長い年月、手がつけられないでいるわけでございます。県土木事務所の方とも連携を取り合っているわけでございますが、地権者の説得については、全面的に市に当たってほしいんだと、了解がとれれば、いつでも県としては調査費を計上する用意があるというようなことで、一通りというと言葉に語弊があるかもしれませんが、強く反対されている皆さんのところの意向と申しますか、ここにおじゃましていろいろと話を承ってはきているわけでございますが、現状の中では、6号バイパスの位置が具体的な形で表示されないと協議に応じられないというような態度でございまして、その後、何とかもう一度と申しますか、おじゃましまして、近いうちに6号バイパスも発表になることだし、いろいろとご意見を聞かせてほしいというような話に対しても、前回言ったように、6号バイパスの位置がはっきりした中で協議に応じると申しますか、話し合いに応ずるというような態度で、現在のところ、飯岡線の整備については、なかなか難しいというような状況にございます。  以上でございます。 10 ◯議長(小泉 彰君) 暫時休憩いたします。                 午前11時21分休憩           ───────────────────────                 午前11時37分再開 11 ◯議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  23番・小池 清君。 12 ◯23番(小池 清君) 第2回目の質問をいたします。  朝から大変臭い話で、し尿処理の問題で申しわけないと思うんですが、生活している方々には切実な問題ですので、やはりご勘弁をいただきたいと思います。  実は、ちょっと市長には意地が悪くなるかもしれないかと思ったんですが、私は、かつて市長は、議員のときに、ここに拍子木を持ち込んで、かちゃんと拍子木をたたいて、百聞は一見にしかずと、こうだとやったことがありますね。私、きょう、実はバケツに持ってこようかと思ったんですよ。持ってくると、議長に、何をやっているんですかとやられそうなんで持ってきませんでしたが、現実に、第1回目で申し上げましたように、大変に困っております。  対応策で今いろいろと出たんですが、その中で、私は、どうしても、ですからこれは断ってほしい。というのは、話をしたら、半分でも土浦の方でお世話になったということで、新治村は向こうに行ったという経過があります。もちろん、私は、ですから契約内容を見せてほしいと言ったんですが、やはり処理能力に余分があったから、当時、霞ヶ浦問題等を含めて、土浦の方がいっぱいになっていた関係とか、新治村の都合でどうしても生し尿関係がこうなるということで、たまたま石岡の広域の湖北環境衛生組合の方で処理能力に余裕があるということでお引き受けした。これは、条項まで私は見ておりませんけれども、多分、皆さんがやはり出資しあって出した一部事務組合の中で、処理能力が余っていた、これがいっぱいになれば、お断りすると、いつでも自分たちで考えますと。だって、何年になりますか、昭和60年からでしょうね。その間に、やはり地方自治の本旨からいったって、自分のものは自分で治めるんですから、新治村さんも何かの事情でこちらに余剰能力があったからお世話になったので、その間に自分のところで処理すればいいわけなんですね。  今、石岡が、実際に、そこに生活している方々がくみ取り拒否までされて、自分のトイレが使えないで、通勤途上で公衆トイレを使っている現実があるんですよ。それがあって、委託業者の方に問題をすりかえたり、もっともっと前向きにやはりとらえてほしい、真剣に考えてほしい。  そういうふうな意味で、市長、先ほど、実は持ってきますかというのは、これをどうするんですかと、持ってきた方が話は早いからと思ったので、今、第2回目の質問の冒頭に申し上げたわけなんです。  ですから、プラント処理能力の問題でそれをどうすればいいかという問題も一つです。しかし、これは、例えば先ほどの説明の中で、バッキを上げるのに電気を使うというんですが、しかしバッキの仕方というのは、先ほども言いましたように、あそこの施設というのは生し尿を処理する施設ですから、今は、ですから問題になりますのは、霞ヶ浦の水質浄化の中でも、今年度、とてもじゃないけれども、目標値の達成はもうとにかく困難だと、また汚濁が7.4ミリということで、92年度、上がってきているんですね。その原因は何かというと、し尿処理の段階で単独浄化槽と合併処理が増加傾向にある。合併浄化槽は水質汚濁に直接ではないんですが、単独浄化槽がえらい水質の汚濁につながっているということはもうはっきりしているんですね。再び霞ヶ浦のプランクトンがふえてしまって、やはり上がってきてしまっているんですね。ここでも問題になるように、単独浄化槽に問題ありなんですよ。  ですので、浄化槽は、バッキをして、先ほど言いましたように、生し尿をある程度分離できる状態にした汚泥、これをここの処理場は一緒に入れてしまうから、この前のように問題も出てしまうわけなんです。これははっきりしているんですね、原因が。これを分離すればいいんですよ。  しかし、今度、バッキ能力を上げるために電気をやるといったって、これは、私は、はっきりいってそんなに効果は上がらないと、素人ですけれども、私は思います。というのは、担当の方、専門の近い人にちょっと聞いても、これはあんまり効果ないですねと言うんですね。私もいろいろと考えて、素人なりに考えてみたら、なるほど、し尿のやつを攪拌して、まだ消化されていないものとか、いろんなものを分離して、攪拌を早くして、だめなものは沈澱させて、それを分離して、上澄み関係でもって、それはまだ窒素、リンと含まれておりますけれども、これをバクテリアで処理する。それが崩れたわけですからね。汚泥そのものを入れてしまって、体系は崩れているわけですから、バッキ能力を、がんがん回転させてやっても、ちょっと無理かなと思うんです。  そんな意味で、これは長期的なものでやっていくものと、今短期的にやらなくてはならないもの、むしろ長期的なものは、長期といいましてもあと1年とか2年とか、プラントなりの努力が、しかしそんなことより何より、まず私はあしたのくみ取りはどうするんだというやつなんです。これをはっきり、業者に今持ち込み制限しているやつをどうするんだということなんです。ですから、5月30日付で市長名でし尿くみ取りについて業者に出しておりますね。それで、し尿くみ取りについてとして、表記のことで、湖北環境衛生組合の柏山浄化プラントが現在1日当たりの処理量を著しく超過して処理能力が低下している。だから、一般家庭くみ取り業務に支障を生じている現状にあると。次の業務執行に当たって留意されるよう通知するというんですね。第1項として、一般家庭くみ取りを優先するというんですね。優先するといったって、制限してしまっているんだから、既に。それで2項として、浄化槽のくみ取り等について法の定めるところにより処理することと、くみ取りを法で処理しても、合併浄化槽については、浄化槽を設置したものについて、点検の義務はあっても、くみ取りはないんです。くみ取りくみ取り業者がやるんですね。個人から依頼された場合に、うちのやつをくんでくださいと言われたら、1年に2回でもくむという現実があります。いや、おたくのはくまないでもいいんだよと、頼まれた場合には、やっぱりくんでしまいますね。たまたま点検に来ている方が、そろそろいっぱいになってきているから、もうくんでもいいよと言われれば、やはり真面目にくむ人がいる。今、清掃法に基づいてくみ取りは年1回でいいんですよということになっていても、たまには、サービス業等の方でお願いをしてくむ場合もあるんです。だから、法により浄化槽の清掃は年1回と定められているから、1回でいいですよといっても、やはりくみ取り業者の方は、お客さんとの関係なんですね、お金をもらっているので。そういうようなことがありますから、なかなか通達といっても、これはよほど話し合いをしてやらないとだめな問題が内包しております。  一番問題になるのは、業者の通達でして、搬入前の農地還元等に積極的に取り組まれたいことというんですね。4項で柏山プラントへの搬入できるし尿とは、一般家庭の生し尿、浄化槽清掃時の汚泥のみであるというんですね。そうすると、農地還元等に積極的に取り組めといっているんですね、搬入前に。ここでいう搬入前に取り組めというのは、浄化槽の清掃時の汚泥、生し尿は優先しろといっているわけですから、浄化槽の清掃時の汚泥だとすれば、下の4項ではなくて上に上げてもいいと思うんです。  しかし、これも大変問題がありますね。現実に搬入前に1日に2回しかだめですよといって、3回どうしてもやらなければならないという場合ができてしまったときに、搬入前に農地還元をやりなさいというのは、土地を持っている人ならいいですね、委託業者の方が、ある意味では、市の方がどこかへちゃんと抑えてあればいいと思うんです、抑えていないと無理なんじゃないかという気もするんですね。どこに、どういうふうな場所に、農地還元で積極的に取り組まれたいこと、積極的に取り組めというんですけれども、所管の方で、柏山プラントに持ち込む前の汚泥等について、どこに持っていくんだか、指示されて確保かなんかしてありますか。でなければ、どこかの農家に話はつけてあるんですか。例えば、野菜畑にやるとか、牧草地にやるとか、山林にやるとか、栗畑にやるとか、これは去年問題になったときに、ことしになって各市町村、市町村では、少なくも柏山の汚泥について、今は引き受けてくれるところがあんまりないから、各市町村で責任を持ってください、責任持ってくださいといってやって、管理者が集まってやったって、1カ所だけでしょう、私のところの分の汚泥について、いわゆるし尿のかすについて、柏山の残ったものを引き受けて、農地還元やりましょうといってやったのは、あとほかはできなかったんでしょう。石岡でできましたか。石岡では、実際のところできないでしょう。できないことを今度は業者にやれといったって、業者はやりようがないみたいな調子ですね。もちろん、めしの糧だからやれといえば、これはできると思います。  今、逆にいうと、霞ヶ浦の浄化問題で、市民サイドすべてが一丸となって、浄化問題を含めて、きれいにしなくてはならない、生活環境の整備の中で、悪臭の問題を含めたり、ハエの問題を含めて、やろうという場合、農地還元をしていくときに、限定をしてどうするんだという、受け入れ体制の問題がまずありますね。それも何もやらないでおいて、業者の方に、どこかにやったらどうだというような問題をやったって、これは何にもならないと思うんですよ。やっていることが大体ちぐはぐじゃないか。  これは、一つお聞きしますけれども、これを業者の方にやれといっているんですが、これをやった場合に、ですから私は先ほど大口の貯留の問題を聞いたんですが、できる人とできない業者さんもあるようです、管内には、たくさん業者がいますから。しかし、業者の方々に委託をしたときには、柏山プラントで、完全に、生し尿については、あなた方が持ってきたやつは責任もってあそこで処理するからあなたに委託するという契約をしているんですよ。ここのプラントの都合でおかしくしておいて、業者に責任転嫁をして、今度はちょっとこっちがだめだから待っていてくれと制限をしておく、業者は制限されているから、やはり市民には、くみ取りがこういうふうになっていますから待ってくださいとやる、おくれる、市民は大変困っている、自分で食べるものまで制限しなくてはならんという問題まで困っている。それなのに、実際に解決するときに、本当に解決する気が、あしたにでも、生し尿の問題を、暫定的な問題と将来の問題について、処理場の受け入れ体制ができる状態にまでする暫定期間、どうするんだという問題、真剣に、答えが一つも見えないんです、聞いていて。何か人ごとなんだね、聞こえてくるのは。それでこんな通達を、文章を見てみると、またまた大変に私は疑問を感じるんですね。  では、はっきり聞きますけれども、業者の方は、やはり自分で農地還元、生し尿を、逆にいうと生し尿になる場合があります、一般家庭の人は、浄化槽の汚泥ですから、浄化槽の汚泥を抜いていっても、生し尿と同じという取り方をします。これは農地還元ですから、経済部長、石岡市内に、どこかに農地還元をやる場所はありますか。それから担当、これは業者に渡したようですけれども、業者に勝手に見つけろという場合に、見つけられる業者ならいいんですが、見つけられない業者は、契約が違うでしょう、柏山で引き受けると私は委託されております、それを今度はだめだというんですから、その場合には、担当の方で、では、どこか場所を見つけるんですか。  私は、業者の立場でものを言うのではなくて、私は、どこまでも、この問題を聞いて、昨年の暮れのころから、暮れになって回ってきてくれない、困った、御用納めで28日が終わってしまった。市長、あなたの家まで電話が入ったんですよ。あなたがいなかったから奥さんのようですけれども、どうにもしょうがない。ある業者に、プラントはもう閉まってしまっている。私は管理者ではないですから、30日に開けて入れてくださいというわけにはいかないでしょう、残業手当を払えません。どうにもしょうがないので、ある人は自分のタンクを止めたみたいですよ、しょうがないといって。こんな現実は去年の暮れにももうあるんですよ。ですから、私は真剣にやはり皆さんおのおのの立場でとらえているんだなと思ったんですが、どうも内容を見てみるというと、そうばかりも見えない。  逆にいうと、業者間の中でいろいろとあるようですね。石岡市以外、それ以外の他地区でも。だから、私は、投入されてくるプラントの受け入れ体制の問題と各市町村の業者を指導する、話し合いをしながら、やはり市民に迷惑をかけない、先ほど言いましたように、ごみはただですよ、だからいいですよ、これはもともと優良で責任を持って、いわゆる重量制の問題から今のプラントができた経過から、どういうふうになって、どういうくみ取り方式でということでやっておるんです。  では、担当にお聞きしますが、くみ取りの形態そのものもおかしくなっているんですよ。1カ月に一遍で何人で幾らとなっています。3カ月で2回ぐらいになってしまって、これはどうなっているんだと。うちは便槽が大きいから2カ月に一遍でもいいよという場合に、2カ月に一遍でも2カ月分でという形で処理したところもあるようです。しかし、便槽が小さくて1カ月に一遍来てもらわなくてはどうにもならない家庭、これは1カ月に1回、決まっています。今度はそうでなくなってしまった。1カ月に1回だとずっと思って、もう何十年もたっていますから、思っているんです。1回来なかったら、業者の都合で来なかったんでしょうと。いや、違うんだ、おれの責任じゃない、これは市の責任だと、いわゆる湖北環境衛生組合の責任だなんて思っている人はいませんから、市民サイドでは。我々はいろいろとタッチしていますからわかりますけれども、市の責任だと。市の責任で、何で2カ月で1回しか取らないと、こうくるわけですね。そこの問題まで今出ているんです。  ですから、その辺についての業者指導関係と、今、大変くみ取りがおくれている、停滞をしてきている中で、料金等の問題はどうなっているんですか、その辺の指導は。ケース・バイ・ケースでやってくれみたいなことで、何かいいあんばいになっている部分も、本当はそうじゃいけないんだけれども、何か聞いてみると、そんなふうにも聞こえるところもあるんですが、その辺の料金体系の問題、おくれた場合にどういうふうになっておるか、これもお聞きしておきたいと思います。  ですから、私は、今の取り組み方が、すぐ解決できるために、暫定的にしなければならんという問題は、片側に霞ヶ浦の浄化、環境保全の段階で、大変に悪臭の問題からハエの発生の問題から、浄化槽の中の汚泥の処理段階でも、やはりこれをやってくれという形でする場合、必ずしも生し尿がそこに混入されて、先ほど言いましたように、小さい単独浄化槽の場合に、生し尿として一般的にくまれてしまうケースがあるようです。今みたいにおくれている場合に、なおさらあるようです。ですので、その辺についての見解を、料金体系の問題を含めて、大変に話がちょっと長くなりましたけれども、ご答弁をお願いしたいと思います。  それで、先ほども触れましたように、農地還元について、例えば単独浄化槽合併浄化槽の汚泥なんですが、これも業者に農地還元しなさいとのようですけれども、これは清掃法上の問題もありますけれども、霞ヶ浦汚染の問題にもつながってくる、いろいろとあるんですが、これは担当の方で、農地還元だから経済部長だと思うんですが、経済部長、これはどういうふうに経済部の方でとられて、ケース・バイ・ケース、個人の農家が業者とやってしまうものだったらしょうがない、どうぞ勝汪にやりなさいと、そういう間でも、隣近所からハエの問題が出ても、悪臭の問題が出ても構いません。苦情はまた公害の方へ来ますから、公害の方でまたどういうふうに対応していくんですか、その辺についてもお伺いしたいと思います。大体場当たり主義で、やっていることをもっと系統立てて本当に詰めていく、霞ヶ浦問題一つとらえても、きれいにしていこう、そのために今後どういうふうにつなげていくんだというものがないんじゃないか。何か中間でみんな玉虫色になってしまうんですね。それはそれで、玉虫色になっても、その場その場で通ってしまえば、それまでなんでしょうけれども、まず当面の緊急対策として、でき得れば、今の処理能力で生し尿だけなら完全に間に合うと思うんです。  具体的に聞きますけれども、石岡市だけで聞きます、石岡市で今、くみ取りをやっている戸数、人数を含めて、日量、どのぐらいの量が出てくるのか、まずお伺いをします。  それから県道のつけかえ問題等については、これを復活させたということは、これは大変なことだと思うんです。県道の紅葉線、田伏線、飯岡線は継続でずっとありますけれども、この問題は、県関係のものでございますから、論議をしましても、経過だけでございますので、経過がわかりましたので、やめにしておきます。  それから産廃の出島村、本当に道路を挟んで隣、出島村といいましても石岡市の隣ですので、事前審査が出されたと。今、市長の答弁の中では、出島村と県の出方という言い方をしておるんですが、担当の方では、事前審査が出てきて、中間施設で焼却が日量20トン、一応焼却は20トンで、ガラス、陶磁器とか、それ以外のものは、これは焼却ではないので、焼却するものは、木材等建設廃材関係ではないかと思うんですけれども、そうなりますと、焼却炉ですから煤煙の問題、大気汚染に関する問題だとか、そういうふうなものが事前審査対象になってきますし、これもゴーカート場の問題ではありませんけれども、周辺の住民の方々、当然石岡市、これが事前段階で隣接になりますから、同意をするときの条件があります。本来からいいますと環境アセスメント、事前にあの周辺の環境がどうであるか、もちろん厳密にいうと植物まで入ってしまうんですが、それは入れなくても、大気の関係、地下水の関係を含めて、本当はそこまで入っていなければならないわけなんですね。その辺について、先ほどはさらっと出方を見て、事前審査だからというようなことのようなんですけれども、これは、三村地区の方々の場合には、まだまだ地下水を飲料水で頼っておる。ですから、地下水汚染にまでつながると大変であるという懸念からも、区長がやはり反対ということで県の方にも上げている事実もあります。
     問題は、ですから石岡市の問題なんですね。だから、出方を見守るんでなくて、石岡市としての考え方、石岡市は、こういう施設についてはかくある、こんなものを完全にクリアすればいいという、そのための事前審査ですから、それがなくてはいけない。どうも、これも市長は何か人ごとみたいに、出島と県の出方を見守るという答弁を聞いて、これも取り組み方が、ほかのことではないですし、自分のことなんです。地域の方々は、やっぱり真剣にこれは大変だということで陳情までしたわけですから、それらについて、私は、どう思っているんですかと聞いたわけです。ですから、事前審査段階まできている、各項について担当の方でよくチェックしていただいて、石岡市としての考え方を、ただ審査してクリアしているから結構でございます、もちろんクリアすれば結構なんですが、焼却場でございますので、その辺についてどうなのか、ひとつ再度お尋ねをしておきたいと思います。  また繰り返しになりますけれども、暫定措置として、し尿くみ取りについて、先ほどもちょっと触れましたけれども、これは答弁がなかったので、また再度質問をいたしたいと思います。  以上です。 13 ◯議長(小泉 彰君) 暫時休憩いたします。午後1時30分より会議を開きます。                 午後0時4分休憩           ───────────────────────                 午後1時32分再開 14 ◯議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 15 ◯市長(木村芳城君) 小池議員にご答弁を申し上げます。  し尿の処理の問題につきましては、大変ご迷惑をおかけしておりますことは冒頭申し上げ、またそのようなことで現在進めておりますので、6月20日に、先ほども申し上げましたように、四者会議の席におきまして十分に話し合い、そしてご協力を得ますよう努力してまいりたいと思います。  なお、いろいろとご質問の中にご提言を入れていただきましたことも、参考に、その席上でいろいろとお話をさせていただきたいと思います。  それから出島地域にできております産廃の施設のことにつきましては、私は、先ほど申し上げましたように、当市といたしましては、慎重に対応していくことになりますが、今後、事業計画書が提出された段階で、周辺に環境汚染等を引き起こすことがないよう、業者に対しまして石岡市の考えをよく示し、指導していきたいというふうに考えております。  なお、今回、提出されております三村地区の陳情書等もくみ入れながら、地元の意向を踏まえ、対応していきたいというふうに考えております。  なお、詳細につきましては、担当部長の方から答弁させます。 16 ◯議長(小泉 彰君) 参事・村田君。              〔参事環境保全担当・村田清次君登壇〕 17 ◯参事環境保全担当(村田清次君) ご質問にお答え申し上げたいと存じます。  まず5月30日付で出しましたし尿関係の文書関係でございますが、私ども行政として業者に対する指導という形で文書を作成し、発送させたわけでございます。  といいますのも、し尿処理施設側のかかる状態をかんがみたときに、私どもで少しでも施設側への負担もやはり低減させるべく努力しなければならないというような認識も持っているところでございますので、何点かの事項につきまして指導、文書という形で差し上げたわけでございます。  その中で、例えば一般家庭の生し尿のくみ取りと浄化槽のくみ取りとあるわけでございますが、搬入の推移を見てみますと、浄化槽の割合も結構占めている時期がございました。住民サービスの低下につながってはなりませんので、そういう家庭を優先的にくみ取ってほしいというような趣旨のものも含めたわけでございます。  そういう中で、農地還元についてのご質問がございました。農地還元につきましては、2点ほどあったかと思います。まず1点は、処理施設側から関係市町村への脱水汚泥、肥料の処分についての協力依頼ということでございます。先ほどご指摘があったかと思いますが、私ども当石岡市といたしまして、約7反歩の割り当てがあったかと思います。これにつきましては、4反歩ほど調達可能だということで、土地の選定、あるいは処分の業者の依頼というふうなこともした経緯はございます。  そして、公文書でしたためてございます農地還元等に取り組んでほしいということでございますが、もちろん、廃掃法の中で法的に認められているということでございますので、だからといって、いたずらに深い穴を掘って大量に投入するというわけではございませんで、あくまでも施肥行為というような経営形態の中の一つの作業だと思いますので、えてしてこういうのは樹園地でございます。樹園地につきましては、当然、トレンチャーというんですか、溝を掘りまして、適量をそこへ散布し、化学的な処理をして、速やかに覆土をするようにというような許可事項の中での指導はしております。条件をつけて許可はしているところでございます。  ちなみに、農地還元につきましては、昨年の処理場の今日のような事態発生以前から、業者の方からそういう申し出がございましたので、許可した経緯もございます。  次に、3点目の料金関係でございますが、原則といたしましては、規則等にのっとって取り扱っておるところでございます。ただし、今回のような事態が生じた中でのくみ取り業者と、それから依頼者との間では、必ずしも規則にのっとった方策ばかりでは解決できないところもございますので、定額制が、あるいは重量制への意向というようなこともあるようでございます。これらにつきましては、業者さんと依頼者との間でお話し合いの上、大部分がそういうことで処理されているように聞いております。料金関係につきまして、取り立ててのトラブルは聞いておりません。  次に、生し尿のくみ取りの世帯数と日量というご質問だったかと存じますが、生し尿関係につきましては、私どもは9,200世帯程度と見込んでおります。日量にしますと35トン程度というように推定をしております。  以上でございます。 18 ◯議長(小泉 彰君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 19 ◯経済部長(小口利夫君) 農地還元についてお答えいたします。  農村下水道の方では、脱臭、80%の脱水をした汚泥であり、汚泥成分が窒素、リン、微生物などの死骸などを含んでいるものであり、これらを農地還元する、肥料にするということでございます。しかしながら、今回の生し尿の農地還元であるということでございますけれども、緊急避難的対策であるということもあり、公害問題などへの環境の配慮があり、還元場所の確保につきましては、なかなか厳しいものがあるのではないかと、そのように思います。 20 ◯議長(小泉 彰君) 23番・小池 清君。 21 ◯23番(小池 清君) 第3回目の質問をいたしたいと思います。  ただいま、石岡市内の現在、大体生し尿として35トンということのようですが、それから先ほどの、これは生し尿の投入量とも関係してまいりますので、新治村の投入の問題ですが、これは半分に減らしてもらったということであるとするならば、これは1台ですから、もちろんこの条件の中で、石岡市の、当該6市町村ですけれども、ご理解をいただけるわけですから、この際、新治村はご遠慮願いたい、そこまでして取り組んで、圏内の市民の生活に迷惑をかけないということで理解していただけると思うんですね。しかし、現在の取り組み方の中ですと、どうしてもそうとられない、苦情はすべてやっぱり我々のもとへ全部飛んでくるわけですね。  ちょっと聞きました、お昼休みに。きょうも、くみ取り問題について、困ったということで、下の1階の窓口の方には苦情が来ているわけですね、どうしてくれるんだということで。ですから、全体として、どうしても現在の処理施設の処理の仕方の中での問題点は、これはどこまでも、執行部サイド、管理者サイドの問題なんですね。ですから、単独浄化槽合併浄化槽ができてくる、もちろんそれらの汚泥等の処理、処分について、増加する量の問題、ただ単に下水道が完備されるから、公共下水道でくみ取り量が少なくなってくるからということで、逆に今の合併浄化槽単独浄化槽の汚泥等の問題、それから出てきて、くみ取りはしなくても、単独浄化槽で地下浸透方式、建築基準法に基づいて住居を建てた場合に、地下に浸透させる、その単独浄化槽から出る汚水については地下浸透させてしまう、還元してしまうという形でやりましても、実際には、梅雨期、もちろん秋口の秋雨前線が伴っての長雨等が出たというときには、浸透しなくなるから、それはもうくまなくてはならない。たまたまくみ取り業者の方は、し尿のくみ取りなんですけれども、そういうふうなものについても、今の環境問題を考えると、くんでくださいという形になると、やはりくんできたというこれまでの実態があるわけでございます。  そうすると、処理するサイドのとらえ方が想定できたにもかかわらず、ただ単に下水道が完備すればもう心配ないんだということに、少しそこにのみ考えてしまった、そこにやはりネックがあったと思うんです。ですので、今それを言っても始まらないので、今の問題は、どうしても絶対に市民に迷惑をかけないということの前提で、今、くみ取り問題で大変にいろいろと苦情が出てくるわけでございます。  直接、担当の方からは、料金等の問題については、何にもないというようなことのようですが、市民の方というのは、表面上、役所にまで来て言わないんですよ、役所の人というえらいと思っていますからね。よほどのことでないとやっぱり言ってこない。我々のところに来るときには、ある程度、やっぱり声が大きくなってからです。その辺でいろんなことがあって、やはり声が聞こえる、それから市民の意見は意見としてくみ上げるということだとすれば、私どもは末端でいろんな意味で接しておりますので、一番耳に入ってきます。  今回の問題も、担当者、私どもに来ているのは、たばことか、いろんなことをやらないから、くんでいってもらえないのかなという話が出てみたり、それ以外にもっと下世話なことを言う人もありますよ。ここで言えないことを言う人もありますよ、こんなふうだから、こうなっているんじゃないかまで。ですので、私は、いろんな意味で、この際、ひとつ市民の方々にある程度ご協力をもらう、今のプラントの実態の問題を含めて、暫定的にあと1カ月ないし2カ月、市民に迷惑をかけるという問題があるとするならば、その間に乗り切って、その後でまた生し尿の問題を解決していくという問題を、具体的なスケジュールができ上がった段階でとるためにも、まず第一義的には、新治村はご遠慮願うということがまずあると思います。くみ取り制限は撤回していただきたい。そこをやることによって、これがあるから、料金等の問題が、たまたまケース・バイ・ケースという話が出ているんですが、やはり担当者も、それから処理する業者の方も、ケース・バイ・ケースにせざるを得ない状況なんです。システムの上で1カ月に1回、多いとか少ないは別にしても、回ってきてくれれば、人頭割の問題で何のトラブルもないんです。いろんな意味で業者間でトラブルはあります。業者の方々は言いませんよ、あんた方のところへ来て、下手に言ったら取り消しをくうかもしらんなんていうような調子で。今、清掃法が改正になりまして、下水道の整備に伴ってどうのこうのという問題、まずくみ取り業者の問題は、下水道が完備すれば、量が減るから、やはり生活権の問題があるから、これはごみ収集の段階に移行しましょうということで進んできたわけですから。下手にトラブルが、何かがあれば、委託が取り消されるのではないかということがあるから、やはり担当にはあんまり言いません。まして市長のサイドにはいろいろと入ってきません、必ず政治的な絡みになりますから。委託関係ですから、相手は。銭がついて回っているわけですから、お金の問題が。まして、一番汚い、大変だなと、迷惑的なものをやはり一生懸命に委託されてやっている方々、最前線でいろいろとトラブルがあった場合、いちいちそれを自分たちの問題として解決をして、だからケース・バイ・ケース的なものがやはりできている。だから、今の人頭割の問題である料金等の問題が崩れてくるということ事態が曖昧になって、これも問題なんですよ。しょうがないと。それは問題のもとがきちんとしていないから、そういうようなことが出てくる。今のところはあんまり聞いていません。冗談ではありませんよ。  では、重量制でやった場合、問題を蒸し返しますか、目盛りは幾つありますか、あれ、重量制で完全に計れますか。あれは、計れないから1カ月一遍で人頭割にしたんですよ。いちいち、来たときに、目盛りを見て、ここは何リッター、おれんちのをくんでいって何リッター、大体1軒の家の便槽は決まっているんですから、それでやってもらいましょうと。それとあとは定額でやってもらうところがあります、そんなばかな話はないんですよ。条例でそんなふうには決まっていませんよ。条例でひっくり返して読みなさい。条例では、ケース・バイ・ケースとはなっていません。委託業務の中で、特別に限って重量制が認められているだけです。重量制が認められるというのは、特別な場合というのは、単独浄化槽合併浄化槽を含めた浄化槽の汚泥です。生し尿ではありません。もちろん、大きな事業所等については、生し尿、これらは重量制もあると思います。  ですから、それがないからといって、上がってこないからといって逃げられては困ります。基本的なものを崩してはだめなんです。ですから、私は、できるだけ、これは答弁をお願いしますが、新治村の投入問題、それからくみ取り制限の問題、これはいつのころまでに、制限なしで、制限なしという言い方はおかしいんですけれども、大体間に合うんですから、問題を解決すれば間に合うわけです、人口が急増しているわけでもありませんし、若干、下水道の方も完備が進んでおるわけですから、もちろん霞ヶ浦浄化関連に基づいて市街化区域でも下水道の完備されていない地域、もちろん調整区域でも、人口等については、合併浄化槽を含めての普及、補助金等もありますから、逆にいうと、運用の仕方によってはプラントそのものが完全稼働していいわけなんです。システムの問題と、もっと担当者がそれなりの責任の分担の中できちんと整理をしてつかむだけつかんでいれば、今は合併浄化槽が幾つあってどういうふうになっているかとしても、合併浄化槽の薬品を入れたり、放流段階でのCODについての基準、検査関係がありますけれども、汚泥等の問題については、やっぱり責任を持ってやるというのは、委託業者の方になっているから、そこに問題があるわけなんですよ、これは一貫性がないから。この辺の問題もクリアしながら、あわてて今度は調査に入ったわけでしょう。この前の湖北環境衛生組合の議会、実態調査をやらないと、これは大変だといって始まったんでしょう。今度、議会に言われて、ですから、私は、おそまきはおそまきでもいいと思うんです。気がつけば、早く、迅速に、調査なら調査、これは簡単にできると思うんですよ、迅速に対応していただきたい。そのためには、くみ取りのそういうふうな対応の仕方をしていくについて、くみ取りの制限を今されております、この時期、いつ解除するめどで進むのか。ただ、これはわかりませんと困りますので、また担当者会議をやったり、いろいろとやるようですから、いつまでに制限解除がなされるのか。もちろん、それ以外の問題点もあろうと思うんですが、問題点を私はいろいろと申し上げておりましたけれども、これは担当にお任せするので、くみ取り制限の解除の時期等について、おおまかな目安をまずお願いしたいと思います。  それから今の柏山プラントの問題にもありますけれども、プラントの中での今後の改善策の中で、どのように考えているのか。時期的なものはわかりましたので、それまでに、何か時期的なものが、時間的なものがあるようですので、それまでたまりませんので、ひとつお願いをしておきたいと思います。  それにもう1点、担当の方でちょっと答弁がありましたけれども、市長名で公文書として出しておりますが、委託業者の関係、委託している方々に、取り扱いについて、し尿くみ取りについてということで、4項にわたって出しておりますけれども、私が先ほどから問題にしているように、大口といっておりますものと、それから貯留槽の問題もあります、この辺の実態については、きょうは具体的にまだ触れていきませんけれども、私も実態調査をずっとやってみたいと思います。朝から臭い話をして、臭い部分を残して終わりますけれども、私も緊急でございましたので、詳しい実態調査まではやっておりません。これをやってみたいと思いますので、執行部サイドの方でもひとつやっていただきたいと思います。  というのは、歴然として、緊急対策の中では、農地還元、これをやらなくてはならないと思います。樹園地という話も出ましたが、経済部だって困ると思うんです。これは窒素、リンとありまして、果樹園等というのは、今はむしろいい品質のものを売っていこうということになりますと、もちろん有機栽培の問題もありますけれども、甘味を出す、いかにして甘味を出すかというのは、これは大変でございますから、窒素分が多いので、これをどんどんと入れたときには、完全に製品としてどうかなという問題があるので、やはり無理だと思います。そうすると、窒素、リン酸、カリ等の含有率関係のものから、どういうふうなものをやっぱり今やるかといいましても、大変な問題があろうと思いますので、それらが難しいといわれる所以であります。  ですので、当然、樹園地等には無理でありますから、一番無難なところの酪農の牧草地というのが一番いいんですが、これもやはり現実にお断りをくってできないというのが現実だろうと思います。しかしながら、緊急対策としてやらなければならないわけですので、お願いをしていくサイドで、何かわけのわからない、紛らわしい形、逆にいうと、裏返しでいうと、公害にまで、集落全体の、周辺を取り巻く全体の環境の中でどうなっていくんですかということになると、これもまた曖昧になってしまうような、柏山プラントに搬入する前に、農地還元で積極的に取り組めと、搬入前の農地還元に積極的に取り組みなさいということは、あそこに搬入するんじゃないよ、制限しているから、完全にくみ取り業者さんの方が、単独浄化槽合併浄化槽の汚泥と生し尿とを完全分離して収集体制がとられていれば、そういう指導をやっていてとっているならば、それはいいでしょう。合併浄化槽の汚泥が生し尿として搬入される以前に農地還元にいける部分が、先ほどちょっと触れていたように、ユンボで掘っておいて、埋めたらすぐ土を被せてしまうということも可能であるかもしれません。そんなことも何も今はできていないんですよ、体制が。指導も何もしていないで、ただ思いつきでこんなものを出しているから、逆にいうと困惑する。今、緊急だからしょうがないと思うかもしれないけれども、現実にくみ取り業者がどこかにユンボを持っていって、掘って、臭いでも出てきたときに、どうなんですか、やっぱり議会で問題になりますよ。環境保全上、どうなんですかと。環境保全課で指導している中で、結局、こんな文書を出したということですから、市民サイドは、市役所でやることは全部一緒なんですよ。市役所で言っていて、おれらには、空き缶まで拾いなさい、霞ヶ浦をきれいにするのに、空き缶を除いて、みんなで霞ヶ浦をきれいにするのに、銅バスケットで家庭の水を流すんだ云々とやるわけでしょうから、先ほどちょっと触れました。  ですので、こういう紛らわしいことを出すのではなくて、文書で出すなら、行政指導は指導としてきちんとするならば、するようにひとつやっていただきたい。これは、いつの議会でも同じですけれども、答弁者はそれで終わりと、あと3カ月あるんだと、そういうふうなことにならないように、高いところに住んでいて水洗で済んでいる方々は、ご理解はできないと思うんですが、私どもは市街化区域でもまだ下水道の認可区域ではありません。くみ取り、低湿地帯です。極めて低いところに住んで、くみ取りで生活をしている地域に住んでおります。そこに住んでいる方々は切実です。その実情もよく理解していただいて、枠を広げると関係6市町村になりますけれども、石岡市民の中で現実に今起きている、困っている、これは人権の問題にまでなるわけです。いっぱいになって、具体的にほかへ行って処理している方もあります。たまたまけさ電話を入れたら、きのう、ようやく来てもらいましたという話だから、心配はないようですが、きょうもまた苦情が来ているようです。それをやはり避ける意味でも、地域的に絞って、苦情のないところもあるわけですから、苦情のあるところだけでも対応するためにも、緊急対策の問題、時期的な問題を含めてご答弁をお願いします。  以上です。 22 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 23 ◯市長(木村芳城君) ご答弁を申し上げます。  第1点の新治村さんの1台の件でございますが、この件につきましては、ご指摘のようなことは十分にわかります。過去、石岡も新治さんのところにご厄介になって急場をしのいだと、そういうようなことも聞いたり、新治さんの実情をたびたび聞かされることによって、私も心を痛めながら、このような処置をして本日まできていたわけでございます。市民のためにも、また新治村の村民のためにも、早くこういうようなものは解決をいたすように、今後も努力してまいりたいと思っておりますので、6月20日の会議にも、この件につきましてもお話をさせていただきたいと思っております。  それから業者とのトラブルの問題でございますが、この件につきましても、あってはならないわけでありますから、十分に指導してまいらなければならないというふうに考えております。  くみ取りの制限がいつごろ解除されるかと、こういうようなことでございますが、先ほど申し上げました汚泥の一部業者に引き取ってもらうと、そういうようなものも含めて、そのものが早くとれれば、一日も早く解除をしていきたいという気持ちはあるわけでありますが、そういうようなものも含めて、この件については十分に対応をして、制限の取り消しを求めていきたいというふうに考えておりますので、改善の時期等は、もうしばらくの時間をいただきたいというふうに考えているところであります。  石岡市ばかりでなくて、広域でしております関係上、他市町村の状況等において、石岡がこのような状態でいるんだと、こういうようなことを声高らかに私の方からもしておるんですけれども、なかなか理解ができないというようなことも聞いております。それですので、私も、ただいまご質問を受けたものも取り入れながら、各市町村の行政担当者を通しまして、その地域の受益者に十分にご理解いただくように努力してまいりたいと思っております。 24 ◯議長(小泉 彰君) 5番・上野榮一君。              〔5番・上野榮一君登壇〕 25 ◯5番(上野榮一君) 5番・上野榮一でございます。  私は、このたびの定例議会では、大きく分けて4項目ほどありますが、1項目1項目が細かいところもございます。中でも第1番目に上げてあります建設関係の諸問題についてということでございます。通告書の中で、土木、都市計画、それから開発に関する作業遂行についての能力発揮のための意欲を促す人員の配置と、その職責、職務上の責任問題、こういうものについて、それからあと道路体系、それから市営住宅関係がございますが、まず都市計画、あるいは開発と申しますか、この部門での問題で質問いたしたいと思います。  最初にお伺いいたしますが、昨年、一昨年ですが、機構改革の中で執行部から提案がございましたが、いろいろと問題等があるということで、他の問題を絡めて、企画部、そして環境部、このようなものもいっしょくたにして絡めて執行部が提案したので、時期尚早という形で一緒に取り下げるという形になってしまったんですね、そのときの空気で。  この問題で、私は、今、建設部の中の、とりわけ都市計画、この部門の強化をやっていただきたい。現在は都市計画課でございます。なぜかといいますと、私の考え、見るところ、聞くところ、年々仕事量は増加の一途をたどっておりますが、それに配置される人員については、作業遂行能力、そして人員数、これが逆に反比例して低下しておる、このような状況がつぶさに私どもにはわかります。したがって、このようなことをずっとこのまま放置しておけば、石岡の建設部門、行政に対する低下をますます助長するばかりでなく、今後の市民生活にも多大なる影響を及ぼすのではないかと、このように懸念して質問するわけでございます。  その中で、聞くことはたくさんあるんですが、一番先に聞きたいこと、昭和62年当時は、都市計画係、男子職員が3名、女子職員が1名おりました。これは過去の調べです。それから平成2年度、男子職員が2名、女子職員が1名、女子職員はずっと1名なんですが、平成5年度、6年度に至っては、どちらも男子職員が1名、女子職員も1名、つまり昭和62年度と比べると、男子が3人いたのが1人、3分の1になった、女性はそのままかわりません。女性職員がする仕事は、大体いつも同じような内容でございますが、男のする仕事、これはいろいろと多彩であります。  お伺いしますが、昭和62年当時と現在の平成4年、5年、6年、特に今後のこともありますので、6年度、どちらが都市計画課の仕事の量が多いのか、少ないのか、このまま数字だけを追っていれば、あたかももう仕事は3分の1しかない、あるいは3分の1しかやらない、こういう状況があります。そうした中で、お伺いいたしますが、都市計画課の都市計画係、やる仕事、内容といいますか、全部列挙するとなかなか時間がありませんが、主だったものだけでも挙げてみますと、都市計画の企画調査部門から入りまして、具体的なことになりますと、都市計画街路の整備事業、例えば六軒・新田山線の道路整備、改良事業、幸町・正上内線の道路改良、6号国道バイパスアクセス、これの都市計画決定の事業、こういうものもあります。それから山王川の都市下水路改修調査、そしてまた昨年度もやりましたが、市街化区域内の細目、新用途地域の見直し業務、こういうものもあります。それから泉橋の改修事業、こういうものも今後県とともにやらなければならない事業もあります。また、そのほかにも、駐車場の問題、その他もろもろの問題がございます。  こういった中で、現在、都市計画係は男子1名で頑張っております。果たしてこれだけの仕事が、何から何まで全部できますかということです。私は、とてもじゃないが、1人では支えきれないような作業内容であると、このように思います。ましてや、都市計画課の中に開発指導担当という部署もございます。この部門も、皆さんご存じのように、いつも空席と同じような状況になっております。結局は、開発指導の面でも、都市計画係、あるいは他の部門も手伝うことになる、ますます本来の業務が手薄になると、こう思います。  私は、今後、この問題についてどうするのか。例えば、例を挙げますと、以前にもここで質問したことがございますが、土浦市と石岡市は、それほど市の全体の面積というものは変わりありません。ましてや、道路も変わらない。かえって石岡の方が総延長では長いくらいであります。にもかかわらず、土浦の市役所の中の建設部門は合計で183名ほどいるそうでございます。前にもお話ししましたが、その中で都市計画係も50名ちょっとおると、いろいろな係もありますが、細かく分ければね、こういうふうに比べてみると、そして地域のこれまでの発展性、ずっと比較してみますと、水戸においてもしかり、土浦においてもしかり、近年ますます道路体系が、石岡市と土浦市、あるいは水戸市も含めてですが、比較にならないほどはっきりとその差が出ております。道路の整備がしっかりしていない地域とちゃんとやった地域では、それこそ市の発展性そのものの速度が違います。何度も言いますが、道路がまともに機能しないまち、そういうところに発展性はない、人が集まらない、車も来ない、そして通らないでもいいような、もうこれ以上ごめんだと、そんなに来ないでくれといっても、必要上、6号国道を走っております。ここでは、またまた今度は逆に渋滞を招いております。  こういう問題で、私は、今後、市当局が、市長を初め、どのような計画を持っておるのか、伺いたいと思います。こういう少ない人員であれもこれもやるということは、すなわち、昨日来からも、原田議員からも指摘されておりますが、谷向のサーキット場の開発指導についても、いろいろととんでもない間違いも起きるんです。私はこのように思います。一部のいろんな噂もありますが、それを抜きにしても、とにかく作業を遂行するだけの人員がない、人手がない、これが実情だと思います。  一昨年、機構改革で出ました都市計画部、その中に都市計画課、都市開発課、こういうものを置かなければいけないんじゃないですかと私は言いました。それもほかの部門と一緒になって執行部から提案がありましたが、いろんな事情で先ほど言ったとおり取り下げてしまった。少なくとも都市計画課、この人員拡充、これはだれもが認めるところであると思います。今後、都市計画部というものをつくる気があるのか、あるいは、部でなくても、都市計画課と分離して、都市開発課というふうに分離して、それぞれの仕事の内容に十分応じるだけの能力を、思ういっぱい存分に発揮するだけの人員が充てられるのかどうか、この考えをお聞かせ願いたい。  仕事をすることはたくさんあるはずです。山積みになっております。市長も、当選するに当たって、当選する前、選挙のときから、市長になったらばまず何をするのか、こういうことを自分でもいろんなことを市民の前で公約したと思います。その中には、こういう部門はあんまり言っておりませんでしたが、ハード部門は、ですが、市長になったらば、私はこれをこうやるんだ、都市計画上、つまり石岡の将来のビジョン、これがあるのかないのか、市長になったから、ああ、よかった。ああ、よかったと思って何もしない、これでは先に進まない、将来の木村市政が市民に真価を問われる時期が必ず来るわけですから、もうそろそろ本気になって石岡のまちづくりを目指していかなければならないと思いますが、市長並びに、この問題では、建設部長、そして総務部長にもお伺いいたします。都市計画課はこの人員体制でよろしいのかどうか。仕事量は今後も減るのかどうか。いろいろな問題点についてお答え願いたいと思います。  それから道路体系の整備促進による市民の交通安全の確保と生活環境及び産業等の活性化についてでありますが、道路体系、これまでも何回も私も言いました。それぞれの議員からも、その部署部署で提案もあり、あるいは指摘もあり、批判もあり、いろんな問題が討議されておりますが、これはさっぱり、木村市政になってから私も何度も言っているけれども、我々の指摘するところが全然改善されない、前に進まない。私は、道路の整備というものは、すなわちこれ交通渋滞をなくし、また交通事故をなくし、また産業の発展にもつながると、このように思っております。そのつくり方にもいろいろと問題がありますが、この問題で、前にも何回も言っておりますが、もうそろそろ、市長も就任して以来2年を経過しました。もう本来、自分の色というものを出して、石岡の都市計画上、その中でもまちづくりに一番大事な道路づくり、新しくつくる道路、あるいは多少幅員を広げて改良する道路、こういうものがもう実行に移さなければならない、こういう時期であります。もうこれ以上待てません。  それで、具体的にお伺いいたしますが、まず市役所の前の道路を出ていって警察署の南、コンコース、あそこの十字路、あれも前から指摘しているように、いつも朝晩渋滞しております。信号を2回や3回待っていたのでは通れない、こういう状況の中で、必ず事故の問題、その他もろもろのいろんな苦情もあろうかと思います。これを一日も早く解消するために、私は、市役所から見て右側の土地を多少譲ってもらう、つまり1車線右折車線をつくれば随分と流れがよくなる、事故も減る、これがありありとわかるわけですから、これがまず1点、これがその後どういう対応をしておるのか。もうあれから、市長就任以来、私、2年間同じことを何回も言っております。ほかの議員からも指摘されております。やるのかやらないのかはっきりしていただきたい。  それから有料道路の件です。有料道路も、ずっといろんな議員、あるいは執行部の方々のいろんな雑談も含めて、そして市民のそれぞれの関係者、一般の人、いろいろと話を聞いておりますが、私は、有料道路についても、何か一念発起して石岡市当局が先頭に立って熱意を込めてやらなければ、私は絶対にこれは解決しない問題だと思っております。しかし、簡単な、例えば県に行って、窓口へ行って担当者と交渉してきましたとか、あるいは話し合ってきました程度では、平成23年3月末までは同じことが繰り返されるだけで、一つも発展策、解消策というものはなされません。  そこで、現在の未償還金、平成23年3月までに、今から12億7,000万を払っていくという問題でございますが、この未償還金は、私の提案でございますが、国が10分の5、その逆だって構わないんだけれども、とにかく半分、それで茨城県が10分の3、3割、石岡市が10分の2、2割、この負担をもって未償還金を処理すれば、私は有料道路の無料化というものが必ず実現できると思います。これに当たっては、市長を初めとした執行部の決意、そして我々議会の熱意、そして一般市民社会のいろんな団体、個人に至るまで、本気になって一致団結して国や県に何度も熱狂的に陳情する、あるいは陳情ばかりではなくて、いろんな形態で運動する、もちろんマスコミにもそれなりの問題等を提起して取り上げてもらって、この問題を解消するように推進しなければならないと思うんです。  この問題は、有料道路は、皆さんご存じのように、既に国道355号線という適用を受けております。建設委員会等で伺った説明等によれば、あそこの道路の破損したもの、そういうものについては、県の道路公社じゃなくて、茨城県が負担して修復をしている、茨城県が修理代を受け持っているんですね。だけれども、国道355号線という適用を受けているわけです。ですから、私は、法的にいっても、何ら、今後、この道路を無料化するに当たっては、国が半分、債務を背負っても差し支えないと思うんです。  例えば、道路法の第11条、路線が重複する場合の措置ということであります。第1項にはこのように書いてあります。「国道の路線と都道府県道、または市町村道の路線とが重複する場合においては、その重複する道路の部分については国道に関する規定を適用する」と、こういうふうになっておるわけですね。これは有料道路で県道とはいいませんが、そもそもは県の道路公社の持物ですね、今。だけれども、355号線という適用を受けておる。県の道路公社がやっておるといっても、現実は、修理代を見てもわかるように、県がすべて修理代を負担してやっているわけですね。ですから、私は第11条をもってことに当たればいいんじゃないかと、こう思うわけでございます。  この問題でも、さらに執行部の皆さんが法律等を整理し、よく研究した上で、我々にも納得のいくような説明をしていただき、そしてかつまた市民の前にも、関係諸団体にも、その旨協力をあおいで、一日も早く有料道路の無料化を促進させるという意味で、大事な運動を展開していただきたい。そのためには、市長が県の方へ出向いて、土木部長の泉さんですか、5月16日にいろいろと話し合ったということですが、話し合った程度ではとても前に進まない。お役所、国や県は、そんな程度では、ちょっとやそっとでは腰を上げないんです。それはだれもがよくわかっているはずです。どうか、この問題について、今後、どうなされるのか、市長の決意、担当者である建設部長の方針等もあわせて伺いたいと思います。  石岡の場合は、特に道路行政が、私の考え、見たところでありますが、非常に他の周辺の地域と比べておくれておる、このように思います。それが一番いい例に、先ほども言いました土浦市の話をまた出しますが、土浦市は建設部門関係だけで183名ぐらいおるわけですね。石岡は何人おるんですか。その3分の1もいない、4分の1弱ですね、53名ですか、54名ですか、このぐらいの人数で同じ面積、土浦よりも道路延長があるかもしれない、こういう地域をこの人数でカバーして、しかも都市計画係という一番大事なところを、課長を除いてほか1名、女性もおりますが、女性職員は、ハードな面は私はタッチしないと思います。多分庶務的な職務しかやらないと思いますので、私は、どうしてもこの問題はやっていかなければならない問題、これにも適用になるかどうかは知りませんよ、私は専門家ではありませんが、道路整備緊急措置法、この第2条にこういうふうに書いてあるんだね。第2条の第1項ですか、「道路の整備がおくれているなどの事情がある地方公共団体に交付する地方道路整備臨時交付金の額は」括弧がありますが、これを基礎額というんだな、に増額補正計数を乗じた額とし云々があるんですが、こういうものももっと研究して活用していただきたいと思います。  それからその他の都市計画街路の件でお伺いいたしますが、今、現在、都市計画街路は石岡で幾つあるんですか。20近くあるわけですね。この中で今、現在、どことどこを手がけておるのか、平成6年度、工事をやっておるのか、都市計画街路の整備、これも明らかにしていただきたい。  それから計画をしただけで全然手をつけていないところもあります。こういうところも今後どうするのか。例えば、例を挙げていえば、宮下・村上線、16メーター幅員の道路です。3・4・2という番号ですね。こういう問題も今後どうするのか、お伺いしたいと思います。  それからあと泉橋の問題についても、もう今まで何人もの議員からも指摘され、いろいろと苦言を呈されておると思いますが、執行部は今後この問題について県と協力しながらやっていくわけですが、一部の地権者、あるいは一部の地上権者、つまり建物を持っている人、こういう人がなお必要に理不尽な内容で抵抗する場合はどうするのか。例えば、橋が老朽化しております。通らなければいいけれども、今でもちゃんとした大型車も通っております、荷物を満載にした車も通っております。老朽化した橋をずっと放っておいて、今すぐに崩壊するとか、そういうことはないと思いますが、万が一、狭い橋、そして古ぼけた橋、これが原因で事故が発生した場合、つまり公共の利益に反するような現実があった場合はどうするのかということですね。  私は、やはりこういった中で地権者、地上権者、つまり土地を持っている人、あるいは建物を持っている人、これがいつまで自分の理屈に合わないからといって反対するのか私はわかりませんが、やはり期限があると思います、時期があると思います。この場合の行政代執行法ですか、それから土地収用法、この中でどのような措置をとるようになるのか、明らかにしていただきたいと思います。  例えば、これら法律を執行する場合、公益に反すると認められるときという条文がありますね。その中で、戒告とか、通知もあります。あるいは、それよりもっと強硬な手段もあります。これまで、訴えてまでやる気があるのかどうか。あるいは、そこに至らなくても、本当はもっと内容の濃い解決策があるんだけれども、全部が全部公表されないんだということであれば、その概要だけでも結構でございますから、説明していただきたいと思います。  それから市営住宅の新築増及び既存建物の整備等についてであります。  近年、次々に新しい市営住宅が建っております。市営住宅については、老若とはいいませんが、青年夫婦、あるいは壮年夫婦、みんな住宅環境に困っている人は、非常に新しくできる現在の市営住宅には大きな希望を持って望んでおります。人気がいいんですね。今後、石岡の人口がさらにふえていくにしても、若い世帯がどんどん石岡に住んでいてもらわなければならない、よその土地へ引っ越されてしまったのでは、ひとつも人口はふえないんですね。年寄ばかり住んでいたって人口はふえないわけですから、若い夫婦が一生懸命働いて楽しく生活できるような環境になって初めて人口もふえ、そしてまちも少しずつその関連で豊かになっていく。私は、市営住宅を思い切って所定のスピードではなくて、何らかの施策をもって、もっともっと古いものは新しいものにかえ、そして現在ある戸数を5割増し、あるいは2倍増し、こういう形で速度を早めて、量も大量にふやしていただきたい。つまり、働く若い夫婦、これがどんどん石岡に移り住んで、もともといる人はこのまま定着していただいて、次の我が家を持つまでのステップとしてここに住んでいてもらいたいなと、こう思うんです。  働く人は、今、なかなか若い世代は、土地も建物も高くて、相当な資産のある親の援助がなければ、すぐ持てる状況にない、つまり新婚家庭から5年、10年の間は大変だと思います。でありますから、私は、民間の住宅もありますが、貸家もあります、マンション、アパートもありますが、やはり市営住宅の方が、公営住宅の方がずっと安い。しかも、環境もエレベーターがないというだけで、内容は私はすばらしいものだと思います。  どうか、この問題で、執行部は今後、市営住宅の建築について、ただ今までの古いものを新しいものに直すだけ、戸数はそんなにふやそうとは思っていないと思っているのかどうかわかりませんので、この辺のところをお聞かせ願いたい。あわせて、今後、やる気を出してふやしていただけるのかどうか。若い勤労者の夫婦にもっともっと場所を与えていただきたい。  例えば、ことしの8月ですか、完成する市営住宅、もう今既に募集が始まっております。第2種住宅が6世帯、第1種が30世帯ですね、合わせて36世帯。しかし、応募する人はこの倍以上おるそうでございます。もう既に七十何人、80世帯ぐらいになっているのではないかと思います。外れた人は、なかなか希望があっても入れない、こういう状況であります。この問題についてお答え願いたいと思います。  それから既存建物、つまり古い市営住宅の整備等についてでございますが、正上内の市営住宅、あの古い方の住宅の問題でございます。第何号の部屋とは言いませんが、そこまで具体的には言いませんが、執行部も既にご存じかと思います。苦情等があれば見に行っているはずでございますので、この問題について若干ご質問いたしますが、あの古い方の住宅は、プレハブコンクリートを一部使っておる、プレハブコンクリートを使っておるんだけれども、一部、4畳半のところですが、そこの天井まわりの材質、これがコンクリートの中にパイプを全部埋め込んで、最初からつくったんですね、ここに水道とか、あるいは排水管、そういうものがみんな通っているらしいんですが、私は断面図を自分の目で確認したわけではございませんが、これがために水滴が伝わってたまる、その部屋はいつもじめじめして、水滴が落ちるんですね、結露から水滴になって下へ落ちる、いつもじめじめして非常に不健康だと。そして、家具を置いてもみんな腐ってしまうと。この人は、夫婦とも稼ぎでありますが、普段、昼間は恐らく窓なんかを開けて空気の入れかえをやらないから、隣近所より余計ひどいんじゃないかとは思いますが、いずれにしても、市営住宅に住む夫婦で、若い人は、今はだれもが夫婦とも稼ぎは常識みたいな、もう当たり前みたいな状況ですね。でありますから、窓を昼間開けないから悪いんだといちがいにいっても、これは問題の解決にはなりません。やはり材質そのものがおかしいんですね。それから屋上等から来ている雨樋、そういうものの構造上の欠陥があるのではないかと、こういうように思います。これは単なるちょこっと行って、大工さんとか、あるいはブリキ屋さんが行って直してもらうような問題ではない、根本から直さなければならないような大きな欠陥を抱えているのではないかということであります。この問題について、既に調査したはずであると私は思いますので、今後、どのような対応策を考えておるのかお願いしたい。私は、一日も早く、この種類の住宅に入っている市民が、安心して健康的な生活が営めるようお願いするわけでございます。この件についてよろしくお願いいたします。  それから2番目の文化交流による石岡市の歴史的遺産の活用とその発展策ということでございます。  これは市長と教育長等に質問いたしたいと思いますが、この中で2項目に分けてあります。順序が逆になってしまいましたが、国分寺、一般の人はみんな国分寺、常陸国分寺なんですが、昔、千二百四、五十年前に建てた国分寺と今ある国分寺は全然違うんですね。これを混同する人がたくさんおります。中には、有識者の中でも混同している人がおります。こういうわけで、私は金光明四天王護国之寺というふうに分けて考えました。それでこのように記載しましたが、つまり常陸の国の国分寺、ちょっとこの問題等について提言をしてみたいということであります。  それから次に、前記に対する、前記というのは今の国分寺でありますが、この実現のための国分寺サミットの開催をしようじゃないかと、こういう提言であります。  これは問題が逆なんですが、まず私は、日本全国に国分寺と名がつくところはたくさんあります。しかし、その中で文部省から国分寺の史跡の指定を受けたところは幾つもございません。我が石岡市が、史跡が、ちゃんとしたものがやるということで、一番先に指定を受けたわけでございます。そのほかにもまだあります。そういうところ、5市町、他の自治体とも、それからまた我々もという自治体があれば、そういう自治体も含めて、石岡が中心になって、国分寺という史跡を抱える自治体に呼びかけて、場所と日にちは別にしても、石岡が中心になって、音頭をとって、ここでそういうサミットを開いたらどうなんだということを前もここで言ったことがあります。市長は、その後、文化係等にどのような指示をしたのかわかりませんが、現在、あれから相当月日もたっておりますので、どの程度の内容になっておるのか。そして本当にこの問題を踏台にして、石岡というまちを賑やかな歴史と伝統、文化、自然が共生するようなまちといいますが、本当にそういう市長の年頭のあいさつで述べたようなまちにする気があるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。  それを含めて、それから今度は常陸の国の国分寺、つまり金光明四天王護国之寺というものの復元構想をやっていかなければならないと思います。  皆さんもご存じのように、石岡は、もう天平時代にははっきり歴史が出てくるまちでございます。石岡というところは、石岡という名前ではございませんが、この地は歴史に出てきます。そうした中で、特に常陸国分寺をつくる直前の天平時代、常陸の国には約20万という人口がおった。石岡、府中、国分寺のあったここには、その1割の2万人ほどが住んでいたということです。つまり、この当時としては、茨城県の政治、経済、文化、その他の中心地だったわけでございますが、私はこのまちの人間として、ここで生まれた市民として、現在も住んでいる一市民としても、非常に誇りを持っております。  余談になりますが、私がむしゃくしゃしたとき、家に夜中に帰る、子供に買ってやった大きな古ぼけた地球儀を見る、また地図帳を見る、そうすると、私は古代史が好きなものですから、九州の方から朝鮮半島の方を見る。それをずっと見ていくと、やはりどうしても飛鳥時代以前の話から奈良時代の方まで目が移るんですね。また石岡のことを考えてしまって、ああ、このまちに1253年前ですか、聖武天皇の命によって諸国66カ所に国分寺をつくったといいますが、特に東北の中心地として石岡が大きな意味を持った優位地でありましたので、ここには七重の塔ですか、これもあった。金光明堂という本堂みたいな勉強するところもあった。その他、もろもろ鐘楼とか仁王門とかたくさんあったでしょう。南大門、東大門、いろいろとあったと思いますが、私は昔のものを見ていると、ああ、石岡でもこういうところが復元できたらなといつも思うんです。どんなすばらしいまちになるんだろうと。それがために周辺道路もよりよくもっと整備されるはずだと思いますし、それから関東一円からも石岡にたくさんの人が訪ねてくるはずであります。茨城県の古代のロマン、こういうものを求めて、市民は勉強方々、そして年寄は年寄で生涯学習と思い込んで、人それぞれの思いで見に来たり、あるいは勉強したりするはずでございます。  この問題については、ことがことであります。膨大な予算が、恐らく石岡市の年間の予算を大きく上回るほど、私は多分200億を超えるんじゃないかと思う、ですから、これは石岡市ではとてもできる事業ではない。だけれども、茨城県は年間1兆円近く、そのような予算を持つ自治体です、茨城県。その中の200億程度ですから、私は県の事業としてやれば、常陸国分寺の復元は可能だと、このように思います。茨城県の事業としてやっても一つもおかしくない事業だと思います。石岡にあるから、水戸じゃないからといっても、水戸はたかだか7世紀にしかならないわけですね、歴史の表に出るようになって。石岡はそれ以前から何倍も古い歴史を持ったまちであり、現在の茨城県の5分の4は昔の常陸の国であります。その中心地であった古代の石岡に、そのような大きな歴史的な意味を持つ、あるいは伝統的な文化というものを、もう一度日本人の心に、茨城県人の心に植えつけるという意味でも、私は、これは茨城県がやっても一つも不思議はない、おかしくない問題だと思います。石岡というところは、土を1メートルも掘れば何らかの形で奈良時代、あるいは飛鳥時代、あるいは、場所によっては大和時代、古墳時代の何か古い文化遺跡に突き当たるような、石岡は文化財の宝庫、宝のまちだといっても私は過言ではないと思います。これから石岡の年寄ばかりでない、あすの日本、あすの石岡、そういうを背負って立っていくような若い学生、まだ幼い子供、この子供たちのためにも、石岡にはどうしてもまちの誇りとして常陸の国の国分寺の復元というものをやらなければ、石岡は何も特徴のない、よく歴代市長が所信表明の中で必ず述べております、歴史と自然と文化が共生するまちだと、しかしこれをやらなければ、本当の意味での歴史と文化を兼ね備えた、重みのある、誇りの持てる石岡というものは考えられないと、私はこう思います。  でありますから、茨城県の事業でやってもらわなければならないのは、これは当然でありますが、私は、過去の因縁、いろんな怨念、こういうものを捨て去って、自分たち個人個人の思いは脇に置いて、そして歴史の里石岡というまちの誇りを胸に抱いて、私は熱意を持ってこれから市執行部を先頭に、石岡市民、あるいは石岡のいろんな団体とともに県にかけ合う、何度も何度も陳情する、県といってもいろんな部署がある、役人ばかりではない、もちろん政治的な駆け引きもありましょう。この問題でも、石岡からは、茨城県の県議会議長も現在現職として就任しておるわけです。いろんな政治的な問題はとにかく脇へ置いて、こういった5万2,000余の市民が、そして茨城県の28万の県民が共存共栄できるような、ともに喜べるようなこういうものに向かって交渉して、何とかものにしなければならないと思います。  この問題では、いつも何かありきたりの答弁でございますが、私は、これはもう何度でもやります。市長はやる気がない、執行部はやる気がないというのであれば、私は何らかの形で市民に呼びかけて、いろんな各界各層、そういう人に呼びかけて、私は私なりの考えで運動して、そして最後には石岡のいろんな市民の人が私の頭を踏んでもう先へ突っ走ってくれて結構なんです。このぐらいの気概を持ってやらなければ、石岡の歴史と文化、こういう課題を持ったまちというのは、意味がない、単なるお題目を唱えただけのつまらないまちになってしまいます。よその県でもちゃんとあるんですね、県の事業として。県都、つまり県庁所在地でなくても、県が本腰を入れて大きな事業をやったところは、日本全国にたくさんあります。ですから、どうかこの問題では、議会の皆さんも含めて真剣に考えていただきたいと思います。  次に移ります。3番目の旧市街駅周辺の整備問題についてであります。  この問題は、大きく分けると橋上駅、それから駅周辺の駐車場ということでありますが、橋上駅についてですが、一昨年ですか、委員会の席上、石岡駅の橋上駅のプラン、その図面をA案、B案と見せていただきました。そのとき見た限りでは、石岡の歴史上、いろんなイメージが合うようにということで、何かスキー場のゲレンデみたいな屋根をした、そういう建物みたいなものを覚えておりますが、この問題で、既にもう石岡市なんかよりも早く実行したところもたくさんあります。中でも、この間もお話ししましたが、JR東海村の駅舎、橋上駅ですが、非常に具体的に、計画的に、きちんと収まりました。  ところで、石岡では、何度も聞きますが、今回、ちょっとしつこく聞きますが、橋上駅はいつからやることを考えているのか、実行することを。具体的に、例えば東海駅の橋上駅、執行部の方も、見に行っている人もおるそうでございますが、昭和63年6月に初めて茨城県企画部交通産業立地課と打ち合わせをしたんですね。その後、すぐその月に橋上駅を持っているような、そのときは藤代、牛久ですか、こういうところへ視察に行ったんですね、役場の説明を聞いて、現場視察をして。それで、昭和63年の10月、期成同盟会というのを発足させたんですね。その後、平成2年の7月、橋上駅舎化基本計画調査報告というものが確認されたんですね。それからあとまだ施設等もありましたが、期成同盟会の幹事会で、基本プランについてもいろいろと経過確認等がありまして、最終的には、平成3年の7月だからちょうど3年前ですね、期成同盟会に対して、JRの東海駅の概略プランの説明があった、つまり、もう図面ができたんですね。石岡もおととし図面ができているんですね、大ざっぱですけれども、本当の青写真は見ていないのではっきりしたことはわかりませんが。この図式でいくと、もうプランがなされてから、図面が書かれてから2年半で供用開始になっているんです。石岡は、本当はもう供用開始になっていいはずなんですが、執行部ではどう考えているのか。現在、どこまで進んでいるのか、現在の進捗状況をここに出していただきたい。場合によっては、青図面も見せていただくかもしれませんが、とにかく発表していただきたい。役所というところは、深く聞かないとしらばっくれていて、隠していて、出さない、直前になってから出して、それでああだ、こうだ、いろんな批判が出たりなんかして、場合によっては反対されて否決なんてこともあるんだから、やはり事前に出して打ち合わせをして、議会側とも、そして一般市民にも、議会に出すということは、すなわちこれは一般の市民にも知らしめるということですから、なかなか出せない問題もあるでしょうが、差し支えのない限り、よほどの職務上困難が伴うということでもない限りは、私は発表してもいいんではないかと、こう思います。  橋上駅は、前にも言いましたが、東海村の駅は立派な駅なんですね、本当に。石岡の区画整理ですか、建設部の、もう何人かは視察に行ったようでございますが、そういう中で、私どもも聞いてきましたが、工事代金が16億余、その中で建物そのものは5億ちょっとなんですね。それで、どうしても予算上足りないものがあるということで、先ほど言ったような橋上駅の建設促進期成同盟会というものが2年間かけて自治省と協議しながら、しかも寄附を受ける行為についていろいろと相談しながら、金を集めて、その金額は4億円ですが、もうぴったり集まったと。よく勘違いされるんですが、原研があったり、動燃があったりするから、簡単に金が集まるんだろうということでありますが、そうじゃないんですね。原子力研究所も、動力炉燃料事業団、ここは1円も寄附は出していない。それからもう一つ大事なことは、村の役場で、公共事業を発注する場合に請け負う業者、こういうところからも1円ももらわないという方針で、この方針を貫いて4億円を集めたそうでございますが、寄附した企業、こういった要件は、たくさんのところから寄附を受けたわけでございますが、これは税務当局とも相談しながら、寄附行為でなされた額面については、損金で税務処理ができないかということでいろいろと協議しながら、国税当局とも何回も何回も打ち合わせしながら、控除されるように、そのような図り方をしたそうでございます。石岡でも、どの段階までそういう問題を含めてやっているのか、わかりません。我々に示していただきたいんですね。
     それから期成同盟会、これを石岡ではどのような形でつくる予定なのか、これも合わせてお聞かせ願いたいと思います。  橋上駅については、まずこれで一たん区切りますが、次に橋上駅ができたらばという将来のことばかりではありません。今現在も現実的な問題として困っておりますが、駅からずっと上がった八軒道路、あの周辺も駐車場がまるっきり足りません。中でも、先般、商工会議所がコミュニティセンターというものをつくるということで、議会の方でもいろいろとその問題で、補助金等のものを含めて議論があったわけでございますが、旧商工会議所の跡地にあのような大きなものをつくるのは、私は結構なんだと前もここの場で述べましたが、駐車場がありません。駐車場がなければ人の集まりが悪い、必ず違法駐車をせざるを得ないことも起こり得る。違法駐車をすれば、したでまたそのなりの反則金を取られる。こういうことを繰り返せば、集まってくれといってもなかなか集まらない、運転手つきで特別に来る人は別ですが、一般の大衆はなかなか来にくい。せっかくつくる施設でありますから、やはり仏をつくったならば魂を入れてやらなければいけない、つまり駐車場をつくってやらなければならない。駐車場の問題についても、駅周辺も含めて、ずっと上がってきて、旧商工会議所跡地、あの周辺にも駐車場をつくらなければならない、この問題では、石岡市の役所と、前にも言いましたが、観光協会、それから商工会議所、こういったところが何度も私は打ち合わせをしながら確保しなければならないと思うんですよ。借りるなり、買うなり。その手法について、駐車場確保の、あの回りにはあるけれども、小さいからだめだとか、あの回りには土地がないからだめだとかといいますが、ずっと離れたところでもいいんですよ。必ずそこを手にすれば、交換事項でも、中には、やればやって考えられないことはない、コミュニティセンターの近くに、できることならばほかの土地と交換して空けてもらう方法だってあるんです。これは幾らでもあります。執行部の考え方次第、それから商店街の皆さん、こういう団体の皆さんにも、今後図っていって、駅周辺にはたくさん駐車場をつくるということが私は一番石岡の旧市街化の活性化につながる問題だと思います。買物をしても、びくびく駐車違反でレッテルを貼られないかどうか、おっかなびっくり買物をしても何にもならないわけですから、この問題については、後でまた述べます、2回目にまた詳しく述べますが、執行部が、経済部長を初め建設部長、市長、総務部長、どのように考えておるのかお聞かせ願いたいと思います。  それから4番目の市政一般でございますが、簡単に聞きますが、まず1項目目、公文書の問題、何回も出して本当にいやなんですが、実は私もずっと1年あまり議会で決まっておりましたが、ファックスは問題があるということで入れませんでした。ところが、最近、出先も全部入ったという話も聞き、また私等の要望もあり、石岡市役所の中にも、ある程度必要なところは入れるということがわかりましたので、私もファックスの供用の問題については同意いたしました。これはもう皆さんの前ではっきり言いますが、同意いたしました。  ただ、ファックスで送られてきた文書、赤い判こが押していない、黒くても何でもいいんですが、実際にスタンプが偽物というか、複写したもの、これは、私は公文書とは思えないので、この問題について、市長と総務部長、よく協議したと思うんですが、これから私のところにも議会事務局からもたくさんファックスが流れてくると思いますが、私は、単なる伝達事項、迅速なる連絡事項に過ぎない手段であって、公式な文書、つまり公文書としては私は認められないし、認めるつもりもないんですが、この問題についてちゃんとしたお答えをいただきたいと思います。  それからあと固定資産の評価替えをやりましたね。この問題でちょっとお伺いいたします。  実は、最近の話なんですが、東石岡地区では、不動産屋さん、宅地建物取引業の方からは、坪当たり12万5,000円で買ったそうなんですね。ところが、石岡の市役所、つまり税務課では、固定資産の評価の見直しをやって、その結果が、その土地は、ことし買った土地ですよ、ことし12万5,000円で買った土地、不動産屋から、それだけの価値しかないからその値段で不動産屋が売ったんですから、現況に合わせた価格、ところが石岡市の評価資産は、ことしは坪当たり20万円になってかかってきたそうですね。70坪だか、70をちょっと超えるんだか、そのぐらいの面積だそうでございますが、苦情を言っているんですね。登記税に40万もかかる。つまり、宅地の部分に30万、登記するだけで、それで道路の負担分もあるので、その道路の分にも10万、合わせて40万、所有権移転のための登記税がかかった。つまり、こういうわけなんですね。1,500万ぐらいで買った土地なんだそうですが、その40%、600万、残った額に1,000分の50、両方に掛けますから30万と10万で40万かかる。今後、このまま推移して毎年固定資産税を取られては適わないんだといっているんですね。それだけの価値しかない土地だということなんですが、このことについて、固定資産の評価、こういう問題、現況と前のままと、こういう問題はたくさんあるそうなんですが、もし把握しておれば、どうしてこういう結果になったのかをお知らせしていただきたいと思います。  それから小川町の百里基地、これは前にも言いましたが、いよいよ県当局も本格的な調査に入るようであります。民間空港を供用するに値するという意味で前向きという形で作業を進める予定でありますが、小川町もそれ相応の対策を練っておるそうでございますが、この問題について、石岡市ではどのような考えを持って、関係町村、あるいは県との協議がなされたかどうか、お伺いしたいと思います。  小川町では、もう早速鹿島参宮鉄道ですか、これを百里基地周辺の飛行場のあたりへ引き込む、こういう問題等も真剣に考えておるそうでございますが、当石岡市としては、村上・六軒線、あれが今現在六軒・新田山線のところでとまっておりますね。あれ、将来延びるにしても、真っ直ぐ小川町の方向へ進まないで、玉里村の中間地点、B&G、そしてシバソクですか、あの辺のところへ大きく湾曲して、カーブを描いて抜けてしまうそうでございますね。この道路については、私が聞くところでは、玉里村では、そんなに大きい予算はとれないから、県でやってくれと、おんぶに抱っこでそのまま全然やらないから、現在、あそこでとまっているんだという説明を聞いておりますが、私は、湾曲した道路は道路でそれはいいと思うんですが、将来のこともあるので、玉里村と小川町とを含めて、将来の民間空港の供用問題について、道路等も含めて協議していかないと、石岡市はおくれた存在になってしまうと思うんです。私は、民族主義者ですから、自分でそう思っていますから、基本的には首都圏の防空基地たるものに民間空港と供用化して何ごとと思うんですが、やはり時代の波ですから勝てない。そういう方向にどんどんと行ってしまえば、いつまでも手をこまねいて反対、反対とは言っていられないから、どうせ避けて通れないんならば、民間空港ができた暁のことも考えて、今後、石岡がおいてきぼりをくわないような対応策を考えておかなければならない。そのためには、周辺の町村、そして茨城県とも、場合によっては、その他関係機関とも図って、協議を続けながら、石岡市が今後空港問題についてはおくれないように、一緒に進めるような状況を今からつくっていかなければならないと思うんですが、この問題について、これまで蓄積した情報、あるいはこれまでの経過の中で、特にこれというようなことがあれば、ここで発表していただきたいと思います。  以上でありますが、第1回目の質問を終わります。 26 ◯議長(小泉 彰君) 暫時休憩いたします。                 午後3時16分休憩           ───────────────────────                 午後3時51分再開 27 ◯議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  建設部長・平澤君。              〔建設部長・平澤光平君登壇〕 28 ◯建設部長(平澤光平君) 上野榮一議員の建設関係の諸問題についてお答え申し上げます。  第1点目の土木、都市計画、開発に関する作業遂行についての能力発揮のための意欲を促す人員配置と職責についてでございますが、建設部の土木及び都市計画、開発に関する作業遂行についてのご質問でございますが、各部門とも全職員が現在精一杯頑張っているところでございます。  特に、ご質問の中でご指摘のございました土木課は、課長、補修担当参事を含め3係18名でございまして、道路管理、土木工事の設計、施工、補修等を実施しておりますが、多くの市民要望に対しまして即応できない面もございますが、今後とも努力をしてまいりたいと考えているところでございます。  また、都市計画、開発関係におきまして特にご指摘のございました都市計画係でございますが、ご指摘のとおり現在、技術職員が1名、庶務関係を主に担当しております女子職員が1名でございます。仕事の内容につきましては、ご質問の中でもございましたように、国補関係の事業と六軒・新田山線、幸町・正上内線、山王川の都市下水路の改修関係の見直し、市街化区域の用途の見直し、そういう問題について取り組んでいるところでございます。  また、ご質問の中でもご指摘がございました開発指導担当の副参事が病気療養中でございますので、この辺につきましても、問題が生じないように課長が中心になってフォローしているというような状況でございますので、健康回復次第、復帰していただきたいというふうに切に希望しているところでございます。  次の問題でございますが、道路形態の整備促進についてということでございますが、市役所前の十字路の右折帯の整備ということがご質問されてございますけれども、これにつきましては、用地担当の参事等も地権者、地主さんの方へも折衝いたしておるわけでございますが、なかなかご協力というようなところに現在至っていないということでございます。非常に難しい面もあるという認識に立っているところでございます。  それから有料道路の問題でございますが、ご提言いただきました一日も早い解決の方策としての未償還金12億7,000万円ございますけれども、国が10分の5、県が10分の3、市が10分の2というような形で、特に有料道路は国道355線というふうな形になっておりますので、ただいまご質問の中でもご指摘、またはご教唆いただきました道路法第11条第1項等のような問題につきましても、十分に研究いたしまして、一日も早くこの問題について解決できるように努力をしてまいりたいと存じます。  それから都市計画道路関係の問題でございますが、確かに20本が現在計画の中に載っているわけでございますが、村上・六軒線の計画関係だけが完了して、その他、県関係の道路関係で有料道路が完成したというふうな形で、まだ整備が途中であったり、未着工というふうなところもあるわけでございます。  そういう中で、現在、工事を進めておりますものにつきましてはどうなのかと、手がけているものということでございますが、六軒・新田山線の改良工事を行っているところでございますが、これは事業認可期間が平成8年の3月いっぱいというふうな形になっておりますが、できる限り平成7年度の年度中で、平成8年の3月ということで完成するように努力をしているわけでございます。今までの進捗状況でございますが、計画延長で1,197メートルのところ、整備済みの延長は656メートルでございまして、54.8%の整備が済んでいるところでございます。また、用地取得の予定でございますが、1万1,278平米のところ、取得済みが8,046.25平米で71.3%というような進捗状況でございますが、これにつきましても、一日も早く完成にこぎ着けたいと努力をしているところでございます。  もう一つの路線でございますけれども、幸町・正上内線の問題でございますけれども、事業認可期間が平成9年の3月31日というふうなことになっておりますが、現在、進んでおりますのは、用地取得を手がけているというところでございます。用地取得は1万8,000平米のところ取得済みが1,425.79ということでまだ7.9%という形で非常におくれているわけでございますが、できるだけ国庫補助額等の増額をお願いしながら、この問題についても、早期実現ということで努力を重ねてまいりたいと考えているところでございます。  それから泉橋の問題でございますけれども、県と協力して早く解決をするべきであるというようなご指摘でございますが、この問題につきましては、既にご質問の中でもご存じのとおり、本橋の地権者と地上権者の問題等もございまして、県の方も交渉等につきましては苦慮いたしているところでございます。これにつきましては、県の方は、あくまでも話し合いによって解決をいたしたいというような考え方を持っているわけでございます。過般も土浦土木事務所の担当課長さんの方にもお会いいたしましたけれども、できるだけ地権者関係の方に交渉を進めていただいて、具体的にどのような要望があるのか、それらについて市の方で対応できるものがあれば、具体的ものを示していただきたい。それが可能であるものについては、十分に、例えば代替地の問題とか、いろいろとあると思いますけれども、そういう問題についても、市長もそういう具体的な問題については前向きで取り組むというような考え方を持っておりますので、私どもも、事務担当者としても、県とともにこの問題を一日も早く解決しなければならないというふうな立場で進めているわけでございます。  市営住宅の問題でございますけれども、市営住宅の問題は、ご質問の中でもございましたけれども、新増設の計画ということでございますが、市営住宅の新築、増築計画は、現在、継続事業にて建築を進めております池の台団地は、既に計画戸数の164戸のうち104戸が完成しているわけでございます。それに平成5年、6年ということで継続しておりまして、ご質問のありました8月入居というふうな形で36戸が完成しますと140戸の完成になってくるわけでございます。残りは6年、7年というふうな形で24戸の建設を進めているわけでございますが、既にご存じかと存じますけれども、平成5年、6年につきましては、24戸の計画のところ、途中から12戸、県の方にお願いをいたしまして、戸数をふやして早期工事に進めたということでございますので、今後もそのような形で県の方へ要望を進めていきたいと思います。  その後の計画ということでございますけれども、正上内、それから新池台というような現在のところの再整備というふうな考え方で進めていきますが、その場合は、中高層化して建てるということになれば、当然同じ敷地内でも戸数の増加が図れるものと存じます。また、国庫補助金の耐用年数等も、正上内の住宅関係ではございますので、それらをクリアする年度、いわゆる8年度以降等に合わせながら計画を進めてまいりたいと思います。できるだけ中高層化して戸数等をふやしていきたいと考えているところでございます。  それから既存建物の整備ということでございますが、ただいまご指摘がございました正上内住宅につきましては、私も6月9日、午前中でございますが、雨の中、現場を見ております。確かに、民家の家の中まで見させていただきまして、状況を見てまいりましたけれども、一部屋、どうしても結露的な形があって、特に冬のときにそういう症状が出るということでございまして、これらについては、ご指摘がございました工事の中での問題等がどの程度そういう問題に関連しているのか、十分に今後調査をしながら改善に努めてまいりたいと思います。  なお、とりあえずできるものからということで、雨樋の関係等につきましては、既に担当の方で業者の方へ指示をして、改良についてお願いをしているということでございますので、この問題についても、状況をよく調査して対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 29 ◯議長(小泉 彰君) 参事・佐藤君。              〔参事企画電算担当・佐藤方彦君登壇〕 30 ◯参事企画電算担当(佐藤方彦君) 橋上駅の関連についてお答え申し上げます。  まず石岡市の橋上駅はいつごろやるのかと、こういうようなご指摘でございましたが、これにつきましては、平成4年3月に石岡駅橋上駅舎基本計画策定というようなことでJRと協議をするのに報告書を作成いたしました。その目的と申しますのは、いわゆる石岡駅舎を東西の両方向から利用するようにするには橋上化する必要があると。それから必要がある場合には、その規模、あるいはその形態、あるいはどの程度の経費がかかるのかというようなことを検討するというようなことで、JRと協議をするのに調査をいたしたというのが経緯でございます。  それからこれにつきましては、当市といたしましても、橋上化の問題というのは、JR水戸支社と当然これは協議をいたさなければならない問題でございまして、現在、橋上化実現のためについてJR水戸支社と検討をいたしておるというようなことでございまして、その検討内容というものは、現在の駅舎のいわゆる動機つけ、あるいは費用負担の問題、それから自治大臣の承認等をいただくというような問題が多々ございますので、そういう問題を解決するために、県の協力を得ながら今粘り強く事業推進化に向けて協議をいたしておるというところでございます。  それから先ほどの石岡駅の橋上化に伴うところの建設促進同盟会というものが設置されているのかというようなご質問でございますが、これは平成元年の8月の22日に石岡橋上駅建設促進期成同盟会というものを発会いたしまして存在いたしておるわけでございまして、これは石岡駅周辺の6市町村の首長さん、あるいは議長さん、あるいは関係するそういうまちの有識者の方で組織をしておるというのが現状でございます。  それから先ほどその他でございました百里基地の民間供用化というようなことについてお答えをいたしたいと思います。  百里基地の民間供用化というようなことは、昨日来も新聞報道で明らかになったようでございますが、一応、供用化が可能であるというふうなことで、県としても開発構想をともに進めていくというような考えであります。この問題に関しまして石岡市といたしましても、現在のところ茨城県から石岡に関連するというようなことで、事業化の働きかけはございませんが、しかし石岡市といたしましても、百里基地の民間供用化が実現すれば、当然アクセス等の道路、あるいは鉄道等の整備は不可欠というような問題になってまいります。当然、その役割は大きなものがあろうかと思います。そういうようなことで、我々の方といたしましても、いわゆる石岡市を通過する国道6号、あるいは県の立場から申し上げますと、鹿行地区の振興、それから東関東自動車道との接続というようなことも考えてまいりますので、当然、開発シフトというものが石岡市に影響を与えるということも考えられます。そういうようなことで、石岡市としてもまわりの町村とともに協力しながら、県の情勢を見ながら、今後開発の動向を見極めて、それについての積極的な対応を図っていかなければならないんではないかというように現在考えておるところでございます。  以上であります。 31 ◯議長(小泉 彰君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 32 ◯経済部長(小口利夫君) 3番目の旧市街駅周辺整備問題についての駐車場についてお答えをいたします。  当市の市営駐車場につきましては、外来者、買物客等のための駐車場といたしましては、駅東駐車場、香丸駐車場などがありますが、駅東駐車場につきましては、商店街に買物客用としては遠いため利用が少ない状況にございます。また、駅前通りにおきましては、商業近代化の促進を図るため駅前通り商店会においては振興組合が設立され、駅前通りの空き地有効利用対策が進められております。さらに、商工会議所によるコミュニティセンターが建設される運びになってございます。コミュニティセンターにおいてもある程度の駐車場が必要になってまいります。このため商工会議所において駐車場の検討を急いでおります。また、あわせて買物客用民間駐車場等の駐車場案内ができるような調査をし、案内図の作成等を考えております。  さらに、駐車場につきましては、買物する場所と駐車場の問題がありますが、あまり遠い場所になりますとお店の前に駐車してしまうので、設置の位置などについては十分に検討を重ねてまいりたいと考えております。  さらに、商工会議所とも十分に協議をしながら、いろいろな方法等の検討をしながら、コミュニティセンターに近い場所に確保していきたいと、そのように考えております。 33 ◯議長(小泉 彰君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 34 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答え申し上げます。  常陸国分寺の復元についてのご提言とその実現のための国分寺サミット開催についてのご質問でございますけれども、本件につきましては、過日の議会でもご意見をちょうだいいたしましたが、教育委員会といたしましては、文化財の保護と活用につきましては、できる限りの活用を図ってまいりたく基本的には考えておりますけれども、そういう観点から申し上げますというと、国分寺サミット開催に関しましては、教育委員会の立場といたしましては、例えば学術文化の振興という点から申し上げまして、シンポジウムの開催、あるいは国分寺会議、国分寺所在関係市町村の担当者やまたその地域の専門家、さらには大学及び関係機関の専門家を招請して、それぞれの地域における国分寺にかかわる取り組みなどの意見交換、発表、また今後の国分寺の整備の方向等について、専門家からのアドバイスなど、私どもといたしましては、学術文化面から対応したいというふうに考えておるところでございます。  これらの前段といたしまして国分寺所在地の関係市町村に対して石岡市としての考え方を提示して、参加、出席に対する意向打診などを行いまして、開催関係の対応を図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  次に、常陸国分寺跡は、これはご承知のとおり国指定の特別史跡でございます。私も、その後、復元の問題については、果たして可能なのか不可能なのか、文化庁へ立ち寄ってその話はいたしてまいりましたが、ご質問のご趣旨はよくわかるんですが、文化庁の考え方、これまでの考え方、極めて厳しいものであるというふうに受け止めておるところでございます。  これは仮定の話で申しわけないんですが、仮に当市に博物館が完成したと、その敷地内に仁王門なり、あるいは七重の塔とか、建設をするとか、復元をして、博物館の見学者に供して活用するということならば、これは心配ないんですが、前段で申し上げましたように、今のところ文化庁の考え方というものは厳しいものがあるというふうに私は受け止めておるところでございます。  いずれにいたしましても、国分尼寺の基壇の整備の現在検討委員会を持っておりますが、この検討委員会にも、文化庁の職員、県の文化課の職員も入っておりますので、さらにこういった話を持ち上げてみたいと、そういうふうに考えております。  なお、県事業として対応してはどうかというようなご質問でございますが、これらも含めて県の方へ働きかけをしてみたいと、そういうふうに考えております。  以上です。 35 ◯議長(小泉 彰君) 参事・今泉君。              〔参事税務担当・今泉 正君登壇〕 36 ◯参事税務担当(今泉 正君) 固定資産の評価替えに関するご質問にお答えをしたいと思います。  固定資産の土地の評価につきましては、公的土地評価の今後の均衡化と適正化の推進を図るため、土地基本法第16条及び総合土地政策推進要項等の趣旨を踏まえ、今年度の評価替えから地価公示価格の7割程度を目標に地価の均衡化、適正化を図ることとされたことに伴いまして、当市におきましても、平成6年度評価替え土地価格の基準日である平成4年7月1日現在の価格を求める必要から、宅地について路線価及び状況類似地区の基準宅地並びに標準宅地について、不動産鑑定士に鑑定依頼をし、鑑定書をいただいたというようなことでございます。  なお、平成4年7月1日からこの間土地の下落等がありましたものですから、平成5年1月1日までの半年間の地価動向について、なお商業地を中心として調整を図りまして、その結果、平成5年に県内市町村の評価に関する調整を図るというふうなことから、茨城県固定資産評価審議会の通知が平成5年11月2日に行われたわけでございますが、このことにより具体的に各筆ごとといいますか、各地ごとの評価が始まったわけでございます。  石岡市におきましては、路線価及び標準地についての418地点、これにつきまして鑑定士の評価をいただいたわけでございますが、それによりましてそれぞれ個別の評価に入ったわけでございます。  お尋ねになりました東石岡地区のことにつきまして、具体的な場所等がわかりませんので、そこのことについての具体的なご答弁はできませんが、そういうことから現実に評価替えにおいて土地の評価がどのようになったかということで申し上げてみますと、特に宅地について申し上げてみますが、住宅用宅地におきまして、小規模住宅用地、これは200平米まででございますが、これにつきましては約5.31倍程度の評価になっております。次に小規模以外の一般住宅用地については4.86倍、それから非住宅用ということで、これにつきましては5.22倍程度の評価になっております。  次に、評価替えにおいて、将来において固定資産税がこういう評価の伸びに基づいて課税されるのかということでございますが、これにつきましては、さらに負担の調整ということで、急激な固定資産税の増額をみないというようなことから、住宅用地につきましては、最高が前年度の課税標準額に1.2倍まで、さらに非住宅用地については1.25倍まで、こういうことでの調整が図られているところでありますので、ご了解をいただきたいと思います。  なお、具体的な場所等につきましては、ご提示がいただければなお詳細にご答弁できるかと思いますが、現在のところは以上でご了解をいただきたいと思います。 37 ◯議長(小泉 彰君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 38 ◯総務部長(苅部一太郎君) 公文書の件についてお答え申し上げます。  この件につきましては、過般の議会におきまして答弁を申し上げました件でございますが、公文書につきましては、文書を作成する観点から、公文書と私文書を区分する場合には、公文書とは官公庁または公務員がその職務上作成した文書をいうということにされていまして、それ以外は私文書という区別になっております。それで、公文書であるための要件といたしましては、文書の表示者、名義人が官公庁または一定の資格、あるいは権限を有する公務員であること。それから二つとしましては、官公庁または公務員がその職務権限に属する職務を行うために作成した文書であること、これが作成する観点から見た場合の公文書ということになります。それから文書を取り扱う観点から公文書と私文書とを区別する場合には、公文書とは、官公庁において職務上取り扱うすべての文書をいい、それ以外の文書を私文書ということになっておりまして、そういう中で、職務執行上作成するもののほか、私人から提出されました申請書、あるいは願い、陳情書など事務処理上取り扱う文書もすべて公文書であるというふうなことになります。  そういう観点に立ちますと、ファックス利用による文書等についても、当然これが市の作成した文書であるということになりますれば、公文書であるというふうに理解します。  さらに、そういう観点の中で、石岡市の庶務規定におきまして公印の問題がございますが、石岡市の庶務規定の中での発信文書について公印の規定がございまして、この中では、発信文書については公印を押印し、原意と契り印をし、文書発収簿に記載すること。その際に、但書がございまして、ただし、印刷に付したものについては、公印及び契り印の押印を省略することができるという規定がございます。こういうものをもちまして、私どもとしましては、公文書という取り扱いをしているものでございます。  以上です。 39 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 40 ◯市長(木村芳城君) 上野榮一議員にご答弁を申し上げます。  最初に、私の展望というようなことで第1点あったわけでございますが、ことしも平成6年度の施策の方針を発表させていただいたわけであります。そういう点から、都市基盤の整備されたまち、快適な居住環境の整備されたまち等々五つを上げながら、私といたしましても、そのようなものについて述べているわけであります。その中で、特に環境整備につきましては、私といたしましても、住みよい、そして住んでいてよかったと、こういうような石岡市をつくり上げるために環境整備に努めてまいっているところであります。  特に、昨年度から皆様のお手元に配付してあります普通建設事業費としての予算書の中で、昨年度は35億3,670万5,000円、今年度は38億8,633万8,000円、そういうような点で金額にいたしましても3億4,963万3,000円、一番大きな伸びをしているわけであります。これは、道路行政の中でも特に臨時起債道路、そういうようなものにおいても、環境整備の中に取り入れながら進めてまいっているわけでございます。  そういう点から申せば、ご指摘のように異動の中での職員の対応、それからそこに働く職員等々については十分に配慮していかなければならない。そういう点では、機構改革を私なりに取り下げてしまいましたけれども、十分に今後検討いたしまして、時代に沿ったものをつくり上げて、またご提案をしてご協議をしていただくと、そういうふうに考えているところであります。  次が、有料道路の無料化につきまして私の方からも答弁させていただきますが、先ほどお話しましたように、5月の16日の日に泉土木部長とお会いいたしまして、そのときの案件は有料道路の無料化だけでございます。今までは6号バイパスとか、石岡市の道路行政並びに等々の土木に関するものを常々お話ししてきたわけでありますが、このときは有料道路のこの一本でお願いをしてきたわけであります。私といたしましても、今までたびたび有料道路の無料化につきましてはお願いをしてきております。そこに過般もご答弁申し上げましたように、地域の方々、そして特に今回は商工連の方々、多くの方々のご支援をいただきまして、大変私といたしましても心強くしているわけであります。  しかし、当市といたしましても、ただお願いをするというようなことだけでは、向こうといたしましても、何か調査をしていただくのにもあるのではなかろうかと、そういうようなことで、県といたしましても、この件につきましては、どういう方法をしたらよいかというような手法といいますか、調査をいたしますと、そういうようなことをちょうだいして帰ってきたところでありますので、今後とも、私といたしましても、前向きに、この件につきましては、努力をしてまいりたいというふうに考えているところであります。  次は、泉橋の架けかえにつきましては、担当部長の方から答弁いたしましたようなことであります。私も過般、この件につきましては、土浦土木所長ともお会いいたしたときに、全面交通ストップ、仮橋でいくというようなことでおったこともあったわけでありますが、仮橋をきちんとつくって本橋をお願いするには、本橋の方の地権者によくご理解をいただいて、そこからスタートをしなければならないというような指導を受けながら、地権者に向けて私も努力してまいりたいというふうに考えているわけであります。  市営住宅につきましても、担当部長から答弁いたしましたとおりでありますが、それに加えまして、私といたしましては、県営住宅並びに公団の住宅等を当市にも建てていただけるように、やはり住宅整備にも力を入れなければならないということで、鋭意努力しているところであります。  なお、市営住宅につきましては、次の建てかえの時期、場所を選定しながら、国の方にお願いをしていきたいというふうに考えております。  常陸国分寺の件につきまして、サミットが出てきましたけれども、私も就任早々に尼寺サミットというような広報の方々に集まっていただきまして、尼寺サミットということを石岡市で開催させていただきました。大変遠くからこの方々がおいでいただきまして、内容は広報紙の扱っている方々の情報交換をするわけでありましたが、名前は尼寺サミットというようなことで開催をさせていただいたわけであります。そういうようなことを思いますと、ただいま教育長が答弁したようなことと、今後は教育委員会と企画に私の方から指示をいたしまして、このようなことがどういうような企画で、そして教育委員会の方から、できるかということを調整するように指示をしていきたいというふうに考えております。  その他のことで百里基地の件について私の方からもご答弁させていただきますが、ご指摘のように、過般の県議会定例会において示されたような百里基地民間供用化は可能と、こういうような見出しを見たときに、私といたしましても大変喜んだ次第であります。ただいま部長の方からも答弁をさせましたけれども、民間供用化が本格化すれば、当市といたしましては、交通の要所にもなり、また旅客の宿泊の中心地ともなると私は考えているわけであります。そういうようなことからすれば、当然当市の活性化につながるものと思われますので、こういう観点から県及び小川町地元関係者の推移を見ながら、当市といたしましても前向きに進めていきたいと考えております。ご指摘のように石岡駅へ向けるように常磐新線もお願いをし、村六線も玉里でとめないで小川まで行くようなものも、隣接の首長さん方ともよく協議しながら進めてまいりたいというふうに考えております。  それと同時に、常陸平野の調査のことが近々出ると、こういうようなお話を聞いておりますので、そのものも見ながら、私といたしましても前向きに進めていければと、こういうふうに願っているところであります。  以上であります。 41 ◯議長(小泉 彰君) 5番・上野榮一君。 42 ◯5番(上野榮一君) 2回目の質問でありますが、1回目の執行部側の答弁の中で、ちょっと物足りない点がありますので、時間の都合もありますから簡単にもう一度言いますが、まず都市計画課の人員配置、その中での作業の遂行の件ですが、能力的にも限度いっぱいどころではないんですね、まるっきり対応しきれないほど仕事を抱えているんですね。ただいま建設部長が精一杯全力で努力しているんだと言ったけれども、ちょっと部長も本音をはいたかと思うんですが、やはり人は足りないんですね。こういう合理化が叫ばれている中で、何でもかんでも市役所の職員をふやしてくれと、そういう意味ではないんですね。総体的には別に私は構わないと思うんです、今の体制のままで。ただ、私の口から、どこの部が、あそこは1人多いじゃないかとか、あそこは2人多いじゃないかとか、そういうことを言っているんじゃないですからね、私の口から言えませんから、ただ本当に重要な仕事を抱えて、大きい任務で、やらなければいけない仕事がいっぱいある、そこに少しの人員でもって仕事が間に合わなくなる。あそこには、それほど人数を配置しなくてもいいんじゃないかなと思うところがあるわけですから、庁内の中で総体的に、大局的に見て、合理的に人員配置していただきたいということなんです、一つの主眼は、私の言っているところは。  特に、都市計画の場合は、少なくとも、徐々に階段を上がるようにふやしていったとしても、最低都市計画は5人は必要だと、このように思います。でなければ十分な仕事ができない。さらに進んで仕事をこなして、次々に打ち出されるような政策も間に合わない、もちろん開発部門もそうです。開発担当は今1人しかいない。しかも、長期的に、いろんな理由があるんでしょうが、病気もあるんでしょうが、現在はいないんですね。他の人がみんな力を分け合って助け合ってやっているんだということは、私も外から見てわからないわけではないんですよ。しかしながら、全くもう話にならないですね、仕事ができない、この人数では。先ほども1回目の質問で言いましたが、昭和62年、63年当時から比べて、今は昭和だったら69年ですから、もう6年前、7年前と比べて、仕事が減ったのか、ふえたのか、もうおのずとわかっているはずでしょう、執行部の方は。当時の人数から比べたって3分の1になっているわけですね、実際に、仕事を遂行する係の職員というのは。今の人員では3人いたって足りないところが1人になっている。なぜ、仕事を、次々に新しい政策の中でやろうという話に矛盾して、それに逆行して1人しか置かないのか、これが私は問題だといって指摘しているんです。これを一日も早く改善してもらわなければならない。悠長なことをいっていたのでは、市長や執行部が日ごろ言っていることとやっていることは全然違う、石岡のまちづくりを本気で考えているのならば、あんなことは絶対あり得ないんです。よそのまちへ行ったら、どんどんと新しい道路も整備されて、たまにしか行かないとびっくりするような道路ができ上がっている。あるいは整備しつつある、その過程にあるわけだね。石岡はさっぱり進まない。やる気があるのかないのか、ちんたらちんたら、徐々に、100年もかけて、今都市計画街路が20近くあるけれども、100年もたったら何とかできればいいなんて考えているのかどうか、これ、伺いたいんだね、本当にやる気があるのかどうか。  それで、2年前にも、1年半か、機構改革の中で執行部から提案はあったけれども、簡単に取り下げたわけだけれども、あのときはいろんなほかの企画部とか、環境部とかというのも、そんなに急がなくてもいいようなものもまとめてあったので、いろんな問題等の中で考えた上で取り下げたと思うんだけれども、あのときに本当にもうやらなくてはならない必要だというものが、消防署の件、それから都市計画の件、都市開発も含めて、これが一番問題だったわけですね。取り下げたはいいが、その後、全然そのような話は出てこない。口を開けばまちづくりに対して一生懸命やるんだということで、大変立派な御託を並べて、本当に文言だけを見たら、いや、すばらしいまちだなと思う、すばらしい執行部だと思うような勘違いをする。実態は違うでしょう、全然。  もう一度言うけれども、これはもう早急に大急ぎで考えなければならないんですよ。とにかくいつになるかわからない人を待ったってしょうがないんだから、足りなければ足りないですぐ配置転換する、病気の人はもっと楽な仕事へ移ってもらう。それから足りなければほかのセクションからも引っ張ってくる。私は何も役所の人員を全体的にふやせと言っているんじゃないんですから、都市計画も、やっぱり係の方、1人であれもこれもとても間に合わないでしょう、設計をやったり何をやったり、こういうことを一日も早く、もうだめだとなったらすぐ手を打つような気概を持った、熱意を持ってやってもらわなければ困るんですね。  それからさっきはちょっと指摘しただけで具体的には触れませんでしたが、土木課も私は人が足りないと思う。何度も土浦の例を出しますが、土浦市は石岡市と比べて財政的にも人口面から見ても2倍半以上の内容が備わっておりますが、しかし面積は変わらないんですから、石岡とそんなに。道路延長も変わらない、それでやっている内容というのは全然違うわけだから、すべて土浦の真似をしろとは言わないけれども、もっとハード面での都市基盤整備、こういうものはうんと力を入れてもらわなければ困るんです。土木課もまだ現業部門で足りない。例えば、業者に全部委託するわけではない。直営というような事業もあるわけですね、細かい市民の要望、苦情にはすぐこたえられるような即応体制というか、そういう面では本当に市民の人に申しわけないと思う。私らも市民の人の要望、苦情、その他いろんなことを聞いて、担当の方にお願いに行くのにも、本当にどんどんたまってしまって、間に合わないでたまっている、申しわけないと思うから、本当にきょう行こうか、あした行こうかと思っても、もう少したって日をおいてから行こうと遠慮しいしい頼んでいるんですよ。これは本当の話ですからね。ときたま、もうこれ以上ためられないとなると、そういうことで言おうと思うと、また入ってきてしまって、まとめて頼むような実態があるわけですね。こういうものを含めて、土木課、都市計画課、開発も含めてですが、大幅に人員をふやす、市長自身、あるいは執行部の関係部長らもよく考えていただきたいと思うんですよ。総務部長も書面の上だけでこれだけいるんだから十分間に合うはずだと思い込んでいるかもしれないけれども、現場の実態というものをよく自分の目でつぶさに見て把握していただきたい、このように思います。  建設部長にちょっとお伺いしますが、1回目の質問の中で答えてくれと言ったんですが、答弁漏れでありませんでしたので聞きますが、20近くある都市計画街路の中で、宮下・村上線、16メーター幅員、それから別所・行里川線、幅員22メーター、それから若松・行里川線、これも幅員22メーター、こういうものと、あと停車場・元真地線、16メーター幅員、これは近年近々やる気があるのかどうか。ただ絵に書いた餅で、計画はしてみたもののこのまま放置しておくのかどうか、これを具体的にお伺いしたいと思います。  それから次に移りますが、先ほどの企画担当参事の答弁の中で、橋上駅化のための期成同盟会というものは平成元年につくったんだというふうなことを言っていましたね。その件で、どのような目的のもとに結成して、これまでどういう活動をして、どのような成果を得られたのか、その結果として、これを答えていただきたい。  もう一度言いますよ、どういう目的のために結成したのか、その目的をはっきりさせていただいて、これまでにどんな活動をしたのか、その中でどういう成果があったのか、結論として今後はどうするのか、具体的に言ってください。それから期成同盟会、これまでに予算措置はどのぐらいあって、それをどのように消化したのか、成果と相まってこれは当然のことですから、これも述べていただいて、具体的に皆さんがわかるように、私も納得のいくような答弁をいただきたいと思います。  それから道路のことで1回目の質問でちょっと私は抜けましたので今質問しますが、前回も久保田健一郎議員からも質問がありました。それ以前にも私が質問をしたこともあります。住宅街の生活道路、狭い道路、狭隘な、ここに建築確認申請が出ます。当然、そのときに確認を出す上で、許可する上で、石岡市は行政上の指導として道路の中心線から2メーター以上離してくださいと、こういうことを言うはずですね。これはもう何回も言いますが、今からでも遅くない問題だと思います。長い目で見れば、石岡市に都市計画法、昭和46年ですか、施行以来ずっとやっているわけですが、そのときからやっていれば、石岡の狭隘な道路なんていうのは、もう大概のところは解消されているはずなんです。4メーター以上なくても、例えば俗にいう9尺道路、2.7メートル、こういう狭い、車がすれ違えないような道路であっても、建築確認を下ろすときにちゃんとした指導をしていれば、今のような住宅街の狭い道路形態というのはなかったはずですよ。そうすれば、近隣に住んでいる住民も、みんながみんなお互いのために、一人は万人のために、万人は一人のために、みんなが生活しやすい環境の整った生活道路というのが目に見えてくるんですが、今からでも遅くないと思うんです。道路の中心線から2メーター以上離して家を建てろといっても、2メーター以上離して家を建てた、しかしあとが9尺道路であれば、まだその間に余白があるわけですから、結局、ここまではおれの土地だといって塀をコンクリでつくったり、あるいはブロックでつくったり、あるいは生け垣でずっとやってしまったり、道路そのものは同じ幅員なんですね。市の所有物件、あるいは国の所有物件でなくても、その間は広々として使えるわけですね。例えばすれ違う車と車が、その場合、歩行者がいても、自転車が通行中であっても、安全に、スピードが出ていなければ、それぞれみんな安心して通れる道路なんですね。ところが、ただ家だけが2メーター以上離れていればいいということで、結局は塀をやる、何にもならない、いつになったって狭い道路なんですね。これは後で買い上げるといったって大変な金額になってしまうわけですから、もう私が言わんとするところは、一切の構築物、家ばかりではない、生け垣も含めて、道路の中心線から2メーター以上離してやらなければだめですよというような指導をしなければならないわけですよ。  ただ、そこで問題になるのは、都市計画上、用途指定の中で建蔽率の問題がある。例えば、土地の所有者によっては、四十何坪、あるいは三十何坪しかないような土地もあるかもしれない。こういう面は非常に私も難しいなと思いますが、というのは、例えば40坪しかないところで2メーター以上下がって建築しろと、建物はそれでいいやね。しかし、そこに構築物を一切やらせないとなると、またこれは新たな問題が生じるわけだね、建蔽率というものがあるから、40坪のところで例えば60%だったらば、これはもうおのずと答えが出るように、24坪の建坪、これしかとれない。第1種なんかの場合は40%、もっとひどいわけだね。人間様が住む建物は小さくなってしまうので、こういう面をこれから研究する必要があろうかと思うんですが、少なくとも、長い年月をかければ淘汰されていくわけですね。人間の社会ですから、これも大事なことなんで、今後、建築確認等の指導に当たっては、はっきりと年月日を区切って、今後はこういう方針でやるということを市民の前に明らかにして、市民の協力を得ながら、全体の市民層が住宅街での安心した車社会での生活がおくれるような措置を講ずるべきだと、私はこう思います。こういう面で今後の対応をどうするのか、簡単なご答弁をいただきたいと思います。  それからやっぱり建築等に絡みますが、前にも久保田健一郎議員からも話が出ました、私も言いました、その前にも、特定行政庁の件ですが、石岡市と同じような規模の市でも、特定行政庁を取り入れて、認可をもらってやっているまちもあるわけですね。これは、悪意に解釈すれば、それはいろんな問題も出ようかと思うんですが、善意な面で見れば、建築行政等も含めて、スムーズな行政でもって市民からも非常に政策は喜ばれると思うんですね。この問題で、現在、茨城県では何市ありますか、答えていただきたい。その中で特定行政庁を市が設けたことによって、つまり建築確認の申請を土木事務所の建築指導課の方へ回さなくても、石岡市だけで対応できる範囲というのはあるわけですね、建物の大きさ等によっても、これを答えていただきたいんです。建築基準法の第2条ですか、用語の定義というところで、第32項に特定行政庁の欄が載っておりますね。これを何としても石岡でも取り入れていただきたい。細かい条文はいちいち読みません、皆さんよくご存じですから、釈迦に説法ですから、こういう問題で、どうしても石岡の建設部が対応する上で市民との摩擦を少しでも解消したり、あるいはその作業を迅速にするためにも必要かと思われますので、述べていただきたいと思います。
     それから、先ほどもう一つ抜けまして大変失礼なんですが、道路体系のことで、交通体系と申しますか、道路体系でもわかるんですが、一つ抜けました、石岡二高の正門の前、県道ですが、根当方面に向かっていきます。坂を下りていくとあそこに山王川が流れておりますね、小さな小川です。柏原池の方から流れているわけですが、あそこが非常に狭隘、車が2台通るというのは非常に難しいような、特に初心者のような方、あるいは女性の方、こういう方には非常に難しい場所だと思います。ましてや、あそこは小学校、中学校、そして高校生等も自転車や徒歩で通ります。ここは県道でありますが、県道であっても市が何らかの対応策を考えて、県との協議も必要であろうかと思うんですが、通行人等の安全ということで真剣に考えていただいて、一日も早く善処していただきたいと、このように思いますが、市長を初め建設部長等はどのような考えでおられるか。前にもこういう話が出ております。しかし、一向に改められた様子もございません。  以上、細々述べましたが、よろしくご回答のほどをお願いいたします。  以上で2回目を終わります。 43 ◯議長(小泉 彰君) 建設部長・平澤君。              〔建設部長・平澤光平君登壇〕 44 ◯建設部長(平澤光平君) 道路交通関係でございますけれども、まず第1点目の都市計画道路で4路線ほどご指摘がございました。この中で宮下・村上線でございますが、これにつきましては現在未整備でございます。ご存じのとおり筑波線から石岡小学校と市民会館の間を通って村上方面へ抜けるというようなことでございまして、計画路線になってございますけれども、非常に整備をしていくためには高度な手法が必要になってくるのではないかということで、現在未整備の状態になっております。  その次の別所・行里川線でございますけれども、これにつきましては、現在、西部地区の区画整理事業が進められておりますので、そういう中でできれば解決を図ってまいりたいと考えているところでございます。  3番目の若松・行里川線でございますが、これにつきましては、石塚線の県道部分におきましては泉町の部分等が抜けております。また、青柳さんのところの道路につきましては、一部整備が進んでいるということで、部分整備ということでまだ完全に区間整備が済んでいないという状況でございます。  それから停車場・元真地線は、八軒道路を真っ直ぐ抜けるということでございまして、お寺さん、墓地関係等もございますが、路線が決定されております。これにつきましては、やる気があるのかどうかということでございますけれども、問題はどういう手法、現在の建築手法はいろいろとございますけれども、いろんな手法と財源等、そういうような問題、また地権者、家屋移転、いろいろな問題がございますので、この中で、先ほど別所・行里川線の例を申し上げましたけれども、そういう手法において解決できるところから具体化していきたいというように考えるわけでございます。  それから質問の関係で住宅街の生活道路の問題でございますけれども、これにつきましては、建築確認の折りのセットバック用地の受け入れということかと存じますが、指導して、その部分を寄附行為か何かでちょうだいできれば一番よろしいわけでございますけれども、それらが道路形態として続くというような形の中で、一つところだけではなくて、線形の中で全体的に取り入れられるというふうなことになれば、寄附を受け付けた部分については早速整備ができるかと存じますけれども、それ以外の方法で単独買収というふうなことになりますと、また問題がございまして、先ほどもご質問の中でございましたけれども、行政指導というふうな中でもっと強力な方法がないのかということでございますが、法律的な問題で行政指導等のミスマッチというふうなことも生じるかと存じます。一番先には、地権者の協力というふうな体制で寄附または買収に応じるというふうな形で取り扱っていければ幸いだと思いますが、建築確認の折りには、こういうものについてはご協力いただけるかどうかというような確認を今後やってみたいというふうな形で、担当の方ともこういう問題を協議してみたいと思います。  それから特定行政庁の問題で久保田議員さんの方からも過般ご質問いただいたわけでございますけれども、これにつきましては、今の建築課の中で技術者の問題がございます。ご存じかと存じますけれども、特定行政庁で建築確認を行う場合には、建築の指導主事を当然配置しなければならない。こういう資格を持った者をまず確保しなければならないという前提がございます。そういう問題をクリアするというような方向づけがなされなければ、なかなか難しい問題があります。ただし、石岡と同規模の市町村で行っているというようなことでございますので、この問題についても、担当課としては、現在、県内の状況等について調査をしているわけでございます。県内で現在のところで何市あるかということはつかんでおりませんけれども、ご存じのように水戸、日立、土浦、取手とか、この近辺の中でもやっているところがありますが、できるだけそういう問題について、専門職員の確保というふうなものとあわせて調査を進めているところでございます。  それから交通体系の問題でございますが、石岡二高の前から山王川の方ということでございますが、ご指摘のとおり県道の石岡・小塙線ということでございまして、山王川のところが狭隘であるということでございますので、これにつきましては、当然、県道拡幅整備の計画も、土浦土木でどのような具体的なものを持っているかどうかわかりませんけれども、この問題については、早速土浦の土木事務所の方と担当課と協議をし、お願いをしてまいりたいと思います。  以上でございます。 45 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 46 ◯市長(木村芳城君) 二高先の県道につきまして、ただいま建設部長の方から答弁をいたしましたが、私の方に、石岡二高の関係者並びに校長先生が来まして、県道でありますので、県の方にもお願いをしてきましたと。しかし、市のものも関係しますので、市長さんの方にもお願いしておきますので、拡幅並びに関係の道路についてよろしくお願いしますと、こういうようなごあいさつがありましたものですから、今後、ただいま部長がお話ししましたようなことにつきましても、県の方に問い合わせながら努力してまいりたいというふうに考えております。 47 ◯議長(小泉 彰君) 参事・佐藤君。              〔参事企画電算担当・佐藤方彦君登壇〕 48 ◯参事企画電算担当(佐藤方彦君) 石岡橋上駅建設促進期成同盟会に関する件についてお答え申し上げます。  まずこの協議会の目的でございますが、これはJR石岡駅を橋上化するための強力な運動を推進するということが目的でございまして、その目的を推進するために、事業として、橋上駅促進のための請願、陳情、それから関係機関との連絡調整をするというようなことから発足をしたわけでございます。  それで、構成町村でございますが、石岡市、八郷町、美野里町、小川町、千代田町及び玉里村で6市町村でございます。  委員でございますが、市町村長並びに議長及び議会議員、それから地元関係者より市長もしくは町村長が推薦した者というようなことで構成されております。  それからこの協議会の開催でございますが、元年8月22日に同盟会を発会して以来、平成3年7月29日まで6回ほど開催をいたしておるところでございます。そしてその中でJR東日本に対する陳情、あるいは県、それから先進地の広島、あるいは京都等の橋上駅の視察、それから基本計画の調査というようなことをいたしたわけでございます。  それから期成会の役割でございますが、一応、橋上化の機運を高めるというようなことで、現在のところ橋上化のための動機つけに苦慮しているところでございまして、今後、こういう課題を解決していくことが最大の問題ではないかと、このように理解をいたしておるところでございます。  それから予算でございますが、予算は6市町村ございますが、人口に応じて1人当たり20円というようなことで負担をしていただいて事業を進めてまいったというようなことでございます。  以上でございます。 49 ◯議長(小泉 彰君) 5番・上野榮一君。 50 ◯5番(上野榮一君) まず石岡二高下の山王川にかかる橋のところ、本当に自分で車で行けばよくわかります。相手、向こうから車が来た場合、ちょうど橋の上で出くわした場合には、だれもが一時とまらざるを得ないような幅員ですが、ここ、市長、どういう頼み方をしてきたんだかわからないけれども、要は、今大きい事故が起きないからいいけれども、事故が起きてからでは間に合わない、今までなぜ放っておいたのかなと思うくらい、今まで私が車で走るときは前方から来なかったからぴんとこなかったんですが、車が向こうから向かってこないから、たまたまちょうど橋の上でぶつからざるを得ないような、そういうときが2回続けてあったので、やっと今になって私は気がついたんですが、よく今までこういうところを放っておいたと思うような非常に危ない場所なんですよ。とりあえず道路とか橋とか、そこの部分ですよ、ほかをやってくれとは私は言っていませんからね、ほかのことはわからない、あそこだけが特に危ないと思って、私でさえも危ないと感じたんだから、二度ほど、最近、とりあえずできるまでの間、橋が整備されるまでの間、万が一そういうことになったら大変なので、道路運送車両法、この第4条にこういうことがあるんだね。公安委員会の交通規制、委員会は道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、または交通公害、その他の道路の交通に起因する障害を防止するため、必要とあると認めるときは、政令で定めるところによりということで、云々あるんですよ。そういう中で信号機を設けなさいとか、あるいは車両等の一方通行、その時間帯によって禁止とか、そういった交通規制、あるいは道路標識をもっと目立つようにして、何らかの形であそこで事故が起きないようにしなさいということができるわけですから、できるだけ早い時期にあそこを整備して、安心して自転車、歩行者が通れるように、車も当然ですが、こういう危険防止のことは早めにやっていただきたいと思います。  きょうはこのぐらいで、今の3回目の質問は要望にとどめますから、以後、よろしくご検討していただいて、すぐ仕事にかかっていただけるようにお願いいたします。 51 ◯議長(小泉 彰君) 本日はこの程度をもって散会いたしたいと思います。  次回は明6月16日定刻より本会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。                 午後5時11分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...