逆に、1週間前には、厳密にいうと10日前ですか、あふれてしまいまして、一部、やっぱりしみ出した状態になった家庭もございます。それから入梅、さっきも申しましたように、どうしても、臭い等も強くなってきております。梅雨の時期に、これから夏場を控えてどうするんだという苦情が大変ございます。もう少し具体的に申し上げますと、私のところに電話が入っただけでも、既に今月に入っても相当数ございます。もちろん、高浜地区ばかりではございません。関川の一部、もちろん高浜もあります、北根本、中津川の方面から入ってきております。まだまだ
くみ取りは、当
石岡市内でも、大体人数でいいますと現在の下水道の認可区域の中で2万7,000人ぐらいはおりますが、しかし実態は、やはりまだ半分が
くみ取りで生活をしているという実態であろうかと思います。どうしても
くみ取りの問題の解決が早急にされないと、えらい問題になるというのではなく、現実になっておりますので、実情を訴えながら話したわけでございます。
一昨日は、実は女の子がおりますので、私の実家は50メーターぐらいだから、小池さん、おやじさんとそこへ行って用を足しているんだが、娘が困ってしまっているので、しょうがないから15分ぐらい歩いて高浜の駅を利用して今用を足しているんだという家庭も、直接電話が入りました。これは、むしろ私に言うよりは、何で市の方の市長室に、窓口に入れないんだと言いました。言ったって、どうせしょうがないでしょうというので、議員さんの方から言ってください、小池さんの方から言ってください、それが実態です。
これは、先ほども言いましたように、あしたからでも変えていただきたい、いわゆる業者の
くみ取り拒否、それなりの理由が、後で申し上げますが、出てくるようですけれども、そこでまず今の柏原山の
プラントの
処理能力が144キロ
リッターの
処理能力があって、現在、平成5年の段階で166キロ
リッター入っておるようですけれども、しかし問題は、生し尿だけではなくて、今、一番問題になってくるのは、大口の浄化槽の汚泥、それから
単独浄化槽、家庭の
合併浄化槽、これらの汚泥、これが生し尿と一緒に混入されてしまう。あそこの施設は生し尿の施設でございます。昨年も、ですから秋に
バクテリア関係で問題になったというのは、やはり生し尿処理になっているところに、浄化槽の汚泥が大量に結局混入されてしまった関係から処理がおかしくなったわけです。これははっきりしておるわけです。
ですから、問題は、
浄化槽汚泥は完全に分離できるわけですから、浄化槽の汚泥の
処理施設、これを今の段階でも、投入口を分けて、すぐかかっていけば処理でき得る問題だと私は思います。しかし、現実には、
バッキ能力を上げればいいんだと、電気の改造をやるようですが、これはバッキをしたって、
合併浄化槽ないしは
単独浄化槽、それから大口の需要から出てくるものの汚泥というのは、既にバッキをされまして沈澱槽に沈澱されているものです。そこにまた水を出してかき回したって、私は、ある程度の
処理能力は上がると思うんですが、素人の考えですけれども、やはりそこに少し問題があるのではないかというふうにも思います。
まずこれらの問題を半年以上放置してきたということは、一つのまた原因でもあろうと思います。そういうようなものから、現在の
処理能力の関係、いわゆる10トン以上の大口の、もちろんこれは生し尿ではございません、浄化槽の汚泥ですが、これは申請があれば無制限に
処理施設の中に投入してしまうという現実があるようです。これは、今後、改善を、現場の担当の方々があそこで何十年も、もう既にあそこができてから、当時、
中島助役ともどもに、完全にあそこで処理するノウハウを持って、今の施設でも、生し尿だけならば完全に処理できる能力があるわけです。現実に昨年の夏のころまではできていたわけですから、それができないまま、いわゆる問題点がはっきりしているにもかかわらず放置していた。これがありますので、まず
処理能力の問題と今後の対策を含めながら、今、工事に入るように聞いておりますが、私は現場で聞いてみましても、完全に
処理能力のアップにはつながってこない、若干はあろうと思うんですが、やはり今の問題を直接解決することにはならないのではないかというふうに考えますので、その1点、まずお聞きしたいと思います。
それと、この緊急事態に、市は、60年前後だと思うんですが、当時、
処理能力147キロ
リッターの能力の中で余分がありましたので、圏域外、新治村の生し尿が持ち込まれて、今でもおると思うんですが、そのときの契約内容、多分、圏域内で処理できなくなったときには、処理してあげませんという条項は入っていると思います。自分のところのものが、石岡の市民が負担金を払い、あそこをつくるときに、
出し山地区の皆さん方がそうであったように、臭い藻で必ず公害、悪臭の段階では、ある程度施設ができれば、迷惑施設ですから必ず出てくる。それを何で石岡だけが被るんだ。出島も、もちろん八郷も千代田も、それ以外のところもありますけれども、それを何で石岡の園部川へ流すところで引き受けるんだ。少なくも、恋瀬川系、園部川系、これらを含めて高浜入に流れ込む各河川のところに入るわけですが、特に園部川に処理水は流すわけですけれども、美野里町を含めてのはわかるけれども、なぜというふうな問題も当時議論にありました。ですから、私は、出島村等についても、霞ヶ浦の汚染ということになりますと問題があろうと思うんですけれども、やはり新治村は、天の川でもほんの一部分でありまして、まるっきりの圏域外です。いわゆる一部
事務組合にも入っていない。しかし、そのときの政治状況の中で、いろいろと近隣の
処理施設の中で、やはり石岡が
処理施設の中で若干の余裕がある。だから引き受けましょうということではなかろうかというふうに解釈するんですが、私は一部
事務組合の議員でもございませんので、詳しくはわかりません。しかし、多分そういうふうな条項に基づいて契約があると思います。ですので、新治村が今入っておるようですけれども、石岡市は緊急事態の発生で
一般家庭の方がくんでもらえない状況があるにもかかわらず、それがまだ入っているとするならば、そこにも問題があります。そういう意味で、新治村との契約の内容について、詳しくお知らせを願いたいと思います。
それから先ほどもちょっと触れましたけれども、現在、
石岡市内の大口といわれる、一応10キロ
リッターが基準だと思うんですけれども、大口といわれる施設、これが年間にどれぐらい処理場の中に持ち込まれるのか、施設がどこであるのか、回数の問題、これをお知らせ願いたいと思います。
それからまた、管内の
委託業者さんの中に、今、いっぱいですから、暫定的に持ち込めない分について、もちろん農地還元とはいかないまでも、農地還元という形の中で、処理するか、できないかは別にいたしましても、
委託業者さんがある程度の用地の確保ができて、面積があって、また資金的な問題で余裕のある方で、10トン以上の貯留槽、これを保有している数、これは現実にいうと、貯留槽というのは、いわゆる大口、また小口といいましても、
一般家庭の汚泥であるところの
合併浄化槽と
単独浄化槽、それらの浄化槽の汚泥を一たん蓄える、投入がどうしても間に合わない場合には、蓄えているというふうなものから、確保している数、これらはどのようになっておるのか、これもひとつ。
これは、先ほども触れましたように、一部
事務組合関係でございますけれども、しかし現実の問題として、今回の問題は施設の
投入制限、どうしても
委託業者の方々が圏内から持ち込むものを全部引きますと、やっぱり200キロ
リッター以上のものが入ってしまう、処理しきれないというふうな問題、しかし処理しきれないという問題も、先ほど言いましたように、やはり処理するサイドにも、また持ち込んでくるサイドにも、私は問題があると思うんですが、やはりその辺もありますので、これらについてまたお答えをいただきたいと思います。
それからまた、今後とも早急に処理ができ得ないとするならば、今、
委託業者の中で1台で2回しか投入を認めないというふうなことをやっておるようですけれども、1台で2回という
投入制限は、基準で車の一番大きい、3.6トンですか、今は大変大きくなってきておりまして、3.6トン、最小の
バキュームカーの場合には、
スタート時点ですと1.8キロ
リッターであったものが、今は2.6か2.7、それから3.6とあると思うんですが、どれを基準にいっているのか。大きいものも2回なのか、小さいものも2回、そういう制限関係ですが、これはどうなっておるのか。この辺についても、管理者からご答弁を願いたいと思います。
次に、県道のつけかえの問題でありますが、これは先だっての
予算委員会でちょっと触れておきましたけれども、どうしても、6
号バイパスの2,500分の1の地図が示された段階で、とりつけ道路の関係がありますので、その時点にならないとはっきりできないということのようでありますけれども、これは、もう既に20年前の鬼澤市政の中で用地買収までしたものが、当時の政治状況、地権者の方々は全部協力をして、結構でございますと用地は売ったわけでございます。普通は、回りがどんなにやってくれといっても、地権者が反対してできないというのが普通なんですが、ここは逆で、地権者の方は、土地利用を考えたり、結構でございましょうというんで十数人の方が売却をし、用地が確保されておる。にもかかわらず、そのときのいろんな状況によって、反対等の問題もあったんですが、いわゆる休止になってしまったという経過もございます。完全にこれは中止しようとしたんですが、県は、どうしてもだめならば、県道をつくるといって用地買収した部分については、市の責任で、市がだめなんだから、その土地を県の
監査委員から、ここでも私は質問したことがありますが、県の
監査委員からは、道路をつくりますといって用地買収したもので道路をつくらないと、これはペテンじゃないか。つくらないのならつくらないではっきりしなさいということで、やはり当時の市長が、市の開発公社がその用地を払い下げるという答弁をしたこともございます。私は、これはとんでもないことですよということで、まだその土地は県が保有しておりますが、それを基本に、市長は、
県道紅葉線、田伏線、これを復活、いわゆる県道をやるということを今度の区画整理に絡めて浮上させたわけでございますが、しかしこれは具体的に一つも進んでおりません。
しかし、愛郷橋のかけかえに伴って、仮橋等の問題についても、ある一定のスケジュールができ上がったようでございますので、これもはっきりといつの時点に、この前は、今年の8月末に6
号バイパスの問題がある程度のめどがついた段階、といいますのは、2,500分の1の地図が市に流れた段階で、これをはっきりとさせますということなんですけれども、その辺について間違いがないかどうか。
それがはっきりいたしましても、紅葉線の問題に触れますと、今の裏6線の延長関係が玉里村にまで、いわゆる355のつけかえではできない、県道のつけかえもできない、ですので、これは裏6線の延長とも絡めた中で、いわゆる今度の6号国道の
バイパス、これは一部玉里村を通る、ですから6
号バイパスの玉里村を通ってくる
関連道路として、裏6線の今の
石岡自動車学校の間から下坪のところまでを通す、玉里村を通す、この線を浮上させておるわけです。
そのように、今回の紅葉線の問題と県道のつけかえ問題も浮上させるとするならば、そういう方法ではなくて、玉里村にまで波及をするわけですから、今既にその下準備、下準備といいますのは、動き出すまでに相当もう詰まらなくてはいけない、それが今市のサイドでどのように詰めておるか。昔から、すべてそうでございますが、段取八分といいまして、すべて
執行部サイドで段取りができ上がる、皆さんといろんな議論の積み上げをしながら、民主的な方法で積み上げをして、発表になったときには、やはりほぼでき上がってくるというのは、これが民主主義の基本でもあるし、また日本的に昔からいう段取八分、それが段取りということでございます。その辺ができておるのかどうか、その辺の問題を含めて、紅葉線、田伏線の関係がどうかということをひとつお尋ねしておきます。
それに、これも関連をしますので、いつの時点でも、やはり昨日もちょっと出たようでございますけれども、一連の議会のうちで必ずといっていいほど出ている問題が、平和橋をかけ上がって、6号の
バイパスの関連でもってあれを上げましても、立家近辺でどのようにつなげていくかというような問題もあるようでございます。その辺が具体的に、既に3年か4年前から石岡市独自に、6
号バイパスの想定される中での石岡市独自のとりつけ道路の関係等について、やはりたたき上げてくださいというのは、今の建設の担当の課長さんの何代も前の課長さんからの続きになっておると思いますので、もちろん関連がありますから、平和橋から上がる線についても、実は、市長就任になって現地に市長は折衝に行ったようですけれども、それで立ち消えになりまして、その後、現実に話し合いを持ったとか、具体的にどのように、反対の方、賛成の方を含めて、平和橋から上げていく手法として、例えば、市長は朝から晩まで役所にいなくても結構なんですから、夜の夜中でもいいんですから、直接、
担当部課長といろんな意味での
話し合い等について積み上げを、先ほど言いました段取りですけれども、これをやっておるのかどうか。有名なかつての総理大臣の福田赳夫さんは、アヒルの水かきという言葉を使ったんですが、私は、大変に執行部というのは、そういうふうな意味では、普段は静かに見えても、いろんなものを想定し、一つのものを成していくのには、水かきが大事であると思います。そういうふうな面で、平和橋から上がる線についても、これも6
号バイパスの
関連道路という意味合いを含めて、何か進展しておるか、進展はなくても、このように具体的にやっておりますということが出ないと、抽象的なことで、選挙演説の
アピール文ではありませんから、抽象論では、私は、
一般質問ですから、ある意味では、全体的に触るということでは抽象論の答弁で返ってくるかもしれませんけれども、そうでなくて、もっと誠意ある、本当に石岡市民を思い、地域を思い、これからここを、
道路行政なら
道路行政、どうするんだということになりますと、私は真剣な答弁が必要であろうと思います。
言葉では出ましても、どうもその辺の跳ね返りが私にも見えてきませんし、きのうも同僚の塚原議員の方からも、道路問題で細部について、本来ですと
委員会質問、ないしは陳情、請願等で済む問題なんですが、それでは何遍やっていても飽き足らなくて、この場で
一般質問の確認という意味で議事録に残しておいて、それでもって、変な話ですが、選挙運動になった場合には、嘘、本当、今の子供たちでいうとピンポンとブーブーになりますけれども、こう言ったのにやらない、私どもはやっているんだ、今後ともやらせたいというふうなものを含めて、来年、既に
地方統一選挙になってきますので、そんな意味を含めてきのうも質問もあったかと思います。私も、ある意味では、そういうふうなものも一部分あるというふうに思っております。
あまりにも、ここのところ、私もちょっと体調を崩しました関係もありましたですが、歩いてみますと、事実とそうでない部分とのギャップがたくさんあるように見えます。先ほどもちょっと触れましたように、し尿処理問題、くんでもらえない問題が、担当のこちらの柏原に言ってもどうにもしょうがないからお願いしているんだ。1階に来ましても、4階の方でもお願い、1階に来ましても、困った。責任の
なすり合い的部分がある。現実に、では、本当にどういう解決をするんだということになると、どうも一つも見えてこないんです。ですから、それは
市民サイドに伝っている苦情というのは、全部我々のところに来る。議員は何やっているんだと来るんですね。小池さん、何やっているんですかと、冗談ではない。私は、その前にも、担当には、いろんな意味で、個人的には言っています。議会というのは4回しかありません。
一般質問がありましても、なかなか
一般質問で、細部については、あんまりやりますと、これは一日やっていたって、はっきりいってこの問題だけだってやはり相当ありますから、主観も交えながら質問をしていきますということになりますと出てしまいます。ですので、私はそんな意味からなかなか触れませんけれども、今、そういうふうな意味ではギャップが出ていますので、まず誠意のあるご答弁をひとつお願いしたいと思います。
大変に平和橋の話からまた横道に行きましたけれども、ご了承願いたいと思います。
それに、その他ということで、その他というのは極めて失礼な話ですが、担当の方には、後で申し上げましたように、私の前に質問されている方の質問要旨を見ましたら、谷向のゴーカート場問題が入っておりましたので、何か新しいものがあったらと思って入れたんですが、これは建設委員会所管で前に反対の陳情が出されて採択、今回もまた出ておりますので、何か新しいことがあったら触れるという意味で入れておきましたので、ゴーカート場問題は出ておりますので、これは避けたいと思います。
ただ、これも1点、昨年の春から夏にかけてなんですが、石岡市との接点、道路を挟んでの境界線でございますが、出島村の接点で、新治広域の焼却場の焼却残砂、この捨場が隣の出島村にある。しかし、当然、ご案内のように、石岡と3市町村でやっておりました霞台厚生施設組合と同じように、これもひどい真っ黒の煙を筑波山の向こうからずっとたなびかけておった、有名な霞ヶ浦近辺で霞台、筑波山の山際の方で新治広域ということで、これも一応新しい施設になって、それは当然、黒い煙が出ているということは、生に近い状態、完全に焼却しない。ですから、焼却残砂といいましても、相当焼却できなくて腐敗するものが混入されたものがあそこへ捨てられて、
石岡市内に相当ひどい、地下水汚染にまでなるのではないかということで、土壌にまで、
石岡市内にも、畑地に流れ込んだり、染み込んでおったわけでございます。石岡の公害担当の方でも、水質等については調査をしたと思います。
しかし、それ以来、今は完全にそれは完全に埋められまして、完全に影も形もないようにされておりますが、しかしそこに今度は産業廃棄物の焼却場、この建設の話が持ち上がりまして、私はやはり近くに行っていろんな話を聞いた段階で、どうも近隣の三村の区長さん方が賛成の判こを押してしまったようだというふうな話を聞きましたので、地域の皆さん方がそうであるならば、やむを得ないというふうに思っておったんですが、しかし実態は、実は数日前に講演をしまして、話をちょっと聞きましたら、とんでもない、反対だと、絶対反対ということで県にまで、署名をいただいて産業廃棄物焼却場の建設反対、何を燃され、どのようなものを置かれるかもわからないので、もちろん、三村地区の場合、簡易水道の地下水に頼っておる現状もございます。もちろん農振地域でもあるし、今でも、焼却残砂だけでも問題があったのに、今度、その問題が上がってきておるというふうなことが出ておりますので、この問題について、当然、反対の陳情が市長の方にも出たかどうか、その辺はわかりませんが、経過について、出ているとすれば、市長の取り組み方、道路を挟んで隣ですから、私の地域でいいますと、少し離れて道路を挟んで隣、隣接地でございますので、その辺の問題について市長はどういうふうに考えておるのか。
というのは、どうも市長の判断というのは、私は、逆にいうと、これまで、市長就任以来見てきて、大変優柔不断な場合がございます。その顕著な例が谷向のゴーカート場の問題であるわけです。それから個人的に確認は取りませんけれども、あなたが市長として自分の任意の集会等で話すこと、これがやはり本会議の段階と違う形のもの、すりかえ論が出る場合もあります。そういうふうな意味で、私も、きょうもここに質問で立っておるわけですが、確認をとる意味で質問をしておるわけですが、もちろんこれは市長就任以来、あなたの公約の問題にも触れますが、やはり山本市政と際立って違う、そして卵の問題を意識しながら、私は解決する、石岡を返せといって市長になって、子供の城の問題を含めたり、福祉問題を含めたり、あなたの政策は本当にばら色でありますし、私もすばらしいと思います。しかし、就任以来、全部それはどこかに捨てて、捨てたという言い方はしておりません、私から見ますと、昔の下世話な言葉で手腕六方とあるんですが、60%でどうかなと、70%から80%になればいいんですが、半分ではだめなんですが、あなたは、政策は少なくも10%ぐらいを残してあとは結局どこかへ押し去ってしまって、今はすべて市の総合計画に基づいて、これは私どもも参画いたしましたが、そこでつくられた石岡市総合計画、それに基づいて全部やるんだと、選挙公約、いわゆる政治生命とでもいいますか、それはどこかに置いておいて、具体的に押し進めるには、財政上の問題から、すべて総合計画に基づいてという、いわゆる借物ですね、悪く言うと、カッコウではありませんけれども、自分で格好よく鳴いていて、自分の卵はひとに押しつけて育てさせてしまう、これがかえったら、ヨシキリならヨシキリの子供を追い出してしまう、下世話にいうと、そういうふうにすら見えるときもあるんです。
ですから、私は、そういうふうな意味で、今回の三村の隣接地にあります、出島村の問題ですけれども、あなたの考え方をきちんとしていただくためにも、ここであえて、公の場で、心腹がないように、いや、実はあのときと考え方が変わったとかどうとかならないように、お伺いをするわけでございます。
産廃で、今、担当が把握している段階と、市長の認識等についてお尋ねをいたしたいと思います。
以上で第1回を終わります。
4 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。
〔市長・木村芳城君登壇〕
5 ◯市長(木村芳城君) 小池議員の質問にお答えをする前に、大変、し尿処理の問題につきましては、皆様のところにもお電話等々があり、いろいろとご迷惑をおかけしておりますことに対しまして深くおわびをしながら、対応策をしているところであります。その点を含めましてご答弁をさせていただきます。
し尿処理の柏山
プラントに搬入につきましてからご説明を申し上げるわけでありますが、平成5年の12月以来、許可車両1台につき2回搬入を実施してまいったわけであります。このものでいきますと、1日の投入量は、ご指摘のように約220キロと、こういうふうなものになるわけでございます。その後、5月の18日に、1日投入をストップしたわけでございます。その後、1週間を6日間としてご協力をいただいているわけでございます。それは、2日間は1台で2回、ほかの4日間は1台につき1回の投入にしていただきたいと、こういう制限をせざるを得なかったわけでございます。当初申し上げましたように、1日2回の場合の投入量でございますが、これでやりますと250キロ前後が投入になっているわけでございます。1日1回の場合には約140キロ前後の投入量になるわけでございます。そういうようなことで制限をしてまいったのが事実でございます。
その後、一向にその問題が解決できない、こういうようなことで、各事務担当を集めて、処理の仕方、対策についていろいろとまいったわけでございますが、各地域でご協力をいただこうといたしましても、どうしても業者さんのモラルの問題だとか、くみ上げてもらう受益者のモラルの問題だとか、そういうようなことだけで話を進めてまいってきているのも事実であります。そういうようなものがあってはならないわけでありますけれども、指導の体制を強化して今後はまいりたいと、こういうようなことで、過日、6月の7日になりますが、臨時議会の中で、全協を開いた中で、私の方から正副管理者会議の決定事項といいますか、申し合わせ事項といいますか、そういうようなものをご報告して、対応してまいりたいと、こういうようなことで、今、その準備とご理解をいただくように進めているところであります。
それは、一つには、脱水汚泥し尿の処理であります。
ご存じのように、ただいまの質問等にもありましたように、汚泥を肥料に還元していくと、こういうようなことで出発した施設であります。そういうようなもので、余剰汚泥は従来より増大しております。そういうようなことで、どうしても農家の方の引き受けていただく利用者が減少しております。そういうようなものでございますから、それもお願いをしながら、一方では、脱水汚泥の一部を民間業者に委託して処分する、こういうようなこともしなければならない。
2点目といたしましては、先ほどのご指摘のように、電気設備の改良工事に入りたい。これは、し尿の搬入量オーバーと一緒に高濃度の浄化槽の汚泥に対応するためのバッキ、泡が出て、盛り上げる力を得て攪拌するというようなことをしているわけであります。その能力をアップして、幾らかでも浄化をしたいと。そういうようなことで、電気の設備の容量をアップしていくための処理を発注していきたい。これは約2カ月かかるということでありますが、早急に発注をするようにと、こういうことで指示したところであります。
それから、これは関係市町村の浄化槽の設置者の調査を早急にしていただきたい。そして、浄化槽の設置者の台帳を作成して、浄化槽の適正な清掃、
くみ取りを指導していきたいと、こういうようなことであります。
4点目には、正副管理者、そして組合議会、
くみ取りの収集
委託業者の合同会議を今月の20日の日に開催をいたしまして、生し尿優先の
くみ取りをしていきたいので、その点をお願いしたい。
合併浄化槽の適正な清掃の
くみ取りをお願いしたい、こういう点をこの会議の大きな主題として求めているところであります。
5点目といたしましては、湖北環境衛生組合の広報活動に努めてまいりたい。ただいま申し上げましたような関連をお願いすると同時に、
合併浄化槽の清掃のとらえ方等々を各市町村全域にわたってPRに努めていきたい、そういうようなことで広報車も出しながら今努めているところであります。
こういうようなことをして、何とかご理解をいただきながら、今後の対応に当たって進めてまいりたいというふうに考えております。当初申しましたように、大変ご迷惑をおかけしておりますが、故障したり、もう全然使えなくなっては大変なことになりますので、一生懸命にこの面については努力しながら、ご協力をいただくように、皆様方と一緒にお願いをしたいところでございます。
新治村の取り扱いでございますが、ご指摘のように、平成4年度までは1日2台受けておりました。1台は3.6キロの車で2台と、こういうようなことでございました。その後、それは資料等々を見て、前々から新治村さんはもう本当にあふれてしまう、どこに持っていっても、行くところがないのでというようなことで、一度は土浦さんの方はどうなんですかとか、ほかの地域はどうなんですかと、そういうようなこともお話をしたわけでありますが、どこも入れてもらえないんだと、そういうようなことをたびたび言われておりましたので、議員各位の皆様方にもご理解をいただきながら、そのようなことで資料等を参考にしてそういう契約をしたわけであります。その後、ただいま申し上げましたようなことの対応の中で進めてまいっているわけでありますが、平成6年度は1日3台であったわけでありますが、4月から2台の受け入れを行ったわけでございますが、ただいま申し上げました経過の中から、6月の6日からは1回1台の受け入れであるわけでございます。他の2台につきましては、聞きますところによると、土浦の方で急遽認めていただいておるというようなお話も聞いているところであります。新治村の地域の住民におかれましても、この点は、ここにおかれても不安であるというふうなことは、同じだというふうに私なりにも考えていたものですから、このような状態でありますが、契約の中においては、受託量は、増減、または全量の投入停止をすることができると、こういうようなこともうたいながら契約書を結んだ次第でございます。
次に、県道のつけかえ、田伏、紅葉線等のその後の経過でございますが、ご指摘のように、石岡・田伏線、紅葉・石岡線のつけかえにつきましては、6
号バイパスのアクセス道路として位置づけをするとともに、高浜台土地区画整理事業とも密接な関係があります。また、紅葉・石岡線につきましては、玉里村とも関係のある道路であります。そのようなことから、二つの道の県道につきましては、玉里村と協議を進めながら、県土木部道路建設課及び土浦土木事務所とルートについて協議をしているところであります。
石岡市における都市計画道路としての決定の条件に、県事業として整備を進めるよう県と協議をしております。
また、高浜台より白菊までの道路の整備につきましては、現在、県において愛郷橋より白菊までの幅員12メートルで道路拡幅を進めておりますので、あわせて県の事業にて整備をされるよう県と協議をしているところであります。
それからさきのし尿処理の問題で、市内に関する等々の問題につきましては、担当者の方から答弁をさせます。
その他の中で産業廃棄物の中間焼却施設設置についてというようなご指摘でございますが、現在、出島村穴倉地内に計画されております株式会社霞ヶ浦熱研による産業廃棄物中間処理焼却施設につきましては、事業計画概要書が県、出島村、そして石岡市に提出されております。石岡市といたしましても、計画地が隣接しており、各種の環境対策を考慮して、業者に対する指導を含めて慎重に取り扱ってまいりたいと思います。
なお、この件につきましては、産業廃棄物処理に関する許認可事項は県になっておるわけであります。産業廃棄物
処理施設の設置の許可については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、また茨城県廃棄物処理要項、廃棄物
処理施設の設置等にかかわる事前審査要領により各種の手続が進められているところであります。
当市におきましても、ご指摘のように6月の9日に三村地区より反対陳情が提出されておりますので、出島村、県の動向を見極めながら対処をしてまいりたいと思います。先ほど申し上げましたように、慎重に取り扱ってまいります。
私の方から答弁をいたしましたが、そのほかにつきましては、担当部長の方から答弁をさせます。
6 ◯議長(小泉 彰君) 参事・村田君。
〔参事環境保全担当・村田清次君登壇〕
7 ◯参事環境保全担当(村田清次君) 何点かのご質問にご答弁申し上げたいと思います。
まずし尿関係でございますけれども、ご質問のうち大口浄化槽関係のことでございますが、現在、大口浄化槽につきましては、搬入の場合、受け入れ施設側へは、事前予約制によって搬入しているわけでございます。そういう中で、どのぐらいの量か、あるいは回数はということでございますが、一応、私どもの方で把握している数字を申し上げますと、10トン以上の浄化槽につきましては、届け出によりますと436基、今までに設置されているということでございます。それからこれらに伴います清掃等の回数は、浄化槽法の中では毎年1回ということになっております。
次に、
委託業者は、現在、石岡市で3社に収集運搬等の委託、もしくは許可ということで、許可を与えておりますけれども、その業者の保有する貯留槽の件でございますが、10トン以上の貯留槽はというご趣旨のご質問だったかと思いますが、私どもで承知している中では、9トン程度のものが1基、1社で保有されているということでございます。
なお、もう1社につきましても、それらしいお話がもたらされてはおりますが、まだ具体的には、何ら資料等の提供はございません。
次に、現在、1車両当たり1日に1回、もしくは2回という受け入れ制限の件でございますけれども、私どもは、一つの人口密度等を参考にして、台数等、もし制限を続けるのであれば、そういうことの取り扱いはしていただけないだろうかというようなことで、施設側とも協議等をしているところでございます。そういう要望を伝えているところでございます。
次に、三村に隣接いたします出島地内の産業廃棄物の
処理施設関係についてのご質問でございますけれども、担当の方で承知している範囲でということでございますので、その範囲でご答弁申し上げたいと存じます。
この施設の設置につきましては、昨年の10月22日に、廃棄物
処理施設の設置にかかわる事業計画概要書なるものが石岡市に提出をされました。同日、出島村にも提出されたようでございます。その内容によりますと、中間
処理施設ということでございますので、その施設での作業は、焼却及び破砕ということでございます。
処理能力は1日20トンということでございました。敷地面積が約8,000平方メートルということでございます。取扱品目といたしましては、ガラス、陶磁器、金属、あるいは廃プラスチック類といったもののようでございます。事業施工者につきましては、先ほど市長がご答弁申し上げた内容のものでございます。そのところまでは、私どもの方で承知しております。
8 ◯議長(小泉 彰君) 参事・飯田君。
〔参事特別道路対策担当兼用地担当・飯田健三君登壇〕
9 ◯参事特別道路対策担当兼用地担当(飯田健三君) お答えいたします。
まず6
号バイパス関連につきましてのご質問でございますが、1点目といたしまして、ことしの8月には2,500分の1の図面の公表があるのかというご質問でございましたが、実は、ことしの2月の24日に期成同盟会で常陸工事事務所に陳情した折に、所長の方から、地元説明会については、平成6年の盆前には地元説明会を行えるよう努力しているというような回答がございました。地元説明会に2,500分の1の図面で説明をするというようなこと、それから都市計画決定については、平成8年の国の概算要求の前までには、都市計画を決定していきたいというような返事がございました。
それからことしのつい先日でございますが、6月3日の日に、期成同盟会の総会に常陸工事事務所の所長をお招きしまして、あいさつの中で、6
号バイパスは優先順位の非常に高い事業だというようなことで、平成7年の7月には都市計画を決定していくべく努力しているというようなあいさつがありました。
その後、我々、常陸工事事務所の担当課長に、今までの経過から、常陸工事事務所からいろいろと説明を受けた中で、それが非常に日程的にずれ込んできているのが実情でございます。今後、そのようなことがないのかというような尋ねをしたことがございます。その折りに担当課長の方から、地元説明会の盆前というのは、いろいろと頑張ってはいるんだが、ずれ込む可能性があるというような返事がございまして、ちょっとがっかりしたというようなことが正直ございました。はっきりいつに説明会、いつに都市計画決定というのは、まだ明示はされておりますが、常陸工事事務所は常陸工事事務所なりに一生懸命やってくれているものと、このように思っております。
それから市長の方から紅葉線のことについてご答弁を申し上げましたが、私の方から補足してご説明申し上げます。
6
号バイパスにアクセスさせる田伏、紅葉線と申しますか、この問題でございますが、ルートについて、今、石岡、玉里、県と三者においてルートの協議を行っているところでございます。既にご承知のように、この道路は都市計画道路として整備していくわけでございますが、6
号バイパスを都市計画決定する際に、このルートも同時に都市計画決定していく予定でございます。ルートについては、6
号バイパス等は、中津川の5万分の1の図面では、まだ定かではございませんが、立家近辺のところで6
号バイパスと接続するというようなことが予想されるわけでございますが、田伏線を高浜に向かいまして、城南中学校の南側を通り、常磐線を渡りまして、高浜台の区画整理予定地を通過する部分につきましては、大体ルートと申しますか、案は高まりつつあるわけでございますが、その先の問題でございますが、玉里側を高崎付近で紅葉線に接続させるのか、あるいは玉里村の役場付近で接続させる方がいいのか、これらについて、今、玉里、石岡、県というような中で協議をしているところでございます。
いずれにいたしましても、6
号バイパスの都市計画決定に合わせて、このルートも都市計画決定していくというようなことで考えておるわけでございます。
それから愛郷橋かけかえに伴います問題が提起されましたが、この概要を申し上げますと、事業年度は平成4年から平成8年の5年間、事業主体は県でございます、5年間で行うというようなことが示されております。測量は平成4年に完了しているというようなことを県の方から報告を受けております。平成5年、昨年とことしで物件調査を行うと。用地買収も、昨年と今年度で用地買収を行っていって、本工事につきましては、とりつけ道路を平成7年度、それから橋梁の工事を平成8年度に行っていきたいというふうなことが土浦土木事務所の方から報告を受けております。
本橋の幅員でございますが、本橋全幅で9メートル20センチ、その中で車道、車の走れる部分は8メートル、それからそれに上流側へ歩道を抱き合わせると、歩道の全幅は3メートル30で、歩道の有効幅員は2メートル50センチだというようなことでございます。それからその前に仮橋を設けなければならないわけでございますが、仮橋の幅員は8メートル、現在の橋梁の下流側へ設置するというようなことでございます。
愛郷橋のかけかえに伴い、今回の整備する延長と申しますか、428メートル、橋梁の長さが146メートル、それから橋梁の高浜側と申しますか、それが116メートル、三村側が166メートルを整備すると。
用地買収につきましては、平成5年度の予算の中で、地権者は7人いるわけでございますが、そのうち1名の方につきましては、用地買収が済んでおります。7名のうち5軒の方は家屋がかかります。それから現在、物件調査というようなことで家屋調査を行っているわけで、相手から了解を得た部分については、家屋調査は完了しているわけでございますが、1軒の方につきましては、代替地の手当てがついた中で家屋調査に応じるというようなことから、1軒の方については、まだ家屋調査ができておりません。
それから飯岡線の問題でございますが、長い年月、手がつけられないでいるわけでございます。県土木事務所の方とも連携を取り合っているわけでございますが、地権者の説得については、全面的に市に当たってほしいんだと、了解がとれれば、いつでも県としては調査費を計上する用意があるというようなことで、一通りというと言葉に語弊があるかもしれませんが、強く反対されている皆さんのところの意向と申しますか、ここにおじゃましていろいろと話を承ってはきているわけでございますが、現状の中では、6
号バイパスの位置が具体的な形で表示されないと協議に応じられないというような態度でございまして、その後、何とかもう一度と申しますか、おじゃましまして、近いうちに6
号バイパスも発表になることだし、いろいろとご意見を聞かせてほしいというような話に対しても、前回言ったように、6
号バイパスの位置がはっきりした中で協議に応じると申しますか、話し合いに応ずるというような態度で、現在のところ、飯岡線の整備については、なかなか難しいというような状況にございます。
以上でございます。
10 ◯議長(小泉 彰君) 暫時休憩いたします。
午前11時21分休憩
───────────────────────
午前11時37分再開
11 ◯議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
23番・小池 清君。
12 ◯23番(小池 清君) 第2回目の質問をいたします。
朝から大変臭い話で、し尿処理の問題で申しわけないと思うんですが、生活している方々には切実な問題ですので、やはりご勘弁をいただきたいと思います。
実は、ちょっと市長には意地が悪くなるかもしれないかと思ったんですが、私は、かつて市長は、議員のときに、ここに拍子木を持ち込んで、かちゃんと拍子木をたたいて、百聞は一見にしかずと、こうだとやったことがありますね。私、きょう、実はバケツに持ってこようかと思ったんですよ。持ってくると、議長に、何をやっているんですかとやられそうなんで持ってきませんでしたが、現実に、第1回目で申し上げましたように、大変に困っております。
対応策で今いろいろと出たんですが、その中で、私は、どうしても、ですからこれは断ってほしい。というのは、話をしたら、半分でも土浦の方でお世話になったということで、新治村は向こうに行ったという経過があります。もちろん、私は、ですから契約内容を見せてほしいと言ったんですが、やはり
処理能力に余分があったから、当時、霞ヶ浦問題等を含めて、土浦の方がいっぱいになっていた関係とか、新治村の都合でどうしても生し尿関係がこうなるということで、たまたま石岡の広域の湖北環境衛生組合の方で
処理能力に余裕があるということでお引き受けした。これは、条項まで私は見ておりませんけれども、多分、皆さんがやはり出資しあって出した一部
事務組合の中で、
処理能力が余っていた、これがいっぱいになれば、お断りすると、いつでも自分たちで考えますと。だって、何年になりますか、昭和60年からでしょうね。その間に、やはり地方自治の本旨からいったって、自分のものは自分で治めるんですから、新治村さんも何かの事情でこちらに余剰能力があったからお世話になったので、その間に自分のところで処理すればいいわけなんですね。
今、石岡が、実際に、そこに生活している方々が
くみ取り拒否までされて、自分のトイレが使えないで、通勤途上で公衆トイレを使っている現実があるんですよ。それがあって、
委託業者の方に問題をすりかえたり、もっともっと前向きにやはりとらえてほしい、真剣に考えてほしい。
そういうふうな意味で、市長、先ほど、実は持ってきますかというのは、これをどうするんですかと、持ってきた方が話は早いからと思ったので、今、第2回目の質問の冒頭に申し上げたわけなんです。
ですから、
プラントの
処理能力の問題でそれをどうすればいいかという問題も一つです。しかし、これは、例えば先ほどの説明の中で、バッキを上げるのに電気を使うというんですが、しかしバッキの仕方というのは、先ほども言いましたように、あそこの施設というのは生し尿を処理する施設ですから、今は、ですから問題になりますのは、霞ヶ浦の水質浄化の中でも、今年度、とてもじゃないけれども、目標値の達成はもうとにかく困難だと、また汚濁が7.4ミリということで、92年度、上がってきているんですね。その原因は何かというと、し尿処理の段階で
単独浄化槽と合併処理が増加傾向にある。
合併浄化槽は水質汚濁に直接ではないんですが、
単独浄化槽がえらい水質の汚濁につながっているということはもうはっきりしているんですね。再び霞ヶ浦のプランクトンがふえてしまって、やはり上がってきてしまっているんですね。ここでも問題になるように、
単独浄化槽に問題ありなんですよ。
ですので、浄化槽は、バッキをして、先ほど言いましたように、生し尿をある程度分離できる状態にした汚泥、これをここの処理場は一緒に入れてしまうから、この前のように問題も出てしまうわけなんです。これははっきりしているんですね、原因が。これを分離すればいいんですよ。
しかし、今度、
バッキ能力を上げるために電気をやるといったって、これは、私は、はっきりいってそんなに効果は上がらないと、素人ですけれども、私は思います。というのは、担当の方、専門の近い人にちょっと聞いても、これはあんまり効果ないですねと言うんですね。私もいろいろと考えて、素人なりに考えてみたら、なるほど、し尿のやつを攪拌して、まだ消化されていないものとか、いろんなものを分離して、攪拌を早くして、だめなものは沈澱させて、それを分離して、上澄み関係でもって、それはまだ窒素、リンと含まれておりますけれども、これをバクテリアで処理する。それが崩れたわけですからね。汚泥そのものを入れてしまって、体系は崩れているわけですから、
バッキ能力を、がんがん回転させてやっても、ちょっと無理かなと思うんです。
そんな意味で、これは長期的なものでやっていくものと、今短期的にやらなくてはならないもの、むしろ長期的なものは、長期といいましてもあと1年とか2年とか、
プラントなりの努力が、しかしそんなことより何より、まず私はあしたの
くみ取りはどうするんだというやつなんです。これをはっきり、業者に今持ち込み制限しているやつをどうするんだということなんです。ですから、5月30日付で市長名でし尿
くみ取りについて業者に出しておりますね。それで、し尿
くみ取りについてとして、表記のことで、湖北環境衛生組合の柏山浄化
プラントが現在1日当たりの処理量を著しく超過して
処理能力が低下している。だから、
一般家庭の
くみ取り業務に支障を生じている現状にあると。次の業務執行に当たって留意されるよう通知するというんですね。第1項として、
一般家庭の
くみ取りを優先するというんですね。優先するといったって、制限してしまっているんだから、既に。それで2項として、浄化槽の
くみ取り等について法の定めるところにより処理することと、
くみ取りを法で処理しても、
合併浄化槽については、浄化槽を設置したものについて、点検の義務はあっても、
くみ取りはないんです。
くみ取りは
くみ取り業者がやるんですね。個人から依頼された場合に、うちのやつをくんでくださいと言われたら、1年に2回でもくむという現実があります。いや、おたくのはくまないでもいいんだよと、頼まれた場合には、やっぱりくんでしまいますね。たまたま点検に来ている方が、そろそろいっぱいになってきているから、もうくんでもいいよと言われれば、やはり真面目にくむ人がいる。今、清掃法に基づいて
くみ取りは年1回でいいんですよということになっていても、たまには、サービス業等の方でお願いをしてくむ場合もあるんです。だから、法により浄化槽の清掃は年1回と定められているから、1回でいいですよといっても、やはり
くみ取り業者の方は、お客さんとの関係なんですね、お金をもらっているので。そういうようなことがありますから、なかなか通達といっても、これはよほど話し合いをしてやらないとだめな問題が内包しております。
一番問題になるのは、業者の通達でして、搬入前の農地還元等に積極的に取り組まれたいことというんですね。4項で柏山
プラントへの搬入できるし尿とは、
一般家庭の生し尿、浄化槽清掃時の汚泥のみであるというんですね。そうすると、農地還元等に積極的に取り組めといっているんですね、搬入前に。ここでいう搬入前に取り組めというのは、浄化槽の清掃時の汚泥、生し尿は優先しろといっているわけですから、浄化槽の清掃時の汚泥だとすれば、下の4項ではなくて上に上げてもいいと思うんです。
しかし、これも大変問題がありますね。現実に搬入前に1日に2回しかだめですよといって、3回どうしてもやらなければならないという場合ができてしまったときに、搬入前に農地還元をやりなさいというのは、土地を持っている人ならいいですね、
委託業者の方が、ある意味では、市の方がどこかへちゃんと抑えてあればいいと思うんです、抑えていないと無理なんじゃないかという気もするんですね。どこに、どういうふうな場所に、農地還元で積極的に取り組まれたいこと、積極的に取り組めというんですけれども、所管の方で、柏山
プラントに持ち込む前の汚泥等について、どこに持っていくんだか、指示されて確保かなんかしてありますか。でなければ、どこかの農家に話はつけてあるんですか。例えば、野菜畑にやるとか、
牧草地にやるとか、山林にやるとか、栗畑にやるとか、これは去年問題になったときに、ことしになって各市町村、市町村では、少なくも柏山の汚泥について、今は引き受けてくれるところがあんまりないから、各市町村で責任を持ってください、責任持ってくださいといってやって、管理者が集まってやったって、1カ所だけでしょう、私のところの分の汚泥について、いわゆるし尿のかすについて、柏山の残ったものを引き受けて、農地還元やりましょうといってやったのは、あとほかはできなかったんでしょう。石岡でできましたか。石岡では、実際のところできないでしょう。できないことを今度は業者にやれといったって、業者はやりようがないみたいな調子ですね。もちろん、めしの糧だからやれといえば、これはできると思います。
今、逆にいうと、霞ヶ浦の浄化問題で、
市民サイドすべてが一丸となって、浄化問題を含めて、きれいにしなくてはならない、生活環境の整備の中で、悪臭の問題を含めたり、ハエの問題を含めて、やろうという場合、農地還元をしていくときに、限定をしてどうするんだという、受け入れ体制の問題がまずありますね。それも何もやらないでおいて、業者の方に、どこかにやったらどうだというような問題をやったって、これは何にもならないと思うんですよ。やっていることが大体ちぐはぐじゃないか。
これは、一つお聞きしますけれども、これを業者の方にやれといっているんですが、これをやった場合に、ですから私は先ほど大口の貯留の問題を聞いたんですが、できる人とできない業者さんもあるようです、管内には、たくさん業者がいますから。しかし、業者の方々に委託をしたときには、柏山
プラントで、完全に、生し尿については、あなた方が持ってきたやつは責任もってあそこで処理するからあなたに委託するという契約をしているんですよ。ここの
プラントの都合でおかしくしておいて、業者に責任転嫁をして、今度はちょっとこっちがだめだから待っていてくれと制限をしておく、業者は制限されているから、やはり市民には、
くみ取りがこういうふうになっていますから待ってくださいとやる、おくれる、市民は大変困っている、自分で食べるものまで制限しなくてはならんという問題まで困っている。それなのに、実際に解決するときに、本当に解決する気が、あしたにでも、生し尿の問題を、暫定的な問題と将来の問題について、処理場の受け入れ体制ができる状態にまでする暫定期間、どうするんだという問題、真剣に、答えが一つも見えないんです、聞いていて。何か人ごとなんだね、聞こえてくるのは。それでこんな通達を、文章を見てみると、またまた大変に私は疑問を感じるんですね。
では、はっきり聞きますけれども、業者の方は、やはり自分で農地還元、生し尿を、逆にいうと生し尿になる場合があります、
一般家庭の人は、浄化槽の汚泥ですから、浄化槽の汚泥を抜いていっても、生し尿と同じという取り方をします。これは農地還元ですから、経済部長、
石岡市内に、どこかに農地還元をやる場所はありますか。それから担当、これは業者に渡したようですけれども、業者に勝手に見つけろという場合に、見つけられる業者ならいいんですが、見つけられない業者は、契約が違うでしょう、柏山で引き受けると私は委託されております、それを今度はだめだというんですから、その場合には、担当の方で、では、どこか場所を見つけるんですか。
私は、業者の立場でものを言うのではなくて、私は、どこまでも、この問題を聞いて、昨年の暮れのころから、暮れになって回ってきてくれない、困った、御用納めで28日が終わってしまった。市長、あなたの家まで電話が入ったんですよ。あなたがいなかったから奥さんのようですけれども、どうにもしょうがない。ある業者に、
プラントはもう閉まってしまっている。私は管理者ではないですから、30日に開けて入れてくださいというわけにはいかないでしょう、残業手当を払えません。どうにもしょうがないので、ある人は自分のタンクを止めたみたいですよ、しょうがないといって。こんな現実は去年の暮れにももうあるんですよ。ですから、私は真剣にやはり皆さんおのおのの立場でとらえているんだなと思ったんですが、どうも内容を見てみるというと、そうばかりも見えない。
逆にいうと、業者間の中でいろいろとあるようですね。石岡市以外、それ以外の他地区でも。だから、私は、投入されてくる
プラントの受け入れ体制の問題と各市町村の業者を指導する、話し合いをしながら、やはり市民に迷惑をかけない、先ほど言いましたように、ごみはただですよ、だからいいですよ、これはもともと優良で責任を持って、いわゆる重量制の問題から今の
プラントができた経過から、どういうふうになって、どういう
くみ取り方式でということでやっておるんです。
では、担当にお聞きしますが、
くみ取りの形態そのものもおかしくなっているんですよ。1カ月に一遍で何人で幾らとなっています。3カ月で2回ぐらいになってしまって、これはどうなっているんだと。うちは便槽が大きいから2カ月に一遍でもいいよという場合に、2カ月に一遍でも2カ月分でという形で処理したところもあるようです。しかし、便槽が小さくて1カ月に一遍来てもらわなくてはどうにもならない家庭、これは1カ月に1回、決まっています。今度はそうでなくなってしまった。1カ月に1回だとずっと思って、もう何十年もたっていますから、思っているんです。1回来なかったら、業者の都合で来なかったんでしょうと。いや、違うんだ、おれの責任じゃない、これは市の責任だと、いわゆる湖北環境衛生組合の責任だなんて思っている人はいませんから、
市民サイドでは。我々はいろいろとタッチしていますからわかりますけれども、市の責任だと。市の責任で、何で2カ月で1回しか取らないと、こうくるわけですね。そこの問題まで今出ているんです。
ですから、その辺についての業者指導関係と、今、大変
くみ取りがおくれている、停滞をしてきている中で、料金等の問題はどうなっているんですか、その辺の指導は。ケース・バイ・ケースでやってくれみたいなことで、何かいいあんばいになっている部分も、本当はそうじゃいけないんだけれども、何か聞いてみると、そんなふうにも聞こえるところもあるんですが、その辺の料金体系の問題、おくれた場合にどういうふうになっておるか、これもお聞きしておきたいと思います。
ですから、私は、今の取り組み方が、すぐ解決できるために、暫定的にしなければならんという問題は、片側に霞ヶ浦の浄化、環境保全の段階で、大変に悪臭の問題からハエの発生の問題から、浄化槽の中の汚泥の処理段階でも、やはりこれをやってくれという形でする場合、必ずしも生し尿がそこに混入されて、先ほど言いましたように、小さい
単独浄化槽の場合に、生し尿として一般的にくまれてしまうケースがあるようです。今みたいにおくれている場合に、なおさらあるようです。ですので、その辺についての見解を、料金体系の問題を含めて、大変に話がちょっと長くなりましたけれども、ご答弁をお願いしたいと思います。
それで、先ほども触れましたように、農地還元について、例えば
単独浄化槽、
合併浄化槽の汚泥なんですが、これも業者に農地還元しなさいとのようですけれども、これは清掃法上の問題もありますけれども、霞ヶ浦汚染の問題にもつながってくる、いろいろとあるんですが、これは担当の方で、農地還元だから経済部長だと思うんですが、経済部長、これはどういうふうに経済部の方でとられて、ケース・バイ・ケース、個人の農家が業者とやってしまうものだったらしょうがない、どうぞ勝汪にやりなさいと、そういう間でも、隣近所からハエの問題が出ても、悪臭の問題が出ても構いません。苦情はまた公害の方へ来ますから、公害の方でまたどういうふうに対応していくんですか、その辺についてもお伺いしたいと思います。大体場当たり主義で、やっていることをもっと系統立てて本当に詰めていく、霞ヶ浦問題一つとらえても、きれいにしていこう、そのために今後どういうふうにつなげていくんだというものがないんじゃないか。何か中間でみんな玉虫色になってしまうんですね。それはそれで、玉虫色になっても、その場その場で通ってしまえば、それまでなんでしょうけれども、まず当面の緊急対策として、でき得れば、今の
処理能力で生し尿だけなら完全に間に合うと思うんです。
具体的に聞きますけれども、石岡市だけで聞きます、石岡市で今、
くみ取りをやっている戸数、人数を含めて、日量、どのぐらいの量が出てくるのか、まずお伺いをします。
それから県道のつけかえ問題等については、これを復活させたということは、これは大変なことだと思うんです。県道の紅葉線、田伏線、飯岡線は継続でずっとありますけれども、この問題は、県関係のものでございますから、論議をしましても、経過だけでございますので、経過がわかりましたので、やめにしておきます。
それから産廃の出島村、本当に道路を挟んで隣、出島村といいましても石岡市の隣ですので、事前審査が出されたと。今、市長の答弁の中では、出島村と県の出方という言い方をしておるんですが、担当の方では、事前審査が出てきて、中間施設で焼却が日量20トン、一応焼却は20トンで、ガラス、陶磁器とか、それ以外のものは、これは焼却ではないので、焼却するものは、木材等建設廃材関係ではないかと思うんですけれども、そうなりますと、焼却炉ですから煤煙の問題、大気汚染に関する問題だとか、そういうふうなものが事前審査対象になってきますし、これもゴーカート場の問題ではありませんけれども、周辺の住民の方々、当然石岡市、これが事前段階で隣接になりますから、同意をするときの条件があります。本来からいいますと環境アセスメント、事前にあの周辺の環境がどうであるか、もちろん厳密にいうと植物まで入ってしまうんですが、それは入れなくても、大気の関係、地下水の関係を含めて、本当はそこまで入っていなければならないわけなんですね。その辺について、先ほどはさらっと出方を見て、事前審査だからというようなことのようなんですけれども、これは、三村地区の方々の場合には、まだまだ地下水を飲料水で頼っておる。ですから、地下水汚染にまでつながると大変であるという懸念からも、区長がやはり反対ということで県の方にも上げている事実もあります。
問題は、ですから石岡市の問題なんですね。だから、出方を見守るんでなくて、石岡市としての考え方、石岡市は、こういう施設についてはかくある、こんなものを完全にクリアすればいいという、そのための事前審査ですから、それがなくてはいけない。どうも、これも市長は何か人ごとみたいに、出島と県の出方を見守るという答弁を聞いて、これも取り組み方が、ほかのことではないですし、自分のことなんです。地域の方々は、やっぱり真剣にこれは大変だということで陳情までしたわけですから、それらについて、私は、どう思っているんですかと聞いたわけです。ですから、事前審査段階まできている、各項について担当の方でよくチェックしていただいて、石岡市としての考え方を、ただ審査してクリアしているから結構でございます、もちろんクリアすれば結構なんですが、焼却場でございますので、その辺についてどうなのか、ひとつ再度お尋ねをしておきたいと思います。
また繰り返しになりますけれども、暫定措置として、し尿
くみ取りについて、先ほどもちょっと触れましたけれども、これは答弁がなかったので、また再度質問をいたしたいと思います。
以上です。
13 ◯議長(小泉 彰君) 暫時休憩いたします。午後1時30分より会議を開きます。
午後0時4分休憩
───────────────────────
午後1時32分再開
14 ◯議長(小泉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長・木村君。
〔市長・木村芳城君登壇〕
15 ◯市長(木村芳城君) 小池議員にご答弁を申し上げます。
し尿の処理の問題につきましては、大変ご迷惑をおかけしておりますことは冒頭申し上げ、またそのようなことで現在進めておりますので、6月20日に、先ほども申し上げましたように、四者会議の席におきまして十分に話し合い、そしてご協力を得ますよう努力してまいりたいと思います。
なお、いろいろとご質問の中にご提言を入れていただきましたことも、参考に、その席上でいろいろとお話をさせていただきたいと思います。
それから出島地域にできております産廃の施設のことにつきましては、私は、先ほど申し上げましたように、当市といたしましては、慎重に対応していくことになりますが、今後、事業計画書が提出された段階で、周辺に環境汚染等を引き起こすことがないよう、業者に対しまして石岡市の考えをよく示し、指導していきたいというふうに考えております。
なお、今回、提出されております三村地区の陳情書等もくみ入れながら、地元の意向を踏まえ、対応していきたいというふうに考えております。
なお、詳細につきましては、担当部長の方から答弁させます。
16 ◯議長(小泉 彰君) 参事・村田君。
〔参事環境保全担当・村田清次君登壇〕
17 ◯参事環境保全担当(村田清次君) ご質問にお答え申し上げたいと存じます。
まず5月30日付で出しましたし尿関係の文書関係でございますが、私ども行政として業者に対する指導という形で文書を作成し、発送させたわけでございます。
といいますのも、し尿
処理施設側のかかる状態をかんがみたときに、私どもで少しでも施設側への負担もやはり低減させるべく努力しなければならないというような認識も持っているところでございますので、何点かの事項につきまして指導、文書という形で差し上げたわけでございます。
その中で、例えば
一般家庭の生し尿の
くみ取りと浄化槽の
くみ取りとあるわけでございますが、搬入の推移を見てみますと、浄化槽の割合も結構占めている時期がございました。住民サービスの低下につながってはなりませんので、そういう家庭を優先的にくみ取ってほしいというような趣旨のものも含めたわけでございます。
そういう中で、農地還元についてのご質問がございました。農地還元につきましては、2点ほどあったかと思います。まず1点は、
処理施設側から関係市町村への脱水汚泥、肥料の処分についての協力依頼ということでございます。先ほどご指摘があったかと思いますが、私ども当石岡市といたしまして、約7反歩の割り当てがあったかと思います。これにつきましては、4反歩ほど調達可能だということで、土地の選定、あるいは処分の業者の依頼というふうなこともした経緯はございます。
そして、公文書でしたためてございます農地還元等に取り組んでほしいということでございますが、もちろん、廃掃法の中で法的に認められているということでございますので、だからといって、いたずらに深い穴を掘って大量に投入するというわけではございませんで、あくまでも施肥行為というような経営形態の中の一つの作業だと思いますので、えてしてこういうのは樹園地でございます。樹園地につきましては、当然、トレンチャーというんですか、溝を掘りまして、適量をそこへ散布し、化学的な処理をして、速やかに覆土をするようにというような許可事項の中での指導はしております。条件をつけて許可はしているところでございます。
ちなみに、農地還元につきましては、昨年の処理場の今日のような事態発生以前から、業者の方からそういう申し出がございましたので、許可した経緯もございます。
次に、3点目の料金関係でございますが、原則といたしましては、規則等にのっとって取り扱っておるところでございます。ただし、今回のような事態が生じた中での
くみ取り業者と、それから依頼者との間では、必ずしも規則にのっとった方策ばかりでは解決できないところもございますので、定額制が、あるいは重量制への意向というようなこともあるようでございます。これらにつきましては、業者さんと依頼者との間でお話し合いの上、大部分がそういうことで処理されているように聞いております。料金関係につきまして、取り立ててのトラブルは聞いておりません。
次に、生し尿の
くみ取りの世帯数と日量というご質問だったかと存じますが、生し尿関係につきましては、私どもは9,200世帯程度と見込んでおります。日量にしますと35トン程度というように推定をしております。
以上でございます。
18 ◯議長(小泉 彰君) 経済部長・小口君。
〔経済部長・小口利夫君登壇〕
19 ◯経済部長(小口利夫君) 農地還元についてお答えいたします。
農村下水道の方では、脱臭、80%の脱水をした汚泥であり、汚泥成分が窒素、リン、微生物などの死骸などを含んでいるものであり、これらを農地還元する、肥料にするということでございます。しかしながら、今回の生し尿の農地還元であるということでございますけれども、緊急避難的対策であるということもあり、公害問題などへの環境の配慮があり、還元場所の確保につきましては、なかなか厳しいものがあるのではないかと、そのように思います。
20 ◯議長(小泉 彰君) 23番・小池 清君。
21 ◯23番(小池 清君) 第3回目の質問をいたしたいと思います。
ただいま、
石岡市内の現在、大体生し尿として35トンということのようですが、それから先ほどの、これは生し尿の投入量とも関係してまいりますので、新治村の投入の問題ですが、これは半分に減らしてもらったということであるとするならば、これは1台ですから、もちろんこの条件の中で、石岡市の、当該6市町村ですけれども、ご理解をいただけるわけですから、この際、新治村はご遠慮願いたい、そこまでして取り組んで、圏内の市民の生活に迷惑をかけないということで理解していただけると思うんですね。しかし、現在の取り組み方の中ですと、どうしてもそうとられない、苦情はすべてやっぱり我々のもとへ全部飛んでくるわけですね。
ちょっと聞きました、お昼休みに。きょうも、
くみ取り問題について、困ったということで、下の1階の窓口の方には苦情が来ているわけですね、どうしてくれるんだということで。ですから、全体として、どうしても現在の
処理施設の処理の仕方の中での問題点は、これはどこまでも、
執行部サイド、管理者サイドの問題なんですね。ですから、
単独浄化槽、
合併浄化槽ができてくる、もちろんそれらの汚泥等の処理、処分について、増加する量の問題、ただ単に下水道が完備されるから、公共下水道で
くみ取り量が少なくなってくるからということで、逆に今の
合併浄化槽、
単独浄化槽の汚泥等の問題、それから出てきて、
くみ取りはしなくても、
単独浄化槽で地下浸透方式、建築基準法に基づいて住居を建てた場合に、地下に浸透させる、その
単独浄化槽から出る汚水については地下浸透させてしまう、還元してしまうという形でやりましても、実際には、梅雨期、もちろん秋口の秋雨前線が伴っての長雨等が出たというときには、浸透しなくなるから、それはもうくまなくてはならない。たまたま
くみ取り業者の方は、し尿の
くみ取りなんですけれども、そういうふうなものについても、今の環境問題を考えると、くんでくださいという形になると、やはりくんできたというこれまでの実態があるわけでございます。
そうすると、処理するサイドのとらえ方が想定できたにもかかわらず、ただ単に下水道が完備すればもう心配ないんだということに、少しそこにのみ考えてしまった、そこにやはりネックがあったと思うんです。ですので、今それを言っても始まらないので、今の問題は、どうしても絶対に市民に迷惑をかけないということの前提で、今、
くみ取り問題で大変にいろいろと苦情が出てくるわけでございます。
直接、担当の方からは、料金等の問題については、何にもないというようなことのようですが、市民の方というのは、表面上、役所にまで来て言わないんですよ、役所の人というえらいと思っていますからね。よほどのことでないとやっぱり言ってこない。我々のところに来るときには、ある程度、やっぱり声が大きくなってからです。その辺でいろんなことがあって、やはり声が聞こえる、それから市民の意見は意見としてくみ上げるということだとすれば、私どもは末端でいろんな意味で接しておりますので、一番耳に入ってきます。
今回の問題も、担当者、私どもに来ているのは、たばことか、いろんなことをやらないから、くんでいってもらえないのかなという話が出てみたり、それ以外にもっと下世話なことを言う人もありますよ。ここで言えないことを言う人もありますよ、こんなふうだから、こうなっているんじゃないかまで。ですので、私は、いろんな意味で、この際、ひとつ市民の方々にある程度ご協力をもらう、今の
プラントの実態の問題を含めて、暫定的にあと1カ月ないし2カ月、市民に迷惑をかけるという問題があるとするならば、その間に乗り切って、その後でまた生し尿の問題を解決していくという問題を、具体的なスケジュールができ上がった段階でとるためにも、まず第一義的には、新治村はご遠慮願うということがまずあると思います。
くみ取り制限は撤回していただきたい。そこをやることによって、これがあるから、料金等の問題が、たまたまケース・バイ・ケースという話が出ているんですが、やはり担当者も、それから処理する業者の方も、ケース・バイ・ケースにせざるを得ない状況なんです。システムの上で1カ月に1回、多いとか少ないは別にしても、回ってきてくれれば、人頭割の問題で何のトラブルもないんです。いろんな意味で業者間でトラブルはあります。業者の方々は言いませんよ、あんた方のところへ来て、下手に言ったら取り消しをくうかもしらんなんていうような調子で。今、清掃法が改正になりまして、下水道の整備に伴ってどうのこうのという問題、まず
くみ取り業者の問題は、下水道が完備すれば、量が減るから、やはり生活権の問題があるから、これはごみ収集の段階に移行しましょうということで進んできたわけですから。下手にトラブルが、何かがあれば、委託が取り消されるのではないかということがあるから、やはり担当にはあんまり言いません。まして市長のサイドにはいろいろと入ってきません、必ず政治的な絡みになりますから。委託関係ですから、相手は。銭がついて回っているわけですから、お金の問題が。まして、一番汚い、大変だなと、迷惑的なものをやはり一生懸命に委託されてやっている方々、最前線でいろいろとトラブルがあった場合、いちいちそれを自分たちの問題として解決をして、だからケース・バイ・ケース的なものがやはりできている。だから、今の人頭割の問題である料金等の問題が崩れてくるということ事態が曖昧になって、これも問題なんですよ。しょうがないと。それは問題のもとがきちんとしていないから、そういうようなことが出てくる。今のところはあんまり聞いていません。冗談ではありませんよ。
では、重量制でやった場合、問題を蒸し返しますか、目盛りは幾つありますか、あれ、重量制で完全に計れますか。あれは、計れないから1カ月一遍で人頭割にしたんですよ。いちいち、来たときに、目盛りを見て、ここは何
リッター、おれんちのをくんでいって何
リッター、大体1軒の家の便槽は決まっているんですから、それでやってもらいましょうと。それとあとは定額でやってもらうところがあります、そんなばかな話はないんですよ。条例でそんなふうには決まっていませんよ。条例でひっくり返して読みなさい。条例では、ケース・バイ・ケースとはなっていません。委託業務の中で、特別に限って重量制が認められているだけです。重量制が認められるというのは、特別な場合というのは、
単独浄化槽、
合併浄化槽を含めた浄化槽の汚泥です。生し尿ではありません。もちろん、大きな事業所等については、生し尿、これらは重量制もあると思います。
ですから、それがないからといって、上がってこないからといって逃げられては困ります。基本的なものを崩してはだめなんです。ですから、私は、できるだけ、これは答弁をお願いしますが、新治村の投入問題、それから
くみ取り制限の問題、これはいつのころまでに、制限なしで、制限なしという言い方はおかしいんですけれども、大体間に合うんですから、問題を解決すれば間に合うわけです、人口が急増しているわけでもありませんし、若干、下水道の方も完備が進んでおるわけですから、もちろん霞ヶ浦浄化関連に基づいて市街化区域でも下水道の完備されていない地域、もちろん調整区域でも、人口等については、
合併浄化槽を含めての普及、補助金等もありますから、逆にいうと、運用の仕方によっては
プラントそのものが完全稼働していいわけなんです。システムの問題と、もっと担当者がそれなりの責任の分担の中できちんと整理をしてつかむだけつかんでいれば、今は
合併浄化槽が幾つあってどういうふうになっているかとしても、
合併浄化槽の薬品を入れたり、放流段階でのCODについての基準、検査関係がありますけれども、汚泥等の問題については、やっぱり責任を持ってやるというのは、
委託業者の方になっているから、そこに問題があるわけなんですよ、これは一貫性がないから。この辺の問題もクリアしながら、あわてて今度は調査に入ったわけでしょう。この前の湖北環境衛生組合の議会、実態調査をやらないと、これは大変だといって始まったんでしょう。今度、議会に言われて、ですから、私は、おそまきはおそまきでもいいと思うんです。気がつけば、早く、迅速に、調査なら調査、これは簡単にできると思うんですよ、迅速に対応していただきたい。そのためには、
くみ取りのそういうふうな対応の仕方をしていくについて、
くみ取りの制限を今されております、この時期、いつ解除するめどで進むのか。ただ、これはわかりませんと困りますので、また担当者会議をやったり、いろいろとやるようですから、いつまでに制限解除がなされるのか。もちろん、それ以外の問題点もあろうと思うんですが、問題点を私はいろいろと申し上げておりましたけれども、これは担当にお任せするので、
くみ取り制限の解除の時期等について、おおまかな目安をまずお願いしたいと思います。
それから今の柏山
プラントの問題にもありますけれども、
プラントの中での今後の改善策の中で、どのように考えているのか。時期的なものはわかりましたので、それまでに、何か時期的なものが、時間的なものがあるようですので、それまでたまりませんので、ひとつお願いをしておきたいと思います。
それにもう1点、担当の方でちょっと答弁がありましたけれども、市長名で公文書として出しておりますが、
委託業者の関係、委託している方々に、取り扱いについて、し尿
くみ取りについてということで、4項にわたって出しておりますけれども、私が先ほどから問題にしているように、大口といっておりますものと、それから貯留槽の問題もあります、この辺の実態については、きょうは具体的にまだ触れていきませんけれども、私も実態調査をずっとやってみたいと思います。朝から臭い話をして、臭い部分を残して終わりますけれども、私も緊急でございましたので、詳しい実態調査まではやっておりません。これをやってみたいと思いますので、
執行部サイドの方でもひとつやっていただきたいと思います。
というのは、歴然として、緊急対策の中では、農地還元、これをやらなくてはならないと思います。樹園地という話も出ましたが、経済部だって困ると思うんです。これは窒素、リンとありまして、果樹園等というのは、今はむしろいい品質のものを売っていこうということになりますと、もちろん有機栽培の問題もありますけれども、甘味を出す、いかにして甘味を出すかというのは、これは大変でございますから、窒素分が多いので、これをどんどんと入れたときには、完全に製品としてどうかなという問題があるので、やはり無理だと思います。そうすると、窒素、リン酸、カリ等の含有率関係のものから、どういうふうなものをやっぱり今やるかといいましても、大変な問題があろうと思いますので、それらが難しいといわれる所以であります。
ですので、当然、樹園地等には無理でありますから、一番無難なところの酪農の
牧草地というのが一番いいんですが、これもやはり現実にお断りをくってできないというのが現実だろうと思います。しかしながら、緊急対策としてやらなければならないわけですので、お願いをしていくサイドで、何かわけのわからない、紛らわしい形、逆にいうと、裏返しでいうと、公害にまで、集落全体の、周辺を取り巻く全体の環境の中でどうなっていくんですかということになると、これもまた曖昧になってしまうような、柏山
プラントに搬入する前に、農地還元で積極的に取り組めと、搬入前の農地還元に積極的に取り組みなさいということは、あそこに搬入するんじゃないよ、制限しているから、完全に
くみ取り業者さんの方が、
単独浄化槽、
合併浄化槽の汚泥と生し尿とを完全分離して収集体制がとられていれば、そういう指導をやっていてとっているならば、それはいいでしょう。
合併浄化槽の汚泥が生し尿として搬入される以前に農地還元にいける部分が、先ほどちょっと触れていたように、ユンボで掘っておいて、埋めたらすぐ土を被せてしまうということも可能であるかもしれません。そんなことも何も今はできていないんですよ、体制が。指導も何もしていないで、ただ思いつきでこんなものを出しているから、逆にいうと困惑する。今、緊急だからしょうがないと思うかもしれないけれども、現実に
くみ取り業者がどこかにユンボを持っていって、掘って、臭いでも出てきたときに、どうなんですか、やっぱり議会で問題になりますよ。環境保全上、どうなんですかと。環境保全課で指導している中で、結局、こんな文書を出したということですから、
市民サイドは、市役所でやることは全部一緒なんですよ。市役所で言っていて、おれらには、空き缶まで拾いなさい、霞ヶ浦をきれいにするのに、空き缶を除いて、みんなで霞ヶ浦をきれいにするのに、銅バスケットで家庭の水を流すんだ云々とやるわけでしょうから、先ほどちょっと触れました。
ですので、こういう紛らわしいことを出すのではなくて、文書で出すなら、行政指導は指導としてきちんとするならば、するようにひとつやっていただきたい。これは、いつの議会でも同じですけれども、答弁者はそれで終わりと、あと3カ月あるんだと、そういうふうなことにならないように、高いところに住んでいて水洗で済んでいる方々は、ご理解はできないと思うんですが、私どもは市街化区域でもまだ下水道の認可区域ではありません。
くみ取り、低湿地帯です。極めて低いところに住んで、
くみ取りで生活をしている地域に住んでおります。そこに住んでいる方々は切実です。その実情もよく理解していただいて、枠を広げると関係6市町村になりますけれども、石岡市民の中で現実に今起きている、困っている、これは人権の問題にまでなるわけです。いっぱいになって、具体的にほかへ行って処理している方もあります。たまたまけさ電話を入れたら、きのう、ようやく来てもらいましたという話だから、心配はないようですが、きょうもまた苦情が来ているようです。それをやはり避ける意味でも、地域的に絞って、苦情のないところもあるわけですから、苦情のあるところだけでも対応するためにも、緊急対策の問題、時期的な問題を含めてご答弁をお願いします。
以上です。
22 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。
〔市長・木村芳城君登壇〕
23 ◯市長(木村芳城君) ご答弁を申し上げます。
第1点の新治村さんの1台の件でございますが、この件につきましては、ご指摘のようなことは十分にわかります。過去、石岡も新治さんのところにご厄介になって急場をしのいだと、そういうようなことも聞いたり、新治さんの実情をたびたび聞かされることによって、私も心を痛めながら、このような処置をして本日まできていたわけでございます。市民のためにも、また新治村の村民のためにも、早くこういうようなものは解決をいたすように、今後も努力してまいりたいと思っておりますので、6月20日の会議にも、この件につきましてもお話をさせていただきたいと思っております。
それから業者とのトラブルの問題でございますが、この件につきましても、あってはならないわけでありますから、十分に指導してまいらなければならないというふうに考えております。
くみ取りの制限がいつごろ解除されるかと、こういうようなことでございますが、先ほど申し上げました汚泥の一部業者に引き取ってもらうと、そういうようなものも含めて、そのものが早くとれれば、一日も早く解除をしていきたいという気持ちはあるわけでありますが、そういうようなものも含めて、この件については十分に対応をして、制限の取り消しを求めていきたいというふうに考えておりますので、改善の時期等は、もうしばらくの時間をいただきたいというふうに考えているところであります。
石岡市ばかりでなくて、広域でしております関係上、他市町村の状況等において、石岡がこのような状態でいるんだと、こういうようなことを声高らかに私の方からもしておるんですけれども、なかなか理解ができないというようなことも聞いております。それですので、私も、ただいまご質問を受けたものも取り入れながら、各市町村の行政担当者を通しまして、その地域の受益者に十分にご理解いただくように努力してまいりたいと思っております。
24 ◯議長(小泉 彰君) 5番・上野榮一君。
〔5番・上野榮一君登壇〕
25 ◯5番(上野榮一君) 5番・上野榮一でございます。
私は、このたびの定例議会では、大きく分けて4項目ほどありますが、1項目1項目が細かいところもございます。中でも第1番目に上げてあります建設関係の諸問題についてということでございます。通告書の中で、土木、都市計画、それから開発に関する作業遂行についての能力発揮のための意欲を促す人員の配置と、その職責、職務上の責任問題、こういうものについて、それからあと道路体系、それから市営住宅関係がございますが、まず都市計画、あるいは開発と申しますか、この部門での問題で質問いたしたいと思います。
最初にお伺いいたしますが、昨年、一昨年ですが、機構改革の中で執行部から提案がございましたが、いろいろと問題等があるということで、他の問題を絡めて、企画部、そして環境部、このようなものもいっしょくたにして絡めて執行部が提案したので、時期尚早という形で一緒に取り下げるという形になってしまったんですね、そのときの空気で。
この問題で、私は、今、建設部の中の、とりわけ都市計画、この部門の強化をやっていただきたい。現在は都市計画課でございます。なぜかといいますと、私の考え、見るところ、聞くところ、年々仕事量は増加の一途をたどっておりますが、それに配置される人員については、作業遂行能力、そして人員数、これが逆に反比例して低下しておる、このような状況がつぶさに私どもにはわかります。したがって、このようなことをずっとこのまま放置しておけば、石岡の建設部門、行政に対する低下をますます助長するばかりでなく、今後の市民生活にも多大なる影響を及ぼすのではないかと、このように懸念して質問するわけでございます。
その中で、聞くことはたくさんあるんですが、一番先に聞きたいこと、昭和62年当時は、都市計画係、男子職員が3名、女子職員が1名おりました。これは過去の調べです。それから平成2年度、男子職員が2名、女子職員が1名、女子職員はずっと1名なんですが、平成5年度、6年度に至っては、どちらも男子職員が1名、女子職員も1名、つまり昭和62年度と比べると、男子が3人いたのが1人、3分の1になった、女性はそのままかわりません。女性職員がする仕事は、大体いつも同じような内容でございますが、男のする仕事、これはいろいろと多彩であります。
お伺いしますが、昭和62年当時と現在の平成4年、5年、6年、特に今後のこともありますので、6年度、どちらが都市計画課の仕事の量が多いのか、少ないのか、このまま数字だけを追っていれば、あたかももう仕事は3分の1しかない、あるいは3分の1しかやらない、こういう状況があります。そうした中で、お伺いいたしますが、都市計画課の都市計画係、やる仕事、内容といいますか、全部列挙するとなかなか時間がありませんが、主だったものだけでも挙げてみますと、都市計画の企画調査部門から入りまして、具体的なことになりますと、都市計画街路の整備事業、例えば六軒・新田山線の道路整備、改良事業、幸町・正上内線の道路改良、6号国道
バイパスアクセス、これの都市計画決定の事業、こういうものもあります。それから山王川の都市下水路改修調査、そしてまた昨年度もやりましたが、市街化区域内の細目、新用途地域の見直し業務、こういうものもあります。それから泉橋の改修事業、こういうものも今後県とともにやらなければならない事業もあります。また、そのほかにも、駐車場の問題、その他もろもろの問題がございます。
こういった中で、現在、都市計画係は男子1名で頑張っております。果たしてこれだけの仕事が、何から何まで全部できますかということです。私は、とてもじゃないが、1人では支えきれないような作業内容であると、このように思います。ましてや、都市計画課の中に開発指導担当という部署もございます。この部門も、皆さんご存じのように、いつも空席と同じような状況になっております。結局は、開発指導の面でも、都市計画係、あるいは他の部門も手伝うことになる、ますます本来の業務が手薄になると、こう思います。
私は、今後、この問題についてどうするのか。例えば、例を挙げますと、以前にもここで質問したことがございますが、土浦市と石岡市は、それほど市の全体の面積というものは変わりありません。ましてや、道路も変わらない。かえって石岡の方が総延長では長いくらいであります。にもかかわらず、土浦の市役所の中の建設部門は合計で183名ほどいるそうでございます。前にもお話ししましたが、その中で都市計画係も50名ちょっとおると、いろいろな係もありますが、細かく分ければね、こういうふうに比べてみると、そして地域のこれまでの発展性、ずっと比較してみますと、水戸においてもしかり、土浦においてもしかり、近年ますます道路体系が、石岡市と土浦市、あるいは水戸市も含めてですが、比較にならないほどはっきりとその差が出ております。道路の整備がしっかりしていない地域とちゃんとやった地域では、それこそ市の発展性そのものの速度が違います。何度も言いますが、道路がまともに機能しないまち、そういうところに発展性はない、人が集まらない、車も来ない、そして通らないでもいいような、もうこれ以上ごめんだと、そんなに来ないでくれといっても、必要上、6号国道を走っております。ここでは、またまた今度は逆に渋滞を招いております。
こういう問題で、私は、今後、市当局が、市長を初め、どのような計画を持っておるのか、伺いたいと思います。こういう少ない人員であれもこれもやるということは、すなわち、昨日来からも、原田議員からも指摘されておりますが、谷向のサーキット場の開発指導についても、いろいろととんでもない間違いも起きるんです。私はこのように思います。一部のいろんな噂もありますが、それを抜きにしても、とにかく作業を遂行するだけの人員がない、人手がない、これが実情だと思います。
一昨年、機構改革で出ました都市計画部、その中に都市計画課、都市開発課、こういうものを置かなければいけないんじゃないですかと私は言いました。それもほかの部門と一緒になって執行部から提案がありましたが、いろんな事情で先ほど言ったとおり取り下げてしまった。少なくとも都市計画課、この人員拡充、これはだれもが認めるところであると思います。今後、都市計画部というものをつくる気があるのか、あるいは、部でなくても、都市計画課と分離して、都市開発課というふうに分離して、それぞれの仕事の内容に十分応じるだけの能力を、思ういっぱい存分に発揮するだけの人員が充てられるのかどうか、この考えをお聞かせ願いたい。
仕事をすることはたくさんあるはずです。山積みになっております。市長も、当選するに当たって、当選する前、選挙のときから、市長になったらばまず何をするのか、こういうことを自分でもいろんなことを市民の前で公約したと思います。その中には、こういう部門はあんまり言っておりませんでしたが、ハード部門は、ですが、市長になったらば、私はこれをこうやるんだ、都市計画上、つまり石岡の将来のビジョン、これがあるのかないのか、市長になったから、ああ、よかった。ああ、よかったと思って何もしない、これでは先に進まない、将来の木村市政が市民に真価を問われる時期が必ず来るわけですから、もうそろそろ本気になって石岡のまちづくりを目指していかなければならないと思いますが、市長並びに、この問題では、建設部長、そして総務部長にもお伺いいたします。都市計画課はこの人員体制でよろしいのかどうか。仕事量は今後も減るのかどうか。いろいろな問題点についてお答え願いたいと思います。
それから道路体系の整備促進による市民の交通安全の確保と生活環境及び産業等の活性化についてでありますが、道路体系、これまでも何回も私も言いました。それぞれの議員からも、その部署部署で提案もあり、あるいは指摘もあり、批判もあり、いろんな問題が討議されておりますが、これはさっぱり、木村市政になってから私も何度も言っているけれども、我々の指摘するところが全然改善されない、前に進まない。私は、道路の整備というものは、すなわちこれ交通渋滞をなくし、また交通事故をなくし、また産業の発展にもつながると、このように思っております。そのつくり方にもいろいろと問題がありますが、この問題で、前にも何回も言っておりますが、もうそろそろ、市長も就任して以来2年を経過しました。もう本来、自分の色というものを出して、石岡の都市計画上、その中でもまちづくりに一番大事な道路づくり、新しくつくる道路、あるいは多少幅員を広げて改良する道路、こういうものがもう実行に移さなければならない、こういう時期であります。もうこれ以上待てません。
それで、具体的にお伺いいたしますが、まず市役所の前の道路を出ていって警察署の南、コンコース、あそこの十字路、あれも前から指摘しているように、いつも朝晩渋滞しております。信号を2回や3回待っていたのでは通れない、こういう状況の中で、必ず事故の問題、その他もろもろのいろんな苦情もあろうかと思います。これを一日も早く解消するために、私は、市役所から見て右側の土地を多少譲ってもらう、つまり1車線右折車線をつくれば随分と流れがよくなる、事故も減る、これがありありとわかるわけですから、これがまず1点、これがその後どういう対応をしておるのか。もうあれから、市長就任以来、私、2年間同じことを何回も言っております。ほかの議員からも指摘されております。やるのかやらないのかはっきりしていただきたい。
それから有料道路の件です。有料道路も、ずっといろんな議員、あるいは執行部の方々のいろんな雑談も含めて、そして市民のそれぞれの関係者、一般の人、いろいろと話を聞いておりますが、私は、有料道路についても、何か一念発起して石岡市当局が先頭に立って熱意を込めてやらなければ、私は絶対にこれは解決しない問題だと思っております。しかし、簡単な、例えば県に行って、窓口へ行って担当者と交渉してきましたとか、あるいは話し合ってきました程度では、平成23年3月末までは同じことが繰り返されるだけで、一つも発展策、解消策というものはなされません。
そこで、現在の未償還金、平成23年3月までに、今から12億7,000万を払っていくという問題でございますが、この未償還金は、私の提案でございますが、国が10分の5、その逆だって構わないんだけれども、とにかく半分、それで茨城県が10分の3、3割、石岡市が10分の2、2割、この負担をもって未償還金を処理すれば、私は有料道路の無料化というものが必ず実現できると思います。これに当たっては、市長を初めとした執行部の決意、そして我々議会の熱意、そして一般市民社会のいろんな団体、個人に至るまで、本気になって一致団結して国や県に何度も熱狂的に陳情する、あるいは陳情ばかりではなくて、いろんな形態で運動する、もちろんマスコミにもそれなりの問題等を提起して取り上げてもらって、この問題を解消するように推進しなければならないと思うんです。
この問題は、有料道路は、皆さんご存じのように、既に国道355号線という適用を受けております。建設委員会等で伺った説明等によれば、あそこの道路の破損したもの、そういうものについては、県の道路公社じゃなくて、茨城県が負担して修復をしている、茨城県が修理代を受け持っているんですね。だけれども、国道355号線という適用を受けているわけです。ですから、私は、法的にいっても、何ら、今後、この道路を無料化するに当たっては、国が半分、債務を背負っても差し支えないと思うんです。
例えば、道路法の第11条、路線が重複する場合の措置ということであります。第1項にはこのように書いてあります。「国道の路線と都道府県道、または市町村道の路線とが重複する場合においては、その重複する道路の部分については国道に関する規定を適用する」と、こういうふうになっておるわけですね。これは有料道路で県道とはいいませんが、そもそもは県の道路公社の持物ですね、今。だけれども、355号線という適用を受けておる。県の道路公社がやっておるといっても、現実は、修理代を見てもわかるように、県がすべて修理代を負担してやっているわけですね。ですから、私は第11条をもってことに当たればいいんじゃないかと、こう思うわけでございます。
この問題でも、さらに執行部の皆さんが法律等を整理し、よく研究した上で、我々にも納得のいくような説明をしていただき、そしてかつまた市民の前にも、関係諸団体にも、その旨協力をあおいで、一日も早く有料道路の無料化を促進させるという意味で、大事な運動を展開していただきたい。そのためには、市長が県の方へ出向いて、土木部長の泉さんですか、5月16日にいろいろと話し合ったということですが、話し合った程度ではとても前に進まない。お役所、国や県は、そんな程度では、ちょっとやそっとでは腰を上げないんです。それはだれもがよくわかっているはずです。どうか、この問題について、今後、どうなされるのか、市長の決意、担当者である建設部長の方針等もあわせて伺いたいと思います。
石岡の場合は、特に
道路行政が、私の考え、見たところでありますが、非常に他の周辺の地域と比べておくれておる、このように思います。それが一番いい例に、先ほども言いました土浦市の話をまた出しますが、土浦市は建設部門関係だけで183名ぐらいおるわけですね。石岡は何人おるんですか。その3分の1もいない、4分の1弱ですね、53名ですか、54名ですか、このぐらいの人数で同じ面積、土浦よりも道路延長があるかもしれない、こういう地域をこの人数でカバーして、しかも都市計画係という一番大事なところを、課長を除いてほか1名、女性もおりますが、女性職員は、ハードな面は私はタッチしないと思います。多分庶務的な職務しかやらないと思いますので、私は、どうしてもこの問題はやっていかなければならない問題、これにも適用になるかどうかは知りませんよ、私は専門家ではありませんが、道路整備緊急措置法、この第2条にこういうふうに書いてあるんだね。第2条の第1項ですか、「道路の整備がおくれているなどの事情がある地方公共団体に交付する地方道路整備臨時交付金の額は」括弧がありますが、これを基礎額というんだな、に増額補正計数を乗じた額とし云々があるんですが、こういうものももっと研究して活用していただきたいと思います。
それからその他の都市計画街路の件でお伺いいたしますが、今、現在、都市計画街路は石岡で幾つあるんですか。20近くあるわけですね。この中で今、現在、どことどこを手がけておるのか、平成6年度、工事をやっておるのか、都市計画街路の整備、これも明らかにしていただきたい。
それから計画をしただけで全然手をつけていないところもあります。こういうところも今後どうするのか。例えば、例を挙げていえば、宮下・村上線、16メーター幅員の道路です。3・4・2という番号ですね。こういう問題も今後どうするのか、お伺いしたいと思います。
それからあと泉橋の問題についても、もう今まで何人もの議員からも指摘され、いろいろと苦言を呈されておると思いますが、執行部は今後この問題について県と協力しながらやっていくわけですが、一部の地権者、あるいは一部の地上権者、つまり建物を持っている人、こういう人がなお必要に理不尽な内容で抵抗する場合はどうするのか。例えば、橋が老朽化しております。通らなければいいけれども、今でもちゃんとした大型車も通っております、荷物を満載にした車も通っております。老朽化した橋をずっと放っておいて、今すぐに崩壊するとか、そういうことはないと思いますが、万が一、狭い橋、そして古ぼけた橋、これが原因で事故が発生した場合、つまり公共の利益に反するような現実があった場合はどうするのかということですね。
私は、やはりこういった中で地権者、地上権者、つまり土地を持っている人、あるいは建物を持っている人、これがいつまで自分の理屈に合わないからといって反対するのか私はわかりませんが、やはり期限があると思います、時期があると思います。この場合の行政代執行法ですか、それから土地収用法、この中でどのような措置をとるようになるのか、明らかにしていただきたいと思います。
例えば、これら法律を執行する場合、公益に反すると認められるときという条文がありますね。その中で、戒告とか、通知もあります。あるいは、それよりもっと強硬な手段もあります。これまで、訴えてまでやる気があるのかどうか。あるいは、そこに至らなくても、本当はもっと内容の濃い解決策があるんだけれども、全部が全部公表されないんだということであれば、その概要だけでも結構でございますから、説明していただきたいと思います。
それから市営住宅の新築増及び既存建物の整備等についてであります。
近年、次々に新しい市営住宅が建っております。市営住宅については、老若とはいいませんが、青年夫婦、あるいは壮年夫婦、みんな住宅環境に困っている人は、非常に新しくできる現在の市営住宅には大きな希望を持って望んでおります。人気がいいんですね。今後、石岡の人口がさらにふえていくにしても、若い世帯がどんどん石岡に住んでいてもらわなければならない、よその土地へ引っ越されてしまったのでは、ひとつも人口はふえないんですね。年寄ばかり住んでいたって人口はふえないわけですから、若い夫婦が一生懸命働いて楽しく生活できるような環境になって初めて人口もふえ、そしてまちも少しずつその関連で豊かになっていく。私は、市営住宅を思い切って所定のスピードではなくて、何らかの施策をもって、もっともっと古いものは新しいものにかえ、そして現在ある戸数を5割増し、あるいは2倍増し、こういう形で速度を早めて、量も大量にふやしていただきたい。つまり、働く若い夫婦、これがどんどん石岡に移り住んで、もともといる人はこのまま定着していただいて、次の我が家を持つまでのステップとしてここに住んでいてもらいたいなと、こう思うんです。
働く人は、今、なかなか若い世代は、土地も建物も高くて、相当な資産のある親の援助がなければ、すぐ持てる状況にない、つまり新婚家庭から5年、10年の間は大変だと思います。でありますから、私は、民間の住宅もありますが、貸家もあります、マンション、アパートもありますが、やはり市営住宅の方が、公営住宅の方がずっと安い。しかも、環境もエレベーターがないというだけで、内容は私はすばらしいものだと思います。
どうか、この問題で、執行部は今後、市営住宅の建築について、ただ今までの古いものを新しいものに直すだけ、戸数はそんなにふやそうとは思っていないと思っているのかどうかわかりませんので、この辺のところをお聞かせ願いたい。あわせて、今後、やる気を出してふやしていただけるのかどうか。若い勤労者の夫婦にもっともっと場所を与えていただきたい。
例えば、ことしの8月ですか、完成する市営住宅、もう今既に募集が始まっております。第2種住宅が6世帯、第1種が30世帯ですね、合わせて36世帯。しかし、応募する人はこの倍以上おるそうでございます。もう既に七十何人、80世帯ぐらいになっているのではないかと思います。外れた人は、なかなか希望があっても入れない、こういう状況であります。この問題についてお答え願いたいと思います。
それから既存建物、つまり古い市営住宅の整備等についてでございますが、正上内の市営住宅、あの古い方の住宅の問題でございます。第何号の部屋とは言いませんが、そこまで具体的には言いませんが、執行部も既にご存じかと思います。苦情等があれば見に行っているはずでございますので、この問題について若干ご質問いたしますが、あの古い方の住宅は、プレハブコンクリートを一部使っておる、プレハブコンクリートを使っておるんだけれども、一部、4畳半のところですが、そこの天井まわりの材質、これがコンクリートの中にパイプを全部埋め込んで、最初からつくったんですね、ここに水道とか、あるいは排水管、そういうものがみんな通っているらしいんですが、私は断面図を自分の目で確認したわけではございませんが、これがために水滴が伝わってたまる、その部屋はいつもじめじめして、水滴が落ちるんですね、結露から水滴になって下へ落ちる、いつもじめじめして非常に不健康だと。そして、家具を置いてもみんな腐ってしまうと。この人は、夫婦とも稼ぎでありますが、普段、昼間は恐らく窓なんかを開けて空気の入れかえをやらないから、隣近所より余計ひどいんじゃないかとは思いますが、いずれにしても、市営住宅に住む夫婦で、若い人は、今はだれもが夫婦とも稼ぎは常識みたいな、もう当たり前みたいな状況ですね。でありますから、窓を昼間開けないから悪いんだといちがいにいっても、これは問題の解決にはなりません。やはり材質そのものがおかしいんですね。それから屋上等から来ている雨樋、そういうものの構造上の欠陥があるのではないかと、こういうように思います。これは単なるちょこっと行って、大工さんとか、あるいはブリキ屋さんが行って直してもらうような問題ではない、根本から直さなければならないような大きな欠陥を抱えているのではないかということであります。この問題について、既に調査したはずであると私は思いますので、今後、どのような対応策を考えておるのかお願いしたい。私は、一日も早く、この種類の住宅に入っている市民が、安心して健康的な生活が営めるようお願いするわけでございます。この件についてよろしくお願いいたします。
それから2番目の文化交流による石岡市の歴史的遺産の活用とその発展策ということでございます。
これは市長と教育長等に質問いたしたいと思いますが、この中で2項目に分けてあります。順序が逆になってしまいましたが、国分寺、一般の人はみんな国分寺、常陸国分寺なんですが、昔、千二百四、五十年前に建てた国分寺と今ある国分寺は全然違うんですね。これを混同する人がたくさんおります。中には、有識者の中でも混同している人がおります。こういうわけで、私は金光明四天王護国之寺というふうに分けて考えました。それでこのように記載しましたが、つまり常陸の国の国分寺、ちょっとこの問題等について提言をしてみたいということであります。
それから次に、前記に対する、前記というのは今の国分寺でありますが、この実現のための国分寺サミットの開催をしようじゃないかと、こういう提言であります。
これは問題が逆なんですが、まず私は、日本全国に国分寺と名がつくところはたくさんあります。しかし、その中で文部省から国分寺の史跡の指定を受けたところは幾つもございません。我が石岡市が、史跡が、ちゃんとしたものがやるということで、一番先に指定を受けたわけでございます。そのほかにもまだあります。そういうところ、5市町、他の自治体とも、それからまた我々もという自治体があれば、そういう自治体も含めて、石岡が中心になって、国分寺という史跡を抱える自治体に呼びかけて、場所と日にちは別にしても、石岡が中心になって、音頭をとって、ここでそういうサミットを開いたらどうなんだということを前もここで言ったことがあります。市長は、その後、文化係等にどのような指示をしたのかわかりませんが、現在、あれから相当月日もたっておりますので、どの程度の内容になっておるのか。そして本当にこの問題を踏台にして、石岡というまちを賑やかな歴史と伝統、文化、自然が共生するようなまちといいますが、本当にそういう市長の年頭のあいさつで述べたようなまちにする気があるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。
それを含めて、それから今度は常陸の国の国分寺、つまり金光明四天王護国之寺というものの復元構想をやっていかなければならないと思います。
皆さんもご存じのように、石岡は、もう天平時代にははっきり歴史が出てくるまちでございます。石岡というところは、石岡という名前ではございませんが、この地は歴史に出てきます。そうした中で、特に常陸国分寺をつくる直前の天平時代、常陸の国には約20万という人口がおった。石岡、府中、国分寺のあったここには、その1割の2万人ほどが住んでいたということです。つまり、この当時としては、茨城県の政治、経済、文化、その他の中心地だったわけでございますが、私はこのまちの人間として、ここで生まれた市民として、現在も住んでいる一市民としても、非常に誇りを持っております。
余談になりますが、私がむしゃくしゃしたとき、家に夜中に帰る、子供に買ってやった大きな古ぼけた地球儀を見る、また地図帳を見る、そうすると、私は古代史が好きなものですから、九州の方から朝鮮半島の方を見る。それをずっと見ていくと、やはりどうしても飛鳥時代以前の話から奈良時代の方まで目が移るんですね。また石岡のことを考えてしまって、ああ、このまちに1253年前ですか、聖武天皇の命によって諸国66カ所に国分寺をつくったといいますが、特に東北の中心地として石岡が大きな意味を持った優位地でありましたので、ここには七重の塔ですか、これもあった。金光明堂という本堂みたいな勉強するところもあった。その他、もろもろ鐘楼とか仁王門とかたくさんあったでしょう。南大門、東大門、いろいろとあったと思いますが、私は昔のものを見ていると、ああ、石岡でもこういうところが復元できたらなといつも思うんです。どんなすばらしいまちになるんだろうと。それがために周辺道路もよりよくもっと整備されるはずだと思いますし、それから関東一円からも石岡にたくさんの人が訪ねてくるはずであります。茨城県の古代のロマン、こういうものを求めて、市民は勉強方々、そして年寄は年寄で生涯学習と思い込んで、人それぞれの思いで見に来たり、あるいは勉強したりするはずでございます。
この問題については、ことがことであります。膨大な予算が、恐らく石岡市の年間の予算を大きく上回るほど、私は多分200億を超えるんじゃないかと思う、ですから、これは石岡市ではとてもできる事業ではない。だけれども、茨城県は年間1兆円近く、そのような予算を持つ自治体です、茨城県。その中の200億程度ですから、私は県の事業としてやれば、常陸国分寺の復元は可能だと、このように思います。茨城県の事業としてやっても一つもおかしくない事業だと思います。石岡にあるから、水戸じゃないからといっても、水戸はたかだか7世紀にしかならないわけですね、歴史の表に出るようになって。石岡はそれ以前から何倍も古い歴史を持ったまちであり、現在の茨城県の5分の4は昔の常陸の国であります。その中心地であった古代の石岡に、そのような大きな歴史的な意味を持つ、あるいは伝統的な文化というものを、もう一度日本人の心に、茨城県人の心に植えつけるという意味でも、私は、これは茨城県がやっても一つも不思議はない、おかしくない問題だと思います。石岡というところは、土を1メートルも掘れば何らかの形で奈良時代、あるいは飛鳥時代、あるいは、場所によっては大和時代、古墳時代の何か古い文化遺跡に突き当たるような、石岡は文化財の宝庫、宝のまちだといっても私は過言ではないと思います。これから石岡の年寄ばかりでない、あすの日本、あすの石岡、そういうを背負って立っていくような若い学生、まだ幼い子供、この子供たちのためにも、石岡にはどうしてもまちの誇りとして常陸の国の国分寺の復元というものをやらなければ、石岡は何も特徴のない、よく歴代市長が所信表明の中で必ず述べております、歴史と自然と文化が共生するまちだと、しかしこれをやらなければ、本当の意味での歴史と文化を兼ね備えた、重みのある、誇りの持てる石岡というものは考えられないと、私はこう思います。
でありますから、茨城県の事業でやってもらわなければならないのは、これは当然でありますが、私は、過去の因縁、いろんな怨念、こういうものを捨て去って、自分たち個人個人の思いは脇に置いて、そして歴史の里石岡というまちの誇りを胸に抱いて、私は熱意を持ってこれから市執行部を先頭に、石岡市民、あるいは石岡のいろんな団体とともに県にかけ合う、何度も何度も陳情する、県といってもいろんな部署がある、役人ばかりではない、もちろん政治的な駆け引きもありましょう。この問題でも、石岡からは、茨城県の県議会議長も現在現職として就任しておるわけです。いろんな政治的な問題はとにかく脇へ置いて、こういった5万2,000余の市民が、そして茨城県の28万の県民が共存共栄できるような、ともに喜べるようなこういうものに向かって交渉して、何とかものにしなければならないと思います。
この問題では、いつも何かありきたりの答弁でございますが、私は、これはもう何度でもやります。市長はやる気がない、執行部はやる気がないというのであれば、私は何らかの形で市民に呼びかけて、いろんな各界各層、そういう人に呼びかけて、私は私なりの考えで運動して、そして最後には石岡のいろんな市民の人が私の頭を踏んでもう先へ突っ走ってくれて結構なんです。このぐらいの気概を持ってやらなければ、石岡の歴史と文化、こういう課題を持ったまちというのは、意味がない、単なるお題目を唱えただけのつまらないまちになってしまいます。よその県でもちゃんとあるんですね、県の事業として。県都、つまり県庁所在地でなくても、県が本腰を入れて大きな事業をやったところは、日本全国にたくさんあります。ですから、どうかこの問題では、議会の皆さんも含めて真剣に考えていただきたいと思います。
次に移ります。3番目の旧市街駅周辺の整備問題についてであります。
この問題は、大きく分けると橋上駅、それから駅周辺の駐車場ということでありますが、橋上駅についてですが、一昨年ですか、委員会の席上、石岡駅の橋上駅のプラン、その図面をA案、B案と見せていただきました。そのとき見た限りでは、石岡の歴史上、いろんなイメージが合うようにということで、何かスキー場のゲレンデみたいな屋根をした、そういう建物みたいなものを覚えておりますが、この問題で、既にもう石岡市なんかよりも早く実行したところもたくさんあります。中でも、この間もお話ししましたが、JR東海村の駅舎、橋上駅ですが、非常に具体的に、計画的に、きちんと収まりました。
ところで、石岡では、何度も聞きますが、今回、ちょっとしつこく聞きますが、橋上駅はいつからやることを考えているのか、実行することを。具体的に、例えば東海駅の橋上駅、執行部の方も、見に行っている人もおるそうでございますが、昭和63年6月に初めて茨城県企画部交通産業立地課と打ち合わせをしたんですね。その後、すぐその月に橋上駅を持っているような、そのときは藤代、牛久ですか、こういうところへ視察に行ったんですね、役場の説明を聞いて、現場視察をして。それで、昭和63年の10月、期成同盟会というのを発足させたんですね。その後、平成2年の7月、橋上駅舎化基本計画調査報告というものが確認されたんですね。それからあとまだ施設等もありましたが、期成同盟会の幹事会で、基本プランについてもいろいろと経過確認等がありまして、最終的には、平成3年の7月だからちょうど3年前ですね、期成同盟会に対して、JRの東海駅の概略プランの説明があった、つまり、もう図面ができたんですね。石岡もおととし図面ができているんですね、大ざっぱですけれども、本当の青写真は見ていないのではっきりしたことはわかりませんが。この図式でいくと、もうプランがなされてから、図面が書かれてから2年半で供用開始になっているんです。石岡は、本当はもう供用開始になっていいはずなんですが、執行部ではどう考えているのか。現在、どこまで進んでいるのか、現在の進捗状況をここに出していただきたい。場合によっては、青図面も見せていただくかもしれませんが、とにかく発表していただきたい。役所というところは、深く聞かないとしらばっくれていて、隠していて、出さない、直前になってから出して、それでああだ、こうだ、いろんな批判が出たりなんかして、場合によっては反対されて否決なんてこともあるんだから、やはり事前に出して打ち合わせをして、議会側とも、そして一般市民にも、議会に出すということは、すなわちこれは一般の市民にも知らしめるということですから、なかなか出せない問題もあるでしょうが、差し支えのない限り、よほどの職務上困難が伴うということでもない限りは、私は発表してもいいんではないかと、こう思います。
橋上駅は、前にも言いましたが、東海村の駅は立派な駅なんですね、本当に。石岡の区画整理ですか、建設部の、もう何人かは視察に行ったようでございますが、そういう中で、私どもも聞いてきましたが、工事代金が16億余、その中で建物そのものは5億ちょっとなんですね。それで、どうしても予算上足りないものがあるということで、先ほど言ったような橋上駅の建設促進期成同盟会というものが2年間かけて自治省と協議しながら、しかも寄附を受ける行為についていろいろと相談しながら、金を集めて、その金額は4億円ですが、もうぴったり集まったと。よく勘違いされるんですが、原研があったり、動燃があったりするから、簡単に金が集まるんだろうということでありますが、そうじゃないんですね。原子力研究所も、動力炉燃料事業団、ここは1円も寄附は出していない。それからもう一つ大事なことは、村の役場で、公共事業を発注する場合に請け負う業者、こういうところからも1円ももらわないという方針で、この方針を貫いて4億円を集めたそうでございますが、寄附した企業、こういった要件は、たくさんのところから寄附を受けたわけでございますが、これは税務当局とも相談しながら、寄附行為でなされた額面については、損金で税務処理ができないかということでいろいろと協議しながら、国税当局とも何回も何回も打ち合わせしながら、控除されるように、そのような図り方をしたそうでございます。石岡でも、どの段階までそういう問題を含めてやっているのか、わかりません。我々に示していただきたいんですね。
それから、先ほどもう一つ抜けまして大変失礼なんですが、道路体系のことで、交通体系と申しますか、道路体系でもわかるんですが、一つ抜けました、石岡二高の正門の前、県道ですが、根当方面に向かっていきます。坂を下りていくとあそこに山王川が流れておりますね、小さな小川です。柏原池の方から流れているわけですが、あそこが非常に狭隘、車が2台通るというのは非常に難しいような、特に初心者のような方、あるいは女性の方、こういう方には非常に難しい場所だと思います。ましてや、あそこは小学校、中学校、そして高校生等も自転車や徒歩で通ります。ここは県道でありますが、県道であっても市が何らかの対応策を考えて、県との協議も必要であろうかと思うんですが、通行人等の安全ということで真剣に考えていただいて、一日も早く善処していただきたいと、このように思いますが、市長を初め建設部長等はどのような考えでおられるか。前にもこういう話が出ております。しかし、一向に改められた様子もございません。
以上、細々述べましたが、よろしくご回答のほどをお願いいたします。
以上で2回目を終わります。
43 ◯議長(小泉 彰君) 建設部長・平澤君。
〔建設部長・平澤光平君登壇〕
44 ◯建設部長(平澤光平君) 道路交通関係でございますけれども、まず第1点目の都市計画道路で4路線ほどご指摘がございました。この中で宮下・村上線でございますが、これにつきましては現在未整備でございます。ご存じのとおり筑波線から石岡小学校と市民会館の間を通って村上方面へ抜けるというようなことでございまして、計画路線になってございますけれども、非常に整備をしていくためには高度な手法が必要になってくるのではないかということで、現在未整備の状態になっております。
その次の別所・行里川線でございますけれども、これにつきましては、現在、西部地区の区画整理事業が進められておりますので、そういう中でできれば解決を図ってまいりたいと考えているところでございます。
3番目の若松・行里川線でございますが、これにつきましては、石塚線の県道部分におきましては泉町の部分等が抜けております。また、青柳さんのところの道路につきましては、一部整備が進んでいるということで、部分整備ということでまだ完全に区間整備が済んでいないという状況でございます。
それから停車場・元真地線は、八軒道路を真っ直ぐ抜けるということでございまして、お寺さん、墓地関係等もございますが、路線が決定されております。これにつきましては、やる気があるのかどうかということでございますけれども、問題はどういう手法、現在の建築手法はいろいろとございますけれども、いろんな手法と財源等、そういうような問題、また地権者、家屋移転、いろいろな問題がございますので、この中で、先ほど別所・行里川線の例を申し上げましたけれども、そういう手法において解決できるところから具体化していきたいというように考えるわけでございます。
それから質問の関係で住宅街の生活道路の問題でございますけれども、これにつきましては、建築確認の折りのセットバック用地の受け入れということかと存じますが、指導して、その部分を寄附行為か何かでちょうだいできれば一番よろしいわけでございますけれども、それらが道路形態として続くというような形の中で、一つところだけではなくて、線形の中で全体的に取り入れられるというふうなことになれば、寄附を受け付けた部分については早速整備ができるかと存じますけれども、それ以外の方法で単独買収というふうなことになりますと、また問題がございまして、先ほどもご質問の中でございましたけれども、行政指導というふうな中でもっと強力な方法がないのかということでございますが、法律的な問題で行政指導等のミスマッチというふうなことも生じるかと存じます。一番先には、地権者の協力というふうな体制で寄附または買収に応じるというふうな形で取り扱っていければ幸いだと思いますが、建築確認の折りには、こういうものについてはご協力いただけるかどうかというような確認を今後やってみたいというふうな形で、担当の方ともこういう問題を協議してみたいと思います。
それから特定行政庁の問題で久保田議員さんの方からも過般ご質問いただいたわけでございますけれども、これにつきましては、今の建築課の中で技術者の問題がございます。ご存じかと存じますけれども、特定行政庁で建築確認を行う場合には、建築の指導主事を当然配置しなければならない。こういう資格を持った者をまず確保しなければならないという前提がございます。そういう問題をクリアするというような方向づけがなされなければ、なかなか難しい問題があります。ただし、石岡と同規模の市町村で行っているというようなことでございますので、この問題についても、担当課としては、現在、県内の状況等について調査をしているわけでございます。県内で現在のところで何市あるかということはつかんでおりませんけれども、ご存じのように水戸、日立、土浦、取手とか、この近辺の中でもやっているところがありますが、できるだけそういう問題について、専門職員の確保というふうなものとあわせて調査を進めているところでございます。
それから交通体系の問題でございますが、石岡二高の前から山王川の方ということでございますが、ご指摘のとおり県道の石岡・小塙線ということでございまして、山王川のところが狭隘であるということでございますので、これにつきましては、当然、県道拡幅整備の計画も、土浦土木でどのような具体的なものを持っているかどうかわかりませんけれども、この問題については、早速土浦の土木事務所の方と担当課と協議をし、お願いをしてまいりたいと思います。
以上でございます。
45 ◯議長(小泉 彰君) 市長・木村君。
〔市長・木村芳城君登壇〕
46 ◯市長(木村芳城君) 二高先の県道につきまして、ただいま建設部長の方から答弁をいたしましたが、私の方に、石岡二高の関係者並びに校長先生が来まして、県道でありますので、県の方にもお願いをしてきましたと。しかし、市のものも関係しますので、市長さんの方にもお願いしておきますので、拡幅並びに関係の道路についてよろしくお願いしますと、こういうようなごあいさつがありましたものですから、今後、ただいま部長がお話ししましたようなことにつきましても、県の方に問い合わせながら努力してまいりたいというふうに考えております。
47 ◯議長(小泉 彰君) 参事・佐藤君。
〔参事企画電算担当・佐藤方彦君登壇〕
48 ◯参事企画電算担当(佐藤方彦君) 石岡橋上駅建設促進期成同盟会に関する件についてお答え申し上げます。
まずこの協議会の目的でございますが、これはJR石岡駅を橋上化するための強力な運動を推進するということが目的でございまして、その目的を推進するために、事業として、橋上駅促進のための請願、陳情、それから関係機関との連絡調整をするというようなことから発足をしたわけでございます。
それで、構成町村でございますが、石岡市、八郷町、美野里町、小川町、千代田町及び玉里村で6市町村でございます。
委員でございますが、市町村長並びに議長及び議会議員、それから地元関係者より市長もしくは町村長が推薦した者というようなことで構成されております。
それからこの協議会の開催でございますが、元年8月22日に同盟会を発会して以来、平成3年7月29日まで6回ほど開催をいたしておるところでございます。そしてその中でJR東日本に対する陳情、あるいは県、それから先進地の広島、あるいは京都等の橋上駅の視察、それから基本計画の調査というようなことをいたしたわけでございます。
それから期成会の役割でございますが、一応、橋上化の機運を高めるというようなことで、現在のところ橋上化のための動機つけに苦慮しているところでございまして、今後、こういう課題を解決していくことが最大の問題ではないかと、このように理解をいたしておるところでございます。
それから予算でございますが、予算は6市町村ございますが、人口に応じて1人当たり20円というようなことで負担をしていただいて事業を進めてまいったというようなことでございます。
以上でございます。
49 ◯議長(小泉 彰君) 5番・上野榮一君。
50 ◯5番(上野榮一君) まず石岡二高下の山王川にかかる橋のところ、本当に自分で車で行けばよくわかります。相手、向こうから車が来た場合、ちょうど橋の上で出くわした場合には、だれもが一時とまらざるを得ないような幅員ですが、ここ、市長、どういう頼み方をしてきたんだかわからないけれども、要は、今大きい事故が起きないからいいけれども、事故が起きてからでは間に合わない、今までなぜ放っておいたのかなと思うくらい、今まで私が車で走るときは前方から来なかったからぴんとこなかったんですが、車が向こうから向かってこないから、たまたまちょうど橋の上でぶつからざるを得ないような、そういうときが2回続けてあったので、やっと今になって私は気がついたんですが、よく今までこういうところを放っておいたと思うような非常に危ない場所なんですよ。とりあえず道路とか橋とか、そこの部分ですよ、ほかをやってくれとは私は言っていませんからね、ほかのことはわからない、あそこだけが特に危ないと思って、私でさえも危ないと感じたんだから、二度ほど、最近、とりあえずできるまでの間、橋が整備されるまでの間、万が一そういうことになったら大変なので、道路運送車両法、この第4条にこういうことがあるんだね。公安委員会の交通規制、委員会は道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、または交通公害、その他の道路の交通に起因する障害を防止するため、必要とあると認めるときは、政令で定めるところによりということで、云々あるんですよ。そういう中で信号機を設けなさいとか、あるいは車両等の一方通行、その時間帯によって禁止とか、そういった交通規制、あるいは道路標識をもっと目立つようにして、何らかの形であそこで事故が起きないようにしなさいということができるわけですから、できるだけ早い時期にあそこを整備して、安心して自転車、歩行者が通れるように、車も当然ですが、こういう危険防止のことは早めにやっていただきたいと思います。
きょうはこのぐらいで、今の3回目の質問は要望にとどめますから、以後、よろしくご検討していただいて、すぐ仕事にかかっていただけるようにお願いいたします。
51 ◯議長(小泉 彰君) 本日はこの程度をもって散会いたしたいと思います。
次回は明6月16日定刻より本会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。
午後5時11分散会
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